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ハロウィーンの飾り付けを撮るVol.188 2014年10月10日更新

10月に入ると秋のイベントがたくさんあります。昔は運動会や文化祭が秋のイベントのメインだった気がしますが、今はハロウィーン関連のイベントもいろいろなところで催されます。子供向け、または大人向けのハロウィーンイベントがいつの間にか盛んになっていた気がします。(歳がばれる発言ですが)地元からちょっと足を延ばすと毎年観光のためにハロウィーンのイベントを開いている地域があり、そこでは10月に入るとそれぞれ趣向を凝らしたハロウィーンの飾り付けを公開しています。今回はそこでハロウィーンの飾り付けを撮ってみました。

窓飾りを撮る

ハロウィーンに限らすクリスマスなどの時期にも窓の飾り付けはよく見られます。ご家庭でも簡単にできる飾りつけなので、自宅でやっている人もたくさんいるのではないでしょうか。私の自宅でも子供がセロファンで作ったステンドグラス的な工作を窓に飾ったことがあります。また、100均等に行くとその時期のイベントに合わせたデザインのゼリーみたいなシールが売っています。簡単に飾り付けができるものがたくさんあって便利になったなー、と思いながら眺めています。たいていは室内から眺めることを前提にデザインされています。室内から見るように飾られている場合撮るのも室内からのほうがいいに決まっています。窓飾りを撮るときは外から見るものか室内から見るデザインになっているかをまず考えましょう。

窓飾りをシルエットにする

リースなど、立体的にできている窓飾りの場合は別ですが、今回は切り絵を窓に張っただけの簡単な窓飾りを例にして撮ってみます。ハロウィーンというとまずカボチャが有名ですが、魔法使い(魔女とか)のイメージも強いイベントです。作例1の窓飾りは魔女と蝙蝠の切り絵を窓に貼ったものです。シルエットにして撮るため露出は背景に合わせます。と言っても難しいことではなく、このようなフレーミングならオートにしていてもたいてい外に露出が合うので、撮った後でモニターで確認し、明るすぎるようだったら露出補正でちょうどよい明るさになるように調整すればOKです。作例1は正面から撮ってみましたが、外の景色がビルなので、ちょっとハロウィーンっぽいイメージになりませんね。そこで色づいた銀杏の木が重なるように斜めの角度から撮ってみました(作例2)。このほうが季節感が出てよいのではないでしょうか。

作例1露出は外に合わせて

作例1露出は外に合わせて

作例2銀杏の木が入るようにアングルを変える

作例2銀杏の木が入るようにアングルを変える

近づいて外の景色をぼかす

外にちょうどいい景色がない場合は近づいてアップで撮る方法もあります。作例3のようにアップで撮れば外の景色がぼけるので、外にちょうど良い背景がない時はこの方法が便利です。また、背景がボケになることで飾りの存在感もアップします。逆光なのでフレアやゴーストが出ないように気を付けて撮りましょう。レンズフードを使うとか、どうしても何もなければ手びさしでも使ってハレ切りにしてください。

作例3アップで撮ると背景がぼける

作例3アップで撮ると背景がぼける

外の背景の選び方が写真のカギ

今回のような写真の場合あまりに暗い背景は避けたほうが無難です。作例4のように暗い景色を背景にしてしまうとシルエット効果が出ません。なるべく明るい背景を探して重ねるようにしましょう。

作例4暗い背景はNG

作例4暗い背景はNG


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