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四季の自然 Vol.2

雨を撮る

しっとりした雨の質感を暗さの中で表現する

ステキに撮る
3つの
ポイント

  1. 雨は暗い背景で撮る
  2. 晴天に比べて暗いのでぶれないようにしっかりカメラを持つ
  3. 水滴には向こうの風景が映し出される

マクロモードで窓にピントを合わせる

マクロモードで窓にピントを合わせて雨粒を撮ると、雨粒にぼんやり背景の柵が映り、面白い効果が出る。ここでは窓まで30センチくらいのところで撮っている。

シンプルなパターンを背景にする

水滴には水滴の向こう側の風景が映し出される。映し出されたときに違和感のないようなシンプルな背景を選ぶこと。ここではぬれて黒っぽくなったブロック塀とその手前にある白いペンキ塗りの柵を背景にすることで、白と黒のストライプが水滴に映し出されている。

雨のしっとりしたイメージを活かすためにマイナス補正

雨の日のちょっと薄暗いイメージを出すには、マイナス補正して撮る。この写真はマイナス0.7補正して暗めに写している。

撮影状況

車の運転席から運転席側のウインドウにピントを合わせて撮影した。ウインドウから白い柵までの距離はおよそ1メートル。かなりの激しい雨でウインドウにたくさん水滴ができたので、その水滴を撮った。

CAMERA DATA

カメラ ニコンD80
撮影モード 絞り優先AE
絞り F2.8
露出 +1.7
ISO 200
WB 太陽光

レンガの上で跳ね踊る雨の軌跡は暗い背景で撮る

激しい雨だったので、レンガの上にたたきつけるように雨粒が落ちては水滴が跳ね回っている。この水滴の軌跡は白く写るため暗い背景を選び、感度を低くして雨粒の動きを撮った。

窓にピントを合わせてその向こうのアジサイを撮る

上の画像と同じ場所で助手席の窓を撮った。窓の外30センチくらいのところにアジサイが咲いている。ここでも窓にピントを合わせてアジサイはわざとぼんやりと見せている。

暗い背景と逆光で水滴をひきたたせる

光と影のコントラストが、水滴をより引き立たせる効果を生み出す。この写真は背後に山が迫った場所で、背の高い木に囲まれた庭で撮った。木立に囲まれたスペースで上からしか光が来ないところで、葉を下から見上げると水滴が透けて見える。

波紋を撮るにはコントラストのある映り込みが効果的

波紋や水面のパターンは、明るさの違う映り込みのある水面の、明るさの境界部分で撮ると形が際立って効果的。ここでは、池に落ちる雨が作る波紋の形を表現するために、木の間から空が映り込んでいるポイントを撮った。

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