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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2014.09.26【Vol.1145】

無花果&マンゴージャム作り

無花果

時間帯によりますが、マメに見回れば出会いが待っています。
今日は無花果4パックです。ジャムにするに熟度が申し分ありません。
単独でも美味しい無花果ジャム。ドミニカ産マンゴーと合わせる事にしたのです。
ところが、後に愚作になるかと思う程食味が散々だったのです。

皮

皮を剥き半分に切りましたら、2個が内部の状態が良くありません。
破棄の憂き目に。。。状態から判断すると収穫時から問題があったようです。
皮を含め破棄した重量が594gで総重量が1566gでしたから、実質972gになってしまいました。

455g

マンゴーは455gで皮と種が110gでしたので実質果実は345gになりました。

味わってみました

無花果と合わせる前に相性は如何なものかと味わってみました。マンゴーの風味が勝りましたが不味くはないようです。
それにジャマイカ産は繊維質がきめ細かいように感じます。

塩梅

最初無花果もマンゴーも糖度が高かったので30%の甜菜グラニュー糖を加え様子を見たのです。首を傾げる甘さでしたので、新たに10%増量し合計40%となりました。
この辺りを塩梅と申すのでしょうね!

アク

黄色いアクはマンゴーから湧き出たと思います。雑味になり得ますので丁寧に掬います。
また、画像ではそれ程でもありませんが、マンゴーの黄色い色となり、このまま仕上がりますと食欲の沸かない色となりそうです。其れに後味として渋味が強く残り美味しくありません。この渋味はどちらの素材から出てきたのか?
以前無花果ジャムを作った時は問題ありませんでした。犯人はマンゴーかと思います。
生食では感じ得ない渋味は加熱に起因するのでしょうか?
ここで一つ一つ問題点を解決することにしました。食欲の沸かない色はレモン果汁を加えて無花果の変化に期待することにしたのです。結果、良き色へと変わってくれました。
最大の問題点は渋味です。このまま仕上げて寝かせることで解決するのか?判断できないのです。
そこで、白バルサミコ酢を小匙1杯ずつ加え、味見をしながら都合3杯加えたのです。気持ち緩和された気がします。効果の程は分かりませんが、結果良し、と言うことにしましょう。

渋味

無花果とシナモンは相性が宜しく美味しく仕上がります。香り付けに小匙2杯を加えました。風味付けに梨ブランデー大匙2杯も加えます。
味見を致しますと甘さの中に若干の渋味を感じました。
ジャムは酸味がある方が美味しいですね!最後に2個のレモン果汁を加えて味を調えました。
又、両素材とも食物繊維を含みますので水分の飛ばしすぎに注意が必要でした。

完成

煮沸消毒した保存瓶に詰め脱気して完成です。
若干残りました渋味は馴染ませれば消えるのか?4~5日後が楽しみでもあり期待します。
Webで無花果と他の果物のコラボは見受けられましたが、マンゴーとのコラボは見つけられませんでした。「無花果&マンゴージャム」犠牲者は誰になるのでしょうか?

使用した材料
いちじく果実のみ:972g マンゴー果実のみ345g 甜菜グラニュー糖520g
白バルサミコ酢:小匙1/4を3杯 シナモン粉:小匙1/4を2杯 梨ブランデー:大匙2杯
レモン果汁1個分(途中の色出し用) レモン果汁2個分(仕上げ用)

隠居人 田口由明

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