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ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー

室内でツリーを撮るVol.092 2012年11月30日更新

先週は屋外に飾られた電飾付きのクリスマスツリーを撮りました。
今週は屋内のクリスマスツリーを撮ってみましょう。
大抵のご家庭ではクリスマスツリーは屋内に飾ることのほうが多いと思います。
ツリー単体で撮ってもよいのですが、インテリアとして他の小物と一緒に撮るのもいいでしょう。
夜景のツリーとはまた違った写真を撮ることができます。

作例(1)ストレートな撮り方

作例(1)ストレートな撮り方

室内で撮る時は昼間の外光を使う

先週のツリーは夜景で撮りましたが今回は室内で撮ります。こういった室内での撮影では窓からの自然光をメインに使うのが一番いいでしょう。そのためには夕方や夜ではなく昼間の時間帯、出来れば午前中がお勧めです。室内の照明も点灯させておきますが、外の光をメインに使える時間帯に撮りましょう。室内の照明は大抵の場合部屋の中央付近に設置されていることが多いのでべたっとした光になりがちです。また、人工光であるため特定の色がかぶることもあります。日の短い季節ですがなるべく明るい時間帯に撮りましょう。

大きなツリーはとりあえず全体を撮る

大きなツリーの場合はちょっとはなれて全体を一枚おさえてろきましょう。ツリーの大きさを強調するにはやはり全体が入ったカットが一枚欲しいところです。作例(1)のツリーは私の身長よりもずっと背の高い大きなツリーでした。後ろの窓やオーナメントのレイアウトからも大きなツリーであることがわかります。一部分のアップなどもいいですが一枚はストレートに全体を撮っておきましょう。


作例(2)背景のボケにする

作例(2)背景のボケにする

背景の後ボケにツリーを入れる

クリスマスツリーはクリスマスの象徴的な存在です。作例(2)ではキャンドルを撮りましたが背景にツリーを後ボケにして入れることでクリスマスっぽいイメージにすることができました。クリスマスツリーはこのようにボケていても大体の形がわかる程度であれば十分「ツリーだ」と言うことがわかるので、背景ボケにして画面に入れておくだけでクリスマスらしい写真にすることができます。主役はケーキでもいいですし、プレゼントや人物でもいいでしょう。主役が小さなものの場合は広角レンズで撮るとツリーとの大きさのバランスが撮りやすくなります。


作例(3)ディスプレイを撮る

作例(3)ディスプレイを撮る

インテリアとしてディスプレイを撮る

作例(3)はちいさなかわいいクリスマスツリーです。部屋の一角にディスプレイした状態を、一緒に飾った小物と一緒に撮りました。このように他の小物などと組み合わせて飾ったときは、そのディスプレイ全体を一枚撮っておきましょう。この作例では左側にある窓からのやわらかい自然光がメインの光です。それに、壁の色やディスプレイ全体がやわらかいパステルカラーなので、この色をきれいに出すために+1.7補正をして明るく写るようにしています。


作例(4)気に入った小物をアップに

作例(4)気に入った小物をアップに

小さなツリーだけをアップに

気に入った小物だけをアップにして一枚撮ってもいいでしょう。作例(4)は作例(3)のティスプレイの一番左のツリーをアップで撮った写真です。窓からの光が逆行になるように向かって右側のポジションから撮りました。同じツリーでも撮り方が違うとまったく違うイメージの写真になります。


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