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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2014.09.26【Vol.186】

サボテンを撮影する

うちわサボテン

小さな花をつけたサボテン

少し黄色が強い金鯱サボテン

メキシコを中心に、北米西海岸から中心部、中南米太平洋側に多く分布しているサボテン。

観賞用としても、広く普及している植物です。適切な水やりを行えば、少ない水でも育ち、白やピンクの小さな花を咲かせるサボテンもあるようです。

無数のとげがあり、球状、筒状、葉状などさまざま形はユニークそのもので、撮影していて楽しい植物の一つです。色は明るい緑色のものがほとんどです。サボテンのカタチそのものの面白さもありますが、それらの模様やとげの様子などのディティールに注目して撮影してみると良いでしょう。数センチ程度の小型のものは100mm程度のマクロレンズがあると便利ですが、50センチぐらいの球状のものであれば標準ズームレンズで十分撮影できます。

屋外に展示されるサボテンもあるのですが、温室などの環境で育てられているものもよく見かけます。ガラス張りで、日光が程よく全体に当たる環境=外光が強く当たる部分もあるので、明暗のコントラストに気をつけましょう。また、サボテンによってはその緑色が上手くカメラで再現されないこともあります。ややアンダー目で撮影すれば当然色は濃くなりますが、全体的に暗い写真にもなりかねません。日のあたる時間、角度で異なる色温度(WB)を上手く調整することで、最適な緑色を見つけます。撮影時には再現できなくても、画像処理においてWBのパラメータを動かすことでキレイな緑色を出すこともできます。

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