#『KODACOLOR 200×KODAK Snapic A1の組み合わせで撮影してみた。』|フィルムカメラの魅力 国分真央

国分真央
#『KODACOLOR 200×KODAK Snapic A1の組み合わせで撮影してみた。』|フィルムカメラの魅力 国分真央

はじめに

皆様こんにちは!国分です。
今回は2025年に発売された新作フィルムKODACOLORと、同年発売されたKodak Snapic A1の組み合わせで作例を撮り下ろしてみました。

比較的現在も手に入れやすいネガフィルムですし、Snapic A1はフィルムカメラ初心者にもおすすめしたいカメラです。
2つを使ったらどんな写真になるのか…?作例をお楽しみください。

安心して撮れる200

そもそもKODACOLORとは、Kodakからサブブランドの立ち位置で生まれた新しい35mmフィルムネガです。

昨今フィルム代・現像代も高く、フィルムユーザーにとっては悲しい状況が続いていますが、Kodakから昨年新しくこのフィルムが出た時は心から嬉しかったです。

今回は200を初めて使用してみました!
年末に東京に帰る機会があったので手に入れて、春に使おうと温存。春のスナップ中心で残しています。

よく晴れた日でしたが、晴天の青空もくっきり写っています。
普段からKodakのフィルムは35mm,120mmどちらも愛用していますが、ハイライトが少し優しい雰囲気のフィルムかなと思いました。
印象としては、Kodak GOLD200と近しい存在だと思います。

今回はほぼ1日で撮りきったので、季節や時間帯によっても変わるかもしれませんが、春の雰囲気とはマッチしているのかなと思います。

グリーンの発色がちょうど良い

グリーンの部分はこれからの時期、フィルムによって暖色か寒色寄りに傾きやすいのですが、個人的には緑が多い場面でも丁度良い発色だなと感じます。イエロー味が少し出ている印象です。

前述の青空がしっかり写っている写真もありましたが、私としては夕暮れの空や海にも映えそうだなと感じています。

また今回ポートレートはないのですが、人の肌も綺麗に写ると思いました。

暗所部分に注目

こういった花×建物も撮りたくなるのが春の良さ。歩きながら撮ったこともあり、少し手ブレも気になりましたが許容範囲かなと。

また少し暗所部分の壁や石壁も階調が残されていますし、一眼のフィルムカメラで撮ったらまた更に空気感が変わりそうなフィルムだと感じます。

特に暗い壁の部分はラチチュードがしっかりしているからこそ、コンパクトフィルムカメラでも木目を認識することができました。

色味としては暖色寄りの印象は変わらずですが、Kodak Gold200よりはハイライトを押さえつつ、使いやすいように思います。

もしコッテリが好きな方は少し物足りなく感じるかもしれませんが、景色を邪魔しない色合いだからこそ、常用フィルムとしてストックしておきたくなるようなフィルムになりうるのではないでしょうか。

街撮りならもっと楽しそう

建物があるような場所でも撮影してみました。
無機質なものだと、より色合いがあっさりしている印象です。

今回はSnapic A1での撮影なので、F値を手動で動かすことはできないのですが、一眼フィルムカメラで絞って撮影したらかなりカッコ良さそうな…そんな片鱗を感じます。

また階調の部分も、思ったよりアンダーな部分が持ち上がっていて、200といえど色んな時間帯で楽しめそうだなと思います。

もし別のフィルムだったら

※全てフィルムはKodak GOLD 200/同一ラボで現像

ここまではKODACOLOR 200の撮り下ろしでしたが、最後は、Snapic A1と先程チラッと出たGOLD200での作例です。

Snapic A1のほうを早く手に入れていたので、秋の時期に撮影していた写真を載せます。

もちろん季節や時間帯が全く別なので、明確にこう!と断定はできないのですが、KODACOLORと比べるとよりコントラストの高い印象です。 

ただ、現像するラボや被写体によっても変わるので、今後もKODACOLOR 200は、常用フィルムとして様々な機材で使いたいと思えるフィルムだと思いました。

また、昨今フィルムの需要と供給が不安定な時期の中で、純粋に新しいフィルムを出してくれたことに深く感謝したいです。
KODACOLOR 100も同時に買っておいたので、また次の機会に撮り比べてみたいとも思いました。
ISO100なので、これから来る夏に向けて使ってみようと思います!

おわりに

いかがでしたでしょうか。
今回はKODACOLOR 200とKodak Snapic A1という2つともKodakの組み合わせで撮り下ろしてみました!

使用してファーストインプレッションは確認できたので、今後使っていくフィルムとして別機材でも撮影してみたいと思います。
またSnapic A1は使いやすいコンパクトフィルムカメラなので、描写の参考になれば幸いです。
それでは。

 

 

■写真家:国分真央
1990年 東京都生まれ。映像制作会社や写真事務所を経て独立。2020年に東京都から山梨県に移住する。書籍の表紙や広告写真、CDジャケットなど幅広いジャンルで活躍中。独特な色合いと自然が溶け込むような写真が特徴で、独自の世界観を作り上げる。近年はフィルム写真での撮影にも力を入れ、執筆活動も行っている。

 

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