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ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー

ダンスの発表会を撮るVol.050 2012年2月10日更新

ちょっと前ですが娘のお友達のフラダンスの発表会によばれて見に行ってきました。
前回は保育園の発表会でしたが今回はお稽古事の発表会の写真を撮ってみましょう。
バレエやヒップホップなど踊りの発表会はきれいな衣装を着て、
メイクもばっちり決めてでますから記念にのこるきれいな写真を撮ってあげましょう。

最前列の席なら標準ズームでもけっこういける

ホールの客席から撮ることになるのでどの席に座るかは重要なポイントです。背の高い人の後ろに座ったりするととても撮りにくい状態になってしまいます。このときは中央の最前列の席をとりました。ここからだと標準ズームでもけっこう大きく撮れるからです。また、前に人が座ることもないので邪魔なものがありませんから撮りやすいというメリットがあります。

(1)シャッター速度が遅いとブレる

(1)シャッター速度が遅いとブレる

(2)できれば1/200秒は確保

(2)できれば1/200秒は確保

シャッター速度は1/200秒くらいを確保

作例(1)はシャッター速度1/30秒です。動きのあるダンスの発表会にこのシャッター速度ではブレるのは確実です。できれば1/200秒以上のシャッター速度がよいでしょう。作例(2)は1/250秒で撮っています。ISO1600で絞りはF2.8でした。これくらいの速度で撮っていればまずだいじょうぶでしょう。ISO感度をさらに高くすればより速いシャッター速度が使えます。ダンスの発表会の場合演目によってライティングがかわるので「明るい照明の時をねらってたくさん撮る」というのもひとつの方法です。


(3)ライトを入れるとステージっぽい

(3)ライトを入れるとステージっぽい

広角で天井のライトを入れてみる

最前列から撮っているとステージの天井部分にたくさんのライトがあるのが見えます。なるべくステージ手前に人がいるタイミングを見計らって広角でこのライトを入れて撮るとステージっぽい雰囲気のある写真になります。[作例(3)]
ただ、広角で撮るので人物が遠いところにいると、とても小さくなってしまいインパクトのある写真になりません。できるだけ人物が前に出てきているタイミングで撮りましょう。


(4)アップも撮っておく

(4)アップも撮っておく

踊りの写真は全身入れるのが基本

ダンスの発表会の場合、全身で表現するのがダンスですから写真も本来は全身を入れてフレーミングするのが基本です。全身を入れればきれいな衣装もくまなく写ります。ただ、これはあくまでも基本です。仕事で撮るわけではないのでたまにアップを撮っておくのも個人的には変化があっていいと思います。[作例(4)]
また、ダンスは最後にきめのポーズがある振り付けが多いので曲が終わりそうになったら全身が入るフレーミングに戻してスタンバイしておくといいでしょう。何人かで踊る場合は最後に全員で形を作ることもあるのでそのつもりでいると撮り逃さずにすみます。


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