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修理人たぐちの徒然日記コラム・ギャラリー

2013.06.28【Vol.968】

北千住:五味鳥

飲み屋街

提灯に火が入りましてもおぼつかない時間ですが、小さなお店ですので早めの訪れが良いのです。正に飲み屋街ですね!

五味鳥

北千住の蕎麦友に案内されて席の確認を致します。早めの時間でしたがカウンターは埋まっていました。

蕎麦焼酎十割

趣味の蕎麦打ちは十割。飲むお酒も蕎麦焼酎十割です。
付け出しは甘めの梅の叩き。生野菜が欲しくなりますね!

レバー

先ずはレバーを注文。隠居人、四足のレバーを含み好まないのです。どうも、独特の鼻腔を刺激する匂いと食感が合いません。愛犬クイーポは大好物でトースターで焼き上がったチ~ンの音で俄かに落ち着かなくなり、早く寄こせと吠えるのです。蕎麦友曰く、一度召し上がれと焼き上がってきました。
人生初めてでしょうか?臭みもなく、柔らかく、美味しいですね!

カレーつくね

是非とも味わいたいカレーつくねです。カレーとの調合が絶妙でした。

カワ

カワですね!隠居人、もっとも苦手とする部位です。
何時ぞや六本木の「かぶいてそうろう」でもカワは避けて、蕎麦打ち仲間からカワを食べずして焼き鳥にあらずと言われた事があります。
カワの内側の脂のベロベロとした食感とタイヤチューブを齧っている食感がいけません。
北千住の蕎麦友が一度味わうべきと頼みました。
う~ん??丁寧な下処理と吟味された鳥なのか?舌に触れた時の不快感がありません。
今迄のお店とは明らかに仕事が違います。正しく中島誠之助の世界でした。

ナンコツ

ナンコツです。此方も違いある仕込みです。稀にですが綺麗に捌かれたナンコツを求める時があります。ただただ軟骨のコリコリを味わうのみでした。
画像のように軟骨を完全に処理せず身が付いています。身の美味しさと軟骨のコリコリの食感と相まって美味でした。

ネギマ

隠居人好みのネギマです。店により肉の部分にカワが付いてくる事があり閉口します。
そのような時は、手数でもカワを除ける作業が必要になります。

手羽

手羽です。先日の“ためしてガッテン”でお値ごろな手羽の調理法を放映していました。 問題は2本の骨が邪魔して食べにくい事です。その捌きにくさは鳥としての進化の過程にありました。空を飛ぶために羽根を持ち出し強い揚力を出すのに骨に軟骨が形成されたからです。この骨に着きました軟骨が邪魔をして安易には骨が捌けないのです。
安価な食材でこれさえ解決すれば財布に優しいです。番組の中で意図も簡単に骨を取り去っているのです。種は、その前の処理にあり、企業秘密でモザイクが掛かっていました。
では、来週と言うわけには行かないのがガッテンです。用意したキッチンハサミで軟骨を切り離す方法でした。為になります番組ですね!見逃された方はWebで過去番組を検索、参考にして下さい。

シシトウ

少しは野菜をとシシトウを味わいました。

玉葱

実は、北千住の蕎麦友に手土産致しました埼玉菜園産玉葱を焼いていただいちゃいました。
この辺は、行きつけの友の顔ですね快く焼いていただいたお店も人情身があります。
葱は加熱すると辛味成分が甘味にかわります。手前味噌ではありませんが、砂糖のような甘さと美味しさで良い出来になりました。

堪能

十分に堪能しました。それでも北千住の蕎麦友は、まだまだと申します。
訪れた日は休み明けの月曜日でした。休み明けでなければもそっと美味しいと申します。
隠居人の舌は其処まで見分けられません。見分けられないはずです。初めてのお店ですから。。。
またまた同じ放送局で申し訳ありませんが、居酒屋で唯一星を獲得した店主が話していました。安い料理だからと、手抜きするのは出来ないと。。。感激する言葉ですね!
堪能して暇を告げた飲み屋街は、人々を寄せ付ける提灯が輝きを増していました。

隠居人 田口由明

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