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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2015.06.19【Vol.1240】

青森階上蕎麦打ち合宿(階上町編)

階上町編

冷涼と言うよりは寒さを感じました八甲田から下界に下りてきました。体温調整が間に合いません。休憩した道の駅奥入瀬で半袖に着替えます。
良く晴れて八甲田山の雄姿を望みます。
体験できませんでした山上の大パノラマは雨の奥入瀬と引き替えですね!両者を満たすのは難しい物です。

階上町編

大蒜畑が広がる中、R102からR45を走り、時間短縮を兼ね下田百石I.Cから高速に入りました。ここでマサカの坂が待ち受け、工事の為八戸北で降ろされてしまいました。
後はナビ任せ!時としてナビの案内に閉口します。紆余曲折がありまして予定時刻10分前に階上町わっせ交流センターに辿り着くことが出来ました。
階上町わっせ交流センター

階上町編

職員・町民に出迎えられ、多忙な中、浜谷豊美町長の臨席を戴き階上早生蕎麦への熱き思いを話されました。 在来種より選別された「階上早生」は粘りと香り強く寒さに強い品種です。
秋田の蕎麦友によりますと、他の品種は育ちませんのに「階上早生」は実りをもたらす程寒さに強いと言います。五穀に入れて貰えなかった蕎麦は日本の食文化なのです。

階上町編

立派な製粉室です。自慢の「階上早生」を挽き立て、打ち立て、茹でたてを味わえる原点です。

階上町編

明治7年晴山西光寺本堂で開講し、後に登切小学校と改称、平成22年歴史は幕を閉じました。遊びの場、学びの場は子供たちの高いオクターブの声は聞こえず、町民の交流場所へと引き継がれ、年間を通して体験蕎麦打ち講習会を始め味噌作り・豆腐作り等が行われています。遅い北国の新緑。葉すれが子供達の歓声に聞こえた気がします。
旅の主目的、新宿仲町たかさご店主が「階上早生」を十割蕎麦で模範打ち。蕎麦打ち合宿の始まりです。地元の新聞社からも取材に訪れました。

階上町編

隠居人、胸を痛めており捏ねる際の痛みに耐え、蕎麦切り迄終えることが出来ました。
けれども、手前蕎麦を味わうことが出来ませんでした。

階上町編

打ち上げた階上早生十割蕎麦を職員・町民に味わって頂きました。

階上町編

心づくしの料理が用意されていました。いちご煮炊き込み御飯・天然ホヤ・めかぶ・わらび・美味しい胡瓜の漬け物・もずくの味噌汁を用意して頂きました。
階上の海が育みます天然ホヤは格別であり、町民も朝早くから並びませんと味わえない逸品です。同じく雲丹と鮑を一缶に閉じ込めたいちご煮の炊き込み御飯は格別で御座いました。

階上町編

蕎麦に欠かせない山葵の栽培も試みとして始めたようです。

階上町編

お土産として階上町わっせ交流センター直売所で、野草茶・いちご煮・干餅・胡瓜を求めたのです。え~!胡瓜まで?そうなのです。都会で売っている胡瓜と違い野菜そのものの風味がして癖が無く美味しいのです。何が違うのでしょうか?階上町の気候風土が育むのでしょうね。厳しい寒さの贈り物、干餅(凍餅)は初体験です。

階上町編

歓迎された階上町わっせ交流センターでお世話になりました皆様に挨拶を致し三澤空港へ向かいます。
高速は通行止め、一般道で向かうしかありませんが、三澤までは思ったより近いようです。
主要地方道R42からR45へ、そしてR338と走り到着。途中冬の厳しさを物語る防風板の設置が見られました。元仏国蕎麦友さんは、前勤務地六ヶ所村に通う冬季の厳しさは生命の危険さえ感じたとFBでコメントしてきました。
空港内のラウンジで地元の食材を肴に旅の終わりを祝し麦酒で乾杯です。

階上町編

青森・弘前・八甲田・十和田と移動し、階上町の皆様には大変お世話になりました。
来月には風味を増します天然ホヤ、階上の美味しい数多ある四季の食材を味わいたい物です。有り難う御座いました。
蕎麦の町階上町にお出でになりましたら、是非とも手打ち階上早生を味わって頂きたいと思います。
迎えの飛行機が到着しました。程なく機上の人となり自宅に戻ります。

隠居人 田口由明


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