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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2012.07.27【Vol.074】

光をさがしてみよう

普段意識することは殆どないことですが、写真が写る原理として光があることが絶対条件で、また当たり前のことですが世の中のものを見ることができるのも光のおかげです。

その光がおりなす、すてきな造形や反射は写真撮影において大きな効果をもたらしてくれます。冬におこなうイルミネーション撮影などもそのひとつで、大変魅力的なきらきらと光るその「何か」を求めて誰しもが一度は一生懸命に撮影したことがあるのではないでしょうか。この季節ですとちょうど花火が各地で行われるわけですが、これも光の演出にあります。このような暗いシーンにおける光は印象的で写真になりやすく人気の高い被写体です。では夜、暗いシーンでしか光のある情景は撮影できないのでしょうか。

実際には日中屋外においても撮影は可能です。太陽の光を利用した反射などは無意識のうちに撮影していることですし、電球の光の影響を受けた被写体なども何気なく撮影していたりします。街中でも注意深く見ていけば数多くの光に出会えるはずですので、いつもと少し違った目線で被写体探しをして見ましょう。よく街中にスナップで撮影されるショーウィンドウなども光の反射の写真のひとつです。

ショーウィンドウ

ショーウィンドウ

写りこみ1

写りこみ1

写りこみ2

写りこみ2

撮影はいたってシンプルです。思い切った露出補正(+2など)を行うと意外と簡単に撮影できたりします。また、カメラの角度や被写体を見る角度を少しづつ変えるだけでも反射の具合が変化してきて新しい発見につながります。

ガラスの反射

ガラスの反射

水面への写りこみ

水面への写りこみ