カメラのキタムラスタジオマリオカメラのキタムラ

デジカメプリント・フォトブック・カメラのことはおまかせ!

閉じる

ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー

アウトドアのスナップVol.226 2015年07月10日更新

まだ夏休みに入っていないけれど、梅雨も明けてはいないけれど(私の地元では)、夏はもうすぐです。我が家では毎年行っているキャンプですが、そろそろ子供たちも大きくなってそれぞれがいそがしくなり、いつまで付き合ってくれるかな~と少しの寂しさを感じつつ今年も出かけます。毎週行ってる人も(なかなかいませんね、うちは一時毎週行ってた時期がありましたが)アウトドアは一年に一度くらい、という人も楽しいスナップで家族のアルバムを充実させましょう。今回はアウトドアのスナップです。

日陰では日中シンクロを

夏にアウトドアの場合バーベキューやテーブルなどは日陰に場所をとることが多いと思います。日陰がない海辺などではタープを張って日陰を作るのが定番ですよね。そうすると食事したり休んだりするのは日陰でということになります。こういった状況だと、人のスナップを撮るとき、人物は日陰、背景は日向という状況が多くなります。普通日中の屋外ではストロボなしで撮るのが普通ですがこういった状況でノーストロボのままで撮ると人物が暗くなってしまうことがあります。作例1は日陰でバーベキューをやっているときに撮りましたが背景に明るい川が入っているのでそのまま撮ったら人物が暗くなってしまいました。このような時はストロボを強制発光にして日中シンクロで撮ると人物を明るく写すことができます。作例2はストロボを使って撮りました。おかげで人物も明るく写っています。日中シンクロの場合はあまり早いシャッター速度が使えないため、カメラの設定に気をつけないと露出オーバーになってしまうことがあります。カメラの露出表示に注意して露出オーバーにならないような絞りを設定すればいいのですが、面倒なことは苦手という場合はPモードで撮れば大丈夫です。

作例1ノーストロボ

作例1ノーストロボ

作例2ストロボあり

作例2ストロボあり

バーベキューは焼いているところが撮りやすい

作例3はお昼を食べているところですが、テーブルの上が散らかっている上に何をたべているのかがいまいちわかりにくいですね。バーベキューのスナップは焼いているところが絵になります。できれば何を焼いているのかわかるように網の上の食材も写るようにフレーミングしましょう(作例4)。細かいことですが、こういったことに気を付けて撮ると後で見たときに楽しい写真になります。

作例3何を食べてるかよくわからない

作例3何を食べてるかよくわからない

作例4焼いているところ

作例4焼いているところ


釣った魚を撮る

作例5は子供が釣った魚を撮ったスナップですが後ろに釣った本人が入るようにフレーミングしました。以前同じような撮り方を紹介しましたが、この作例は飼育ケースを左手で持ち、右手で写真を撮っています。一眼レフでは難しいと思いますがコンデジなら片手で撮れるので、こんな写真も撮ることができます。このとき気を付けるのは子供が全身入るようにフレミングするためにちょっと子供から離れた場所から撮ることと、ピントを魚のほうに合わせることです。コンデジはピントが合う範囲が広くボケが小さいので、子供の様子がわかる程度のボケになります。アウトドアでは軽くて小さいコンデジが便利なので、そのコンパクトさを利用してたくさん撮っておきましょう。

作例5釣りのスナップ

作例5釣りのスナップ


LINEで送る
 
全社高価買取キャンペーン
全社高価買取キャンペーン