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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2014.05.02【Vol.165】

飛行機を撮影してみる

離陸時

見送り

流し撮り

趣味性も高く、ジャンルがハッキリとわかる乗り物の撮影は人気が高く、男女問わず愛好家が多い被写体です。とくに鉄道、航空、車と大きく分けることができ、そしてそれらのジャンルから被写体をより細分化して撮影していくこともできます。乗り物そのものの記録としての写真、乗り物を絡めた作品としての写真、いずれの撮り方にしても、写っている被写体、テーマがハッキリとしているので伝わりやすく、初心者でも気軽に撮影できる被写体でしょう。奥が深い被写体であることはもちろんで、専門知識が必要とされることもあるかもしれません。が、まずは撮影にチャレンジしてみましょう。乗り物のなかでも、比較的安全で移動が少なく、撮影しやすい被写体である航空機の撮影は初心者にもおすすめです。

空港には必ずと言っていいほど展望スペースが設けられています。駐機しているものから滑走しているものまで数多くの飛行機を一度に見ることができる空港は絶好の撮影スポットです。航空無線を聞いて次に離着陸する飛行機をあらかじめチェックすることもできるようですが、飛行機にも鉄道同様時刻表があり、また離発着が集中する時間帯を調べておくといいでしょう。70-200mmにx2のテレコンバーター+APS-Cサイズデジタル一眼があれば滑走路の遠く先にある航空機や降り立つ航空機を狙うことが出来ます。そのほか、空港での作業(荷物、貨物の積載や燃料補給作業など)も撮影しても面白いでしょう。

そして滑走路と平行した位置で撮影できるようでしたら流し撮りにも挑戦してみます。滑走中のジェット旅客機の速度はその重量にもよりますが300km程度になるものもあるようです。ただし、撮影ポイントからはかなり離れているので、実際よりはゆっくりに見えます。動いている飛行機に合わせてカメラを動かしていき、その最中にシャッターを切る。高速シャッターですとブレの心配が減る代わりに、背景をキレイに流すことができません。1/30、1/15などのスローシャッターを使うことで背景を流すことができます。カメラの横の動きにより背景をブラすのですが、そのときカメラが上下動してしまうとブラしたくない飛行機がブレてしまいます。経験とテクニックが必要ですが是非挑戦してみてください。

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