
2010.03.10
田口氏 近影
数々の雑誌へ執筆経験を持つカリスマカメラ修理人・田口由明氏のカメラ修理に関するコラムです。自ら考案した修理方法を惜しげもなく公開、中古カメラファン必見の内容となっています。
また、趣味の蕎麦打ちや家庭菜園などについての話題も掲載。独特の視点で捉えた、渋くて深い大人のひとときをお届けします。

1948年東京生まれの団塊世代。
1966年カメラのきむらに入社、修理部に配属される。
配属後、オリンパス光学・ニコンにて修理技術研修を受ける。
カメラ修理が趣味として確立されて行く中、良き相談元として、数々の取材を受け学習研究社「カメラGET」に「修理の手引き」を執筆、その後、成文堂新光社「おとなの工作読本」に「蘇れ:名機達」の修理記事を執筆し、自ら考案した修理方法を惜しげもなく公開して、日本の文化的財産であるカメラ保存の一翼を担う。
総集編「よくわかるカメラの改造と修理」は、バイブル的存在となっている。
その後、請われて池袋東武カルチャースクールの講師となる。
緻密な銅板画を描くイギリス人画家Grahamclarkeには共鳴するところがあると言う。
杉浦日向子著の「蕎麦屋に憩う」を片手に蕎麦友と蕎麦屋通いの途中、神楽坂にある「たかさご」の店主に誘われ十割り蕎麦打ちを始める。
そして、蕎麦打ちは蕎麦作りからと、親睦会の「たかさご会」設立に伴い入会し、都下檜原村での蕎麦づくりに参加。
2007年4月、修理部閉鎖に伴い日本橋店中古売り場へ異動。
2009年4月、統合によりカメラのキタムラ日本橋店中古売り場担当として活躍する。
「へぎ」を辞書で調べますと
へぎいた【折ぎ板】 杉・檜(ひのき)などを薄く削って作った板。折敷(おしき)・折り箱などを作る。
へぎ。 へぎ‐おしき【折ぎ折敷】へぎ板で作った角盆。へぎ。
蕎麦を盛る器から「へぎ蕎麦」と呼ばれれる様です。
京橋にあります「山形田」で出てきます蕎麦も「へぎ」に盛られています。
けれど呼び名は板蕎麦です。
新潟館でへぎ蕎麦のイベントをやっているよ、と蕎麦好きの友より携帯にメールが届きました。新潟館は日本橋三越の向かい側にあり、始終新潟の物産等を紹介しているのです。
折角、連絡頂きましたので昼休みに出掛けました。手打ちの実演は、打ち手が休息に入っているとかで見られず、乾麺のへぎ蕎麦を試食。
翌日、再度出掛けまして蕎麦打ちを見学致しました。
打ち手は 十日町市 で蕎麦店を経営している「田麦そば」の店主でした。
日本橋:にいがた館NICOプラザ#2のイベント情報は、下記へ
http://www.nico.or.jp/nihombashi/
6月17・18/19日の「えちご長岡観光物産フェアin日本橋・にいがた館」は見逃せないかも知れません。
2008年の開催時は、地酒と栃尾の油揚げ。涎が出ますね。(あぶちゃんが必要かも)
間近になりましたら内容チェックが必要ですね。
丁度、昼時の混雑が収まった時間帯でしたが、多くのお客様で賑わっております。
石臼も鎮座し、雰囲気を盛り上げています。
新潟のへぎ蕎麦は、紅藻類フノリ科フノリ属の海藻を繋ぎとして打ちます蕎麦です。
日本全国の海岸で広く見られ、2月から4月頃が漁期のようで寒いほど風味がよいとされています。
折角、生を打ち上げているのですから注文できますかと尋ねると「昼時は混んで迷惑を掛けるから。。。」との答えでした。昨日も来たのだから食べたいと押し切ってしまい300円を払い戴いちゃいました。量的に足らないのでもう一枚と即すと「一人一枚ですよ」で、コンビニのおにぎりを頬張りました。
笊の右上が乾麺の試食です。食べ比べますと一目瞭然、生のが旨い。
細目でツルツル。仄かな磯の香りは美味しゅう御座います。
試しに350円也で購入し、試してみることにしました。
ふのりの記憶を紐解きますと食べ物とは思っておりませんでした。
漆喰の強度を増すために混入していました。大鍋でふのりを煮詰める際に異臭が立ち込めていたのを覚えています。
又、母が着物を解いて洗い張りに利用していた記憶があります。
その為に「布糊」の字を当てています。
時は移り、ふのり(布海苔)は食材に位を上げたようですね!
そう言えば刺身のつまとして添えられていた赤い海藻がふのりだったのですね。
ふのりの粘性は糖質であり、抗がん作用があるとか、血中コレステロールを下げるとかの効用ありの見解があります。
食物繊維が豊富でミネラルを多く含みます。近年、ダイエット食品・健康食品として注目を集めています。
ヨモギは薬草であり、ふのりを含めて打ちます変わり蕎麦は、薬膳蕎麦と言えますよね。
薬膳蕎麦と謳えば若い女性で賑わうかも知れません。
日本橋店中古売場 田口由明