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ママカメラマン山ちゃんの写真教室コラム・ギャラリー

桜を引いて撮る時はVol.004 2011年03月25日更新

この前は桜をアップで撮る時の話でした。 今回は引いて全体を撮る時のコツを紹介します。
なんといっても桜の姿が人目を引くのは枝いっぱいに花をつけ、木全身が白い花で埋め尽くされる姿だと思います。
この豪華な咲き方こそが桜の魅力といえるでしょう。

水場の近くでは枝が低く伸びる

晴れ

曇り

形が良い木を選ぶ

引いて全体を撮る時に大事なのはまずその木のスタイルです。木は環境によって形や枝のつき方が違います。まずはスタイルのいい木を選びましょう。
木は開けた方(日が当たる場所)に向かって枝を伸ばすので、並木のようにすぐ隣にも木があるような環境では下のほうには枝がつきにくく、上に向かって枝を伸ばします。
逆に池や川岸などに生えている木は水面すれすれまで枝を低く這わせていることがあります。
自分の好みで「すてきだな」と思える木をさがしましょう。

引きで撮るなら晴れの日がお勧め

この前アップで桜を撮る時は「曇りがお勧め」と書きました。
逆に全体を撮る時は晴れの日がお勧めです。
「この前と話がちがうじゃん」と言われそうですが、曇りの日のやわらかい光に比べて方向のはっきりした太陽の光のほうが木全体に立体感が出ます。
山岡が桜を撮る時は、晴れてたら引きの写真を、曇りだったらアップの写真を中心に撮る、と言う具合にそのときの天気に合わせて撮っています。

全体を撮るなら満開のタイミングで

引きで撮るならやはり満開のタイミングがベストです。
アップで撮る時は七部咲きくらいからでもきれいに撮れます。
しかし引きで撮るなら満開の時が一番豪華です。
散って花がスカスカになってしまうと寂しいイメージになります。
満開の桜に会えた時にはぜひ引きの写真を撮ってみましょう。


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