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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2015.09.18【Vol.236】

曼珠沙華(彼岸花)を撮ろう

曼珠沙華(彼岸花)

曼珠沙華(彼岸花)

曼珠沙華(彼岸花)

鮮やかな赤色が特徴的な曼珠沙華。季節の花として有名で、撮影される方も多いのではないでしょうか。

公園内に群生しているものから、土手やあぜ道、線路脇などでも見かけることができます。分布は全国で見ることができるようですが、開花時期はそれぞれ異なるのでしょう。降水量や気温に影響され、おおよそ秋分の日前後に見ごろを迎えるようです。例年季節の花ということで撮影を行うのですが、満開のタイミングが案外難しく、キレイに咲いている期間がせいぜい5~7日ぐらいなのではと思っています。

実際の撮影では、広角レンズで真っ赤な絨毯のように敷き詰められた曼珠沙華を狙ってもいいでしょうし、単体の花をマクロや望遠レンズで見せてもいいでしょう。個人的には、放射状に広がる独特の形状が面白いと思いますので、ボケや多重露光などを使用したクローズアップで狙うことも多いです。

また曼珠沙華の持つ赤色の表現が難しいので現像時にWBを細かく設定しなおすようにしています。ボケや多重露光で狙った場合は少し柔らかい雰囲気を狙うために露出をわずかに明るく設定、日陰や夕方のライティングの場合は色をしっかりと表現できるようにアンダーで撮影するようにしています。

この先見ることのできる曼珠沙華。わずかな満開のタイミングを狙って一度撮影に出かけてみてはいかがでしょう。

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