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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2017.02.10【Vol.1425】

Biometar 120/2.8 編(絞り羽根粘り)

Biometar 120/2.8

Carl Zeiss jena DDRの刻印がありますから東ドイツ製ですね。東ドイツ製は余り手がけませんが、携帯へSOSが入りました。ペンタゴンマウントで絞り羽根の動作不具合のようで取り敢えず送って戴いたのです。カメラ修理教室用の教材を面倒見て戴いており、何とか修復したいですね。

Biometar 120/2.8

手持ちのシリコン製治具のサイズがピタリと収まります。

Biometar 120/2.8

社名環・前群レンズ・後群レンズを分離します。

Biometar 120/2.8

押さえ環を外しましても絞り羽根室を分離することが出来ず、何とか油分を除去して作動するようにはなりましたが気持ちが悪いのです。

Biometar 120/2.8

Biometar 120/2.8

次の分解の鍵は?とヘリコイドを繰り出したり戻したりと観察をしました。
観察結果から機構的と材質色の違いから分離できるのでは?と思考し、赤丸部の3本のネジを若干緩めて思考が正しいかの判断を致します。
もしも3本ネジを抜いてしまった場合、間違いなら取り返しがつきません。

Biometar 120/2.8

ヘリコイドを近距離側にすると絞りカム環開閉部が現れました。2本のネジを外し分離します。

Biometar 120/2.8

絞りカム環開閉部を分離したことで押さえ環を外して絞り羽根作動環の分離に繋がりました。

Biometar 120/2.8

油分の湿潤がありました絞り羽根は1枚1枚洗浄したいですね。1枚ごとに洗浄でき気分が晴れました。

隠居人 田口由明


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