木村琢磨 写真展「形而上下(けいじじょうか)」|2026年8月20日~8月31日@OM SYSTEM GALLERY
写真展概要
形而上が目に見えないものを、形而下が形あるものを指すなら
写真はその境界に、静かに立ち現れるものなのかもしれません。
肉眼で見た風景は、いつもどこかやわらかくぼんやりとしていて
記憶や想いのなかへ溶けていきます。
けれどカメラは、ときに人の視線を越えて、そこにあったはずの無数の細部を
そっと引き寄せてくれます——
樹皮のやさしいうねり、枝葉の重なり、落ち葉の輪郭
光にゆれる植物のわずかな息づかい。
それらはただの風景ではなく、同じ時間を生きる命の
静かな造形であり、痕跡そのものなのです。
本展「形而上下(けいじじょうか)」は
肉眼で見る世界と、写真が映し出す世界のあいだに生まれる
静かな差異を見つめる試みです。
OM SYSTEMのハイレゾショットで捉えた超高精細な風景を
B0サイズの大判プリントに仕立てることで
風景は遠く眺めるだけのものではなく
細部へと優しく沈み込んでいくための場となります。
小さな葉の皺、幹の古い傷、朽ちゆくやわらかな質感のなかで
自然が持つ静かな構造と、生命の息吹が、ゆっくりと浮かび上がってきます。
肉眼では、ただ通り過ぎてしまうもの。
けれど、写真のなかで初めて、こちらにそっと視線を返してくれるもの。
「形而上下」とは、見えるものの奥深くへ
静かに降り立ちながら
見えないものへと近づいていくための、まなざしなのです。
写真家:木村琢磨
日程と会場
■期間:2026年8月20日(木)~8月31日(月)
※休館日:8月25日(火)・26日(水)
■時間:10:00~18:00
※最終日15:00まで
■在廊:会期中は木村琢磨氏がギャラリーに在廊予定
■入場料:無料
■会場:OM SYSTEM GALLERY(旧 オリンパスギャラリー東京)
東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル B1F
■アクセス:
新宿駅西口から徒歩5分
新宿西口地下ロータリー左側の地下道を都庁方面に進む。地下道上部に「エステック情報ビル」の表示あり。
都営地下鉄大江戸線都庁前駅から徒歩4分
B1出口から地下道を新宿駅方面に進む。地下道上部に「エステック情報ビル」の表示あり。
■HP:https://note.com/omsystem_plaza/n/ne855f3ff7344?magazine_key=m63fa0ad6a296
木村琢磨 写真展「形而上下」トークイベント
観覧無料・予約不要
■8月22日(土)14:00~15:00
「写真展作品解説」
■8月29日(土)14:00~15:00
「ハイレゾショットで捉える、マイクロフォーサーズの風景表現 ― 軽さの先にある、精密な風景 ―」
作家プロフィール
木村琢磨 Takuma Kimura
1984年、岡山県岡山市生まれ。
写真・映像制作スタジオ「はち株式会社」代表。広告写真スタジオで経験を積んだのち独立し、岡山を拠点に日本全国で撮影・講演・作品発表を行う。近年は海外での取材・撮影にも取り組んでいる。
自然を主な題材とし、写真を通して見えるものの奥にある世界を探求。写真だけでなく映像作品の演出・制作にも携わり、静止画と映像の双方で培った視点を生かした作品制作を行っている。
カメラ専門誌への寄稿やフォトツアー、写真イベントなどで講師を務めるほか、NY ADC、Cannes Corporate Media & TV Awards、US International Awardsなど国内外で受賞。
著書に『図解で分かる名所の撮り方』『風景写真の7ピース』(ともに株式会社インプレス)など。
HP:https://www.takumakimura.com/
Instagram:https://www.instagram.com/takuma_kimura_photo/










