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カメラの居場所Vol.140 2013年11月01日更新

今回はカメラの居場所についてお話しようと思います。みなさんカメラはどこにしまっていますか?箱に入れっぱなしで戸棚の奥のほうに…なんてことありませんか?カメラやレンズのカビ対策ももちろん考えなければなりませんが、カメラを取り出しにくい場所にしまいこんでしまうと写真を撮る機会自体が減ってしまいます。カメラの置き場所について一度考えてみましょう。

使用頻度の高い機材は意外とトラブルがない

写真を撮るのが趣味で年中写真を撮っている人の場合、カメラは出しやすい状態になっているのが普通だと思います。私は仕事で写真を撮り、趣味でも写真を撮っているので、頻繁にカメラもレンズも使っています。普段の装備はカメラバッグにボディ2台、レンズ3~5本、時々ストロボが入ると言った状況ですが、絶対いつも出動するレンズとボディはカメラバッグに入れたまま自分の部屋に置いています。カメラバッグに入れたまま置いておくのは本当はよくないのですが、一日おきくらいに使うのでこのほうがすぐに車につめるという便利さについつい入れっぱなしになってしまっています。カメラバッグに入れておいても一日おき位のペースで年中使っているのでカビ等のトラブルは今のところありません。問題は普段使わないレンズなどの機材です。ぜんぜん使っていない機材をカメラバッグに入れて置きっぱなし、と言うのはちょっとお勧めできません。

コンデジはいつも持ち歩いているバックのポケット

私の場合一眼レフはカメラバッグで持ち歩くのが普通ですが、コンデジはいつも持ち歩いている普段使いのバックのポケットに入れています。とりあえずいつでもどこでも携帯できるのがコンデジのメリットですからこれを生かさない手はありません。充電中以外は常にバックに入っています。

あれば安心、防湿庫

私の場合、あまり出番がないけど時々使うレンズは防湿庫に入れています。他にも、もうぜんぜん使わなくなったフィルム時代のカメラとレンズも防湿庫に入れています。もう使わなくても思い出のあるカメラは捨てがたく、そのままとってあるのですがこういうものこそ防湿庫です。防湿庫を購入するまでは、カメラの保管のためだけに何万もする防湿庫を買うのはもったいないなあ、と正直心の隅で思っていたのですが、いざ使ってみると、防湿庫にいれておかないと不安になります。以前取材でうかがった某有名風景写真家の先生がエアコンを止めた状態で、泊りがけのロケに出かけたところ、何日かして帰宅したら事務所中にカビがはえてしまい、今まで撮ったポジフィルム(そのころはフィルムの時代でした)もカビが生えてすべて処分し、レンズも買い換えた、という話を聞きました。また、私自身も昔レンズにカビを生やしてしまった経験があり、メーカー修理で何万も払ったことがあります。このときは、やはり部屋にレンズを置いておいて(期間は覚えていませんが一週間以上であったことは確かです)ふと気がついたらカビが生えていてショックを受けたのを覚えています。別に締め切った部屋ではありませんでしたし、適当に毎日使ってた部屋だったのですが、やっぱり使わない機材は放っておくとろくなことがありません。皆さんも注意してください。防湿庫は2万円程度で小さな物が買えます(写真1)電気代もほとんどかかりませんから、一眼レフユーザーにはぜひ防湿庫をおすすめします。防湿庫のメリットは安心のほかに機材が出し入れしやすいというメリットがあります。
簡易ドライボックス(写真2)などは、ちょっと出し入れが面倒ですが防湿庫は扉がついているのでそういう意味でもお勧めです。

写真(1)防湿庫

写真(1)防湿庫

写真(2)ドライボックス

写真(2)ドライボックス


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