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雨の日に何を撮る?Vol.013 2011年05月27日更新

もうすぐ梅雨。雨ふりの季節です。雨が続けば洗濯物は乾かないし、外に出れば靴は濡れるし主婦にとっては
正直この季節はうっとおしい…だがしかし、雨の日にぴったりの撮影もあるのです。
この季節は紫陽花を代表選手としていろいろな花が咲きます。
花には意外と雨が似合うんですよ。
今月は雨を主役に、またはアクセサリーにした写真の撮り方を紹介したいと思います。

(1)葉が雨に濡れている

(1)葉が雨に濡れている

(2)葉が乾いている

(2)葉が乾いている

(3)マクロで水滴をアップに

(3)マクロで水滴をアップに

(4)暗いので手ブレに注意

(4)暗いので手ブレに注意

(5)-補正して撮影

(5)-補正して撮影

雨に濡れた葉の質感を生かしてみる

作例(1)は雨の公園で傘をさしながら撮った一枚です。
紫陽花の写真を撮ろうと思って行ったのですが手前に咲いていたどくだみの花が目に付いたので先に撮りました。ポイントはなんと言っても雨に濡れた葉の質感です。
(2)の方はまったく別の場所でこれまた紫陽花を撮る時についでに撮った写真です。見ての通り雨の日ではなかったので葉が乾いている状態です。
どちらが良いかは見る人の好みなのですが山岡的には(1)の方が好きです。
葉が濡れているので緑が濃くなり白い小さな花を引き立ててくれるし雨が全体にしっとりした雰囲気を作り出してくれます。

マクロレンズで水滴をつけた花をアップに

マクロレンズ使って水滴をつけた花に寄って撮ってみました。
この場合どこにピントを合わせるかがとても大事です。花のアップではシベにピントを合わせるのが基本ですのでここはシベとシベについた水滴にピントが合うように撮りました。これだけ近寄って撮ると花かカメラがちょっと前後にずれただけでもピンボケになってしまうのでピント合わせには注意しましょう。
本来なら「三脚を使って撮るべし」と言わなければならないのですが、三脚なしの手持ちで撮るなら保険をかけて何枚か撮っておきましょう。ちなみにこの作例は手持ちで撮りました。

雨の日は暗いのでブレに注意

作例(4)はシャッター速度が1/20秒でした。
背景が暗くなっているのにマイナス補正を忘れていきなりシャッターを切った結果の失費作です。手ブレして当然のシャッター速度でした。ただでさえ木の下で周りより暗い上に雨の日だったのでISOを1000に設定していたにもかかわらず(F5でAモード使用)こんな失敗になってしまったわけです。
(5)のほうはマイナス1.3補正して絞りをF2.8に設定して撮りなおしたものです。シャッター速度は1/125秒でした。
雨の日は普段の晴天の屋外よりも2段以上暗くなっていることが多いので、ブレには十分注意しましょう。


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