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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2015.10.23【Vol.1283】

神楽坂界隈

神楽坂界隈

早稲田道が外堀通りを横切ると神楽坂。昼時は歩行者天国に変わり、時間帯で車の通行方向が変わります。喧噪な表通りから横道に入ると静かな佇まいを見せます。
その昔、神楽坂芸者を抱えた花柳界の地です。庶民的なお店、自分に対するご褒美で容認できるお店に敷居が高いお店があります。情報によると若き頃は振り返りたくなる女将だそうで、何時か訪れたいと思います。

神楽坂界隈

北陸新幹線が開通し喧噪との金沢。京料理人が修行する加賀料理。新幹線に乗らずして加賀料理が味わえると暖簾を潜りました。出迎えて頂いたのはマッサンのエリー似の青い瞳の仲居さんでした。

神楽坂界隈

最初ですから限定10食のお楽しみ膳(2,900円)を奮発しました。
料理は上段右から豚の角煮・磯巻き玉子・フグの唐揚げ・中段右より海鮮コロッケ・昆布の佃煮・メカジキフライ、下段右からカレイの西京焼・サンマのまんねん煮・マグロとタイのお造りでした。ご飯は鯛飯。デザートはアロエヨーグルトのレモンゼリーかけでした。

神楽坂界隈

飯田橋迄小径をブラブラ。意外なところに八百屋がありました。取りそろえる品物は確かでチョイト不足した時に飲食店から注文が入ります。

神楽坂界隈

坂道に閉口する飯田橋・神楽坂界隈。外堀通りを町の便利屋さんが通ります。
御用聞きも大変ですね!

神楽坂界隈

女性に人気の久露葉亭を訪れてみました。案内された部屋は和室のテーブル席。ビジネスらしき男性2人組、男女組、女性2人組と昼餉を楽しんでいました。
後に入れ替わって親子らしき組。学校は?そうか!今日は都民の日。公立はお休みですね!
隠居人、この年で味わう久露葉亭。幼き頃より味わえる事に嫉妬しました。

神楽坂界隈

蒸籠蒸し御膳「神楽」(税別1,500円)を選択。料理の点数が少ない「筑土」(税別1,000円)もあり、その代わりとしておばんざい食べ放題(税別300円)と合わせると良き雰囲気になります。
蒸し蒸籠に入っているのは岩手県が誇る岩中豚を塩ポンズまたは山葵タレでいただきます。
野菜も在来種が人気。牛も豚も銘柄肉として羅を競います。岩中豚美味しゅうございました。

神楽坂界隈

犬も歩けば棒に当たる。小径を行けばアンティーク陶器のお店に遭遇。
急峻な階段を注意深く上がれば所狭しと並んでいます。品揃えをしていたのは仏国のお姉さんでした。高台の裏に釉薬がかかっていますから時代は新しい猪口(税抜き500円)。昭和初期でしょうか?早稲田蕎麦友に教わりました猪口の使い方。つい目が行ってしまいました。
小皿左は江戸中期または後期でしょうか?右はもう少し時代が新しいようです(各税抜き400円)の安さです。良心的な値付けのお店でした。

神楽坂界隈

近代的な外観の來経(きふ)。入り口に盛り塩があるから入り口なのでしょうね。
通された部屋は8席のカウンター。他に個室があるようです。
織部の器に入れられた先付けは舞茸を煮浸しして明石鯛で挟み、すだちジュレがかかっています。良き仕事です。

神楽坂界隈

カウンター正面に包丁が飾られており下段に鱧切り包丁が鎮座しています。
名残の鱧を骨切りしてブロッコリーを色合いとしてトマトドレシングがかかり、ミョウガで飾られていました。イタリア国旗の配色ですね。何時頂きましても美味しい鱧でした。

神楽坂界隈

黒七味を添えた恵庭うどん。海苔と桜エビの掻き揚げが乗せてあります。
讃岐風のお汁にすだちが爽やかさを添えています。温泉卵も好みでした。

神楽坂界隈

最後のデザートは阿波和三盆の蜜を掛けたプリンにピオーネが添えられています。
黒蜜と異にして穏やかな甘さが濃厚なプリンを邪魔しませんでした。
全てを胃に収め支払額は(税込み2,000円)。月毎に変わるメニューに出かけたくなる美味しさでした。

隠居人 田口由明

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