ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー
3人の子供をそだてる主婦でもあり、カメラマンでもある山岡麻子さんが、写真の撮り方をカメラ初心者の方にもわかりやすく丁寧に教えてくれます。
今撮った一枚が10年後には大切な思い出の写真になっているかもしれませんよ。
はじめまして山岡麻子です。3人の子供をそだてる主婦でもあり、カメラマンでもあります。
右手で写真を撮りながら左手で子育てをし、右足で原稿を書きながら左足で家事をする生活…
なんてほどではありませんが子持ちの主婦は忙しい。
皆さんもそれぞれ忙しい日々を送っていることでしょう。
でもちょっと手を止めて一枚写真を撮ってみませんか。
いつも「みんなもっと家族の写真とか撮ればいいのに」と思っていました。
今撮った一枚が10年後には大切な思い出の写真になっているかもしれませんよ。
1967年神奈川県生まれ。東京工芸大学写真工学科を卒業後、カメラ部品メーカー勤務後アシスタントを経て独立。
現在3児の子育てをやりながら撮影と執筆活動を展開中。
地元の浜をさまよいつつ海の写真を撮っている。
[ 著書 ]
デジタル一眼レフこんな写真が撮りたかった(日本実業出版)
PHOTO LESSON(山と渓谷社)など
先週にひきつづき新緑です。今回はPLフィルターを使ってみましょう。
風景写真を撮る人にとってとPLフィルターはとても便利なアクセサリーです。
プロの風景写真家さんは自分の持っている」すべてのレンズのぶんだけPLフィルターを買って、
すべてつけっぱなしにしている」という人もいるくらいです。
いろいろな効果が楽しめるPLフィルターですが新緑を撮るときの使い方を一つ紹介します。
作例(1)はフィルターなしで撮った写真です。手前の新緑はきれいな明るい緑色ですが、この日は曇天で空は一面、白っぽいべたっとした雲に覆われていました。一見そのようには見えませんが、その白い空の色が葉の表面に反射して、葉の表面の色が本当の葉の色よりも白っぽくみえています。
そこでPLフィルターをつけて撮ったのが作例(2)です。まずはレンズにPLフィルターをつけてファインダーを見ながらフィルターの前枠を回転させて偏光板を回します。葉の反射が消えるところを探して、シャッターを切りました。作例(1)と作例(2)を比べてみると、作例(2)の葉の色のほうが本来のあざやかな緑色になっているのがわかると思います。
PLフィルターを使うときには一点注意が必要です。PLフィルターは「一部の光をカットする」フィルターなので、光がカットされたぶんだけカメラに届く光の量は減るということです。要するに暗くなるということなので、そのぶんシャッター速度が遅くなりがちです。最大2段分くらい光量が落ちる(例:フィルターなしなら1/250秒でもフィルターありでは1/60秒くらいになってしまう)のでブレに気をつけなければなりません。PLフィルターを使うときはシャッター速度がいくつになっているか気にしながら撮りましょう。場合によっては三脚を使ったり、ISO感度を上げてブレをふせぎます。
PLフィルターは劣化しやすいフィルターです。高温になる夏の車内などにおきっぱなしにすると劣化が早まってしまうので注意しましょう。劣化してくると、変な色カブリが出ることがあります。フィルターの中でもPLフルターは高価な方ですし、大事に使うようにしましょう。
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PLフィルターって?
PLフィルターは一言で言えば余計な反射光をカットするフィルターです。水面の反射をおさえて水中を見やすくしたり、窓ガラスの反射をおさえて中がクリアに見えるようにすることもできます。他のフィルターと同じようにレンズの前につけて使いますが、2枚の偏光板が重なっていて前側の偏光板が回転するようになっています。この、前側の偏光板をまわすと効果が強くなったり弱くなったりします。ファインダーを見ながらベストな効果が得られる角度をさがせばOKです。