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お正月にみんなで一枚集合写真Vol.301 2016年12月23日更新

昔、「先生も走る師走」というキャッチコピーのコマーシャルがあったと思います。それくらい12月はみんな忙しいという意味のようでした。何のコマーシャルだったかは覚えていませんが「へ~、おもしろい」と思った覚えがあります。12月はだいたいどの業界も忙しく、あっという間にお正月が来る感じではないでしょうか。日本ではお正月は家族で祝うイベントというイメージがあります。実家に帰って普段なかなか会うことのない親戚に挨拶に行ったり、家族とゆっくり過ごす方も多いのではないでしょうか。今回はお正月のスナップを撮るときのヒントを紹介します。

みんなで集合写真を撮ろう

私の兄弟はそれほど離れて暮らしているわけではなく、それぞれ実家のある県内に住んでいます。それでもみんな働きながら子育てしていることもあり、全員が集まる機会はそうそうありません。子供たちにとって、お正月は必ずいとこ全員でいっぺんに集まれる数少ない機会になっています。そうするとたいてい「せっかく集まったんだからみんなで写真撮ろうよ」ということになります。お正月にいとこ同士みんなで撮る集合写真は、何気ない一コマではありますが毎年一枚撮っていくと並べて見たときに子供の成長がよくわかりとても楽しい思い出になります。

作例1料理も入れて撮る

作例1料理も入れて撮る

テーブルの料理も入れて撮る

大人数が集まるため食事はたいてい大皿料理で、それぞれが持ってきたおせちなどもたくさんテーブルに並びます。できれば集合写真を撮るときにテーブルの料理も入るようにフレーミングして撮るのがおすすめです。何人で撮るかにもよりますが、できれば手前にテーブル、その向こうに並んでもらって撮るといいでしょう。また、食事が終わってからでは料理を入れた写真を撮ることはできないので、食事の前のタイミングで撮ることも大事です。余裕があれば料理を人物の近くに並べるようにすると料理もたくさんフレーミングに入れることができます。
フレーミングするときに人物は頭の上の方の空間をつめて、画面下に料理が入るようにフレーミングするといいでしょう。集合写真はたいてい記念写真として撮ることが多いものです。その写真がどんな時に撮られたものなのかを説明する脇役を画面に入れると記念としてよい写真になります。ここではテーブルに並んだ料理がその脇役になります。後で写真を眺めたときに「あの時みんなで○○食べたな」と思い返すことができるようにちょっと画面に入れて撮ると楽しいと思います。

作例2横位置だと間が空く

作例2横位置だと間が空く

人数が少ないなら縦位置でも

作例2を撮ったときは3人の姪っ子に声をかけて撮りました。この時3人横に並んで撮ろうかと思ってのですがお姉ちゃんが後ろから動かないので縦位置でもう一枚撮りました(作例3)人数が少なく、テーブルの料理も一緒に撮ろうと思っていたので縦位置にして画面の下半分に料理を入れて撮りました。また、お正月のイメージを伝える脇役として姪っ子たちにはお年玉を持ってもらいました。集合写真といってもただ横に並んで撮るだけでなくちょっと工夫すると一味楽しめる写真になると思います。

作例3縦位置でバランスよく

作例3縦位置でバランスよく


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