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種清豊のフォトコラムコラム・ギャラリー

2016.12.23【Vol.301】

竹を撮る

竹- 1

竹- 2

竹- 3

昔から工芸品や玩具など身近なものの素材として重宝されてきた竹。最近では日用品としては少し見かけなくなってきましたが、屋外に出ると、公園や河川敷、一軒家の庭先などで見かけることがあります。またお寺の庭や大きな庭園ではきれいに整備された竹林や竹でできた目隠しとしての生垣を見ることもできます。

真っ直ぐ上に伸びる竹を一見しただけでは、あまりフォトジェニックではないのですが、少しはなれて竹林全体を見渡してみると、風にあおられて大きく揺れるそのサイズ感や笹がこすれる音などはとても風流です。また、竹に近づいてよく観察すると、節の形や竹の表面の色や模様などさまざまな種類があることもわかります。公園などを歩いていてふと竹林に目をやると、時に大変魅力的な光景に出くわします。林立する竹の隙間から差し込む陽の光が竹をシルエットに包んでくれたり、笹や周辺に咲く葉っぱの影が浮かんできたりします。季節によっては地面から顔を出したばかりの竹の子であったり、青々とした美しいい薄緑の竹を目にすることもできます。

作例は都内公園で撮影したものです。季節によって変化しますが、日中日差しが斜めになる時間帯で撮影しています。生垣の写真は小雨の降る日でしたが表面がうっすらと濡れてわずかにつやが出ています。日陰や透過光など難しいライティングになるのでWBの設定は撮影時オート、現像時にやや赤みをつけています。

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