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遊園地でのスナップVol.244 2015年11月13日更新

行楽によい季節になりました。外が気持ちの良い気候なので「真夏に外はちょっと」という人も秋には外へ遊びに行こうかという気持ちにさせてくれます。私の家では春と夏は海か川なのですが、泳げない季節になってからは遊園地などに普通に遊びに行きます。子供たちも大きくなってくるとなかなか親に付き合ってくれないのですが遊園地は楽しいらしく「行く~!」と言って喜んでついてきます。今回は遊園地でのスナップを撮ってみましょう。

メリーゴーランドは一緒に乗って撮る

メリーゴーランドはどの遊園地にたいていある乗り物です。うちではダンナが絶叫系絶対拒否派なので、パパと一緒に乗れる数少ない乗り物の一つです。メリーゴーランドで子供のスナップを撮る時は一緒に乗ってしまって、乗り物に乗った状態で撮るのがおすすめです。外からでも撮れないことはありませんが、回ってくるのを待たなければなりませんし、回ってくる自分の子供をファインダーで追うのは結構大変です。一緒に乗ってしまえばそれほど追うのに困るスピードにはなりません。乗る場所は、もちろん子供たちの後を追うポジションではなくちょっと前のポジションに乗りましょう。できれば馬よりも馬車の座席のような安定したポジションがおすすめです。作例1は子供の内側前方の乗り物に乗って、斜め後ろを振り向きながら撮った作例です。露出補正なしで撮ったので、暗く写ってしまいました。露出補正すれば明るく撮れますが、手っ取り早いのはストロボを使って明るく撮る方法です。この時も乗り物に乗りながら露出補正をセットするのが面倒だったのでカメラの内臓ストロボをポップアップさせてそのまま撮りました(作例2)。今の一眼レフなら内臓ストロボを出しただけで適切な露出をカメラが選んでくれるので簡単です。また、この一緒に乗って撮る方法ならコンデジやスマホでもそれなりにきれいに撮ることができます。

作例1補正なしだとアンダーに

作例1補正なしだとアンダーに

作例2ストロボで日中シンクロ

作例2ストロボで日中シンクロ


日陰で記念写真を撮るときは日中シンクロ

作例3はジェットコースターの前で撮った記念写真です。ただ、子供たちが日陰にいたため、子供の顔が明るく写るように+補正したせいで、背景に入れたジェットコースターが白くとんでしまいました。子供たちが大好きなアトラクションでこの日も7回も乗ったので、コメントをつけてアルバムに入れようと思っていたのでこのままではおもしろくありません。そこでまた、内臓ストロボを使って日中シンクロで撮りました(作例4)。内臓ストロボですからもともとそんなに光量はありませんが、-1調光補正しているので、ストロボを使って撮ったときの不自然な光の感じはありません。このように子供が日陰にいて、背景に入れたいものは日向にある、など明るさに差があるものを一緒に撮るときはストロボで日陰にいる子供たちを明るく写すのも一つの方法です。

作例3子供の露出を合わせたら背景がとんだ

作例3子供の露出を合わせたら背景がとんだ

作例4日陰では日中シンクロ

作例4日陰では日中シンクロ

コースターなどはスポーツモードで撮る

コースター系の乗り物は結構速いので、できれば一眼レフで追いながら撮ったほうがいいでしょう。スポーツモードで撮れば、ピントも動きものに対応したコンティニュアスAFになりますし、シャッター速度もカメラが可能な範囲で高速シャッターを設定してくれます。何しろ動いているものを追いながら撮るのですから失敗覚悟でできるだけたくさん撮って後でいいのを選ぶようにしましょう。

作例5コースターはスポーツモードで

作例5コースターはスポーツモードで


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