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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2013.10.25【Vol.1015】

山葡萄ジャム作りは圧力釜を使用せよ!

山形産山ぶどう

神楽坂毘沙門天の門前に市が立っていました。覗きますと山形産山ぶどうがありました。
得難い材料ですね!500g入りを2パックぶら下げてきました。
同じブドウ科に野ブドウ(馬ぶどう)があり食用に向かないのですが、薬効は(1)鎮痛作用(2)利尿作用(3)消炎作用(4)止血作用(5)解毒作用(6)血流改善作用(7)抗腫瘍の作用があると言うのですが。 その実は紫陽花のように色味が変化し綺麗です。

種

小振りの実を房から外しました。野生種なので種が多いですね!種を外すのは大変です。
山ぶどうジャム作りを検索しますと種を除くに苦労をしていますし、果皮が固いようです。
巨峰ジャムの時と同じように圧力釜を利用しました。
但し、懸念が無かった訳ではありません。圧力を掛けることで種がどの様に変化するかでした。万が一柔らかくなった場合が問題なのです。
グラニュー糖300gを加え5分の圧力を終えた状態です。果皮は柔らかくなりました。
種迄は柔らかくなりませんでした。一安心です。

ちょいと横道ですが、レスベラトロールと言うポリフェノールが赤系ブドウの果皮に多く含まれているのです。天然の抗酸化物質で血小板のねばつきを軽減し、弾力ある血管を保つのに役立つことが分かっているようです。通常果皮は食べませんね!果皮毎ジャムにすればレスベラトロールを摂取できます。美肌効果・細胞(肌や唇)を若々しく保つ効果・老化を防ぐ効果・メタボリックシンドロームを予防する効果が本当にあるのか?知りたいところです。

果皮

種を取り除くには出来るだけ果皮を粉砕したい。でも種まで粉砕してしまえば口当たりが悪く台無しになります。ハンドブレンダーを長く使用せず、細切れにONして果皮を粉砕しました。

裏漉し

金笊で裏漉して種を除きます。

裏漉し

煮込みましたのより裏漉しは楽と思いますが、果皮の粉砕不足で若干残りました。
検証としては、もそっと圧力(後2分程)を掛けた方が宜しいと思います。
手持ち材料がありません。次回の課題でしょうか?

リンゴ

山葡萄は酸味が強いのでリンゴを加え穏やかさを求めます。レモンは酸化防止用です。

摺り下ろす

レモンは俎板の上で圧を掛けながらゴロゴロ転がしますと果汁を沢山得られると蕎麦仲間から教わりました。リンゴは摺り下ろして見ました。リンゴは2個入れても良さそうでしたね!リンゴはペクチン豊富ですので粘度を増すには良い材料ですね!

カラスウリ

巨峰ジャム作りと同じで、ある境で粘度が急速に出ますね!指先に伝わります木ベラに伝わる感触を見極める事が重要です。
果皮を裏漉しすることで果汁のみよりポリフェノールが豊富になり、歩留まりが宜しいですね!
山葡萄は作りたてより、時間が経過した方が風味とコクが出るようです。手元に一瓶残しましょうかね!
相模原市根小屋の藪で見つけたカラスウリをアクセントに撮影してみました。
このカラスウリ綺麗ですので庭木の中に飾りますと知らない方が多く「なな~に!」と度々聞かれるようで愚妻に飾らないでくれと言われます。

隠居人 田口由明

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