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ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー

3人の子供をそだてる主婦でもあり、カメラマンでもある山岡麻子さんが、写真の撮り方をカメラ初心者の方にもわかりやすく丁寧に教えてくれます。
今撮った一枚が10年後には大切な思い出の写真になっているかもしれませんよ。

はじめまして山岡麻子です。3人の子供をそだてる主婦でもあり、カメラマンでもあります。
右手で写真を撮りながら左手で子育てをし、右足で原稿を書きながら左足で家事をする生活…
なんてほどではありませんが子持ちの主婦は忙しい。
皆さんもそれぞれ忙しい日々を送っていることでしょう。
でもちょっと手を止めて一枚写真を撮ってみませんか。
いつも「みんなもっと家族の写真とか撮ればいいのに」と思っていました。
今撮った一枚が10年後には大切な思い出の写真になっているかもしれませんよ。

1967年神奈川県生まれ。東京工芸大学写真工学科を卒業後、カメラ部品メーカー勤務後アシスタントを経て独立。
現在3児の子育てをやりながら撮影と執筆活動を展開中。
地元の浜をさまよいつつ海の写真を撮っている。

[ 著書 ]
デジタル一眼レフこんな写真が撮りたかった(日本実業出版)
PHOTO LESSON(山と渓谷社)など

ガクアジサイを撮るVol.271 2016年05月27日更新

先ほど天気予報を見ていたら番組の天気予報士さんが「今年は梅雨入りが早くなりそう」とコメントしていた。えっ?!もうそんな?と思わず思ってしまいましたが、そういえばもうすぐ6月なのだからそろそろ梅雨ですよね。いけない、梅雨入りする前に撮りたいものを撮っておかなければ。そして梅雨入りしたらアジサイも撮りに行こう、と決意したところです。今週はガクアジサイをしっとりとした落ち着いたイメージで撮ってみましょう。

とりあえず晴天の日は避ける

今回はガクアジサイを落ち着いたイメージで撮りたいと思います。本来はガクアジサイのほうがアジサイの原種に近いそうで、手まりのように咲くアジサイは人が人工的に作った種類だそうです。落ち着いたイメージで撮るにはできれば硬い光は避けたいところです。晴天の日向ではどうしても影がうるさくてアジサイをきれいに撮るのは難しいと思います。(作例1)晴れた日に撮影することになったら、なるべく日陰に咲いているアジサイを探すといいでしょう。

作例1晴天の日はNG

作例1晴天の日はNG

マイナス補正で、全体のトーンを落とす

落ち着いたイメージにするためにちょっとマイナス補正して全体のトーンを暗くしてみましょう。もともとアジサイは葉の色が濃いので、露出をカメラ任せにして撮るとどうしてもオーバー(明るすぎ)な感じになってしまいます。作例2はカメラ任せで露出補正なしで撮りました。花の色はとんでしまっていますし、葉の緑もちょっと白っぽく不自然な感じの明るさです。そこでとりあえず-1補正して撮ったのが作例3です。これは比較的見た目に近い色と明るさです。適正な露出になっていると言えるでしょう。しかし、もうちょっとトーンを落としたい、と思ったので露出補正を-1.7かけて撮ったのが作例4です。これは見た目よりやや暗い感じの印象です。こちらのほうがアジサイの色も濃く、写真全体も落ち着いたイメージになっています。普通は見た目に近い印象になる明るさが適正とされていますが、見た目通りでなくても撮影する人が伝えたいイメージにするために意図的に暗くするのも一つの方法だと思います。

作例2露出補正なし

作例2露出補正なし

作例3とりあえず-1補正

作例3とりあえず-1補正

作例4露出補正-1.7

作例4露出補正-1.7

暗い背景で花のインパクトを強く見せる

作例5は暗い背景の中、主役のガクアジサイを浮かび上がらせるように撮ってみました。白いガクアジサイが印象的に見えるように撮った写真です。このような効果を狙いたいときに大事なのは暗い背景を選ぶ、と言うことです。暗く沈んだ背景の中に白い花があるからこそ主役の花が引き立つのであって、ほかに明るいものや白いものがフレーミングに入っていると主役が引き立ちません。もちろんマイナス補正もしていますが、暗い背景を選ぶことと、よけいなものを入れないように注意してフレーミングすることがこのような効果を狙うコツになります。また、暗い背景と主役の大きさのバランスも大事です。このアジサイを画面いっぱいに大きくアップにしてしまうと背景の暗い部分のスペースが小さくなります。大きく撮るのもよいのですが、この場合はある程度背景の暗いスペースを見せる空間もあったほうがいいでしょう。

作例5暗い背景でアジサイを印象的に

作例5暗い背景でアジサイを印象的に

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