たくさんのご応募ありがとうございました。ここに審査結果を発表させていただきます。

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日常・自由部門

総評：3つのコースそれぞれにバラエティに富んだ作品がたくさん集まり、気合を入れて撮影に取り組んだということが作品を見ただけで分かるレベルの高いコンテストでした。赤ちゃん＆こどもコースは、親としての子どもへの愛も感じるとてもいい瞬間を捉えている写真が数多くあり、ほっこりさせられました。自由コースでも車をはじめ様々な被写体にカメラが向けられ、それぞれ工夫があり、こんな撮り方があるのだと自分も勉強になりました。時間や光の使い方も色の美しい時間帯を選んで撮影したり、１つの被写体にじっくりと取り組んでいる姿が感じられました。

審査員
吉村和敏氏

よしむらかずとし／1967年、長野県松本市生まれ。高校卒業後、東京の印刷会社で働く。退社後、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビューする。以後、1年のうち約半年を欧米各国のカントリーサイドで生活し、旺盛な撮影活動を行っている。絵心ある構図で、光や影を繊細に捕らえた叙情的な作品は人気が高く、個展には日本全国から数多くのファンが足を運ぶ。2003年カナダメディア賞大賞受賞、2007年写真協会賞新人賞受賞。

グランプリ1名：賞金30万円と賞状写真をクリックすると拡大表示

赤ちゃん＆こどもコース「ハワイアンジュレwith晴土」

高橋有加（香川県高松市）新居浜店

寸評：1つの作品に絞るのが大変難しかったですが、この作品はすべり台から水の中に入る子どもの表情のとてもいい瞬間を上手く切り取り、水しぶきが跳ね上がって非常に臨場感がありました。事前によく考えて工夫を重ねて撮ることも大事ですが、今回に関しては写真本来の瞬間を切り取るおもしろさを伝える作品として選ばせていただきました。構図的にも画面を隅々まで使い、被写体自体を清いくらいにアップで切り取ることで、子どもに対する愛や、親心、子どもと一緒に楽しんでいることが感じられ、色んな意味で力のある作品だと思います。