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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2016.07.08【Vol.277】

渓流を撮る

渓流 1

渓流 2

渓流 3

梅雨が終わりいよいよ夏本番という季節ですが、晴れの日も多くなり撮影に出かける機会も次第に増えていくのではないでしょうか。夏山へのトレッキングなど自然風景と身近に接した撮影は本当に気持ちがいいものです。

木々はまだまだ青々としていて光に照らされたり、透き通る光の美しさは写真に是非おさめたいものです。また清涼感を感じる渓流や滝の撮影もオススメです。

渓流や滝のように水の流れ=動きのある被写体の場合はシャッター速度に注目するといいでしょう。遅いシャッター速度(1秒、1/2秒1/10秒など)だと当然水は流れますし、速いシャッター速度(1/125や1/250,1/1000)だと水の動きは止まり、しぶきも見えてきます。

天候など光の条件によって設定できるシャッター速度はだいたい限られてきますが、NDフィルターなどを利用することで光量を調整することも可能です。清涼感あるゆったりした水の流れをスローで、激しく流れる滝を高速シャッター速度で写しとめるなど被写体の雰囲気を観察しながらシャッター速度を決めていくのもいいでしょう。

また、水の流れとともに、川には自然と配置された大小さまざまな石や岩があります。それらを上手く組み合わせて画面にアクセントを付けていくのもいいでしょう。そしてPLフィルターを使うことで濡れた岩場や水面の反射を少し抑える(完全に反射を消してしまうと不自然な場合もあります)ことでコントラスよくメリハリの効いた一枚を作ることもできます。シンプルな水の流れのクローズアップやその場の情景を含めた渓流の表情に注目して撮影してみてください。

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