ミラーレンズは、小型軽量化を目的としてレンズを少なくし、ミラーを使って構成しているレンズのことで、開放F値はやや暗いものの小型で長焦点を得ることができるため古くから写真愛好家に知られています。500mmの反射望遠レンズ（ミラーレンズ）といえば、一部を除いてF8という製品が多くラインナップされていましたが、ケンコーミラーレンズ500mmF6.3DXは従来品より半段明るいF6.3にして製品化しています。

別途Tマウントアダプターを装着すれば、ニコン/キヤノン/ソニーα/ペンタックス/オリンパスフォーサーズの各種カメラに使用することができます。大きさは標準ズームレンズほどで、APS-Cサイズに装着すれば750mm～800mm相当の望遠レンズになります。最短撮影距離は２ｍと超望遠レンズとしては近距離での撮影が可能なのも魅力です。独特のリング状のボケを楽しむことができ、また、従来品よりコーティングを改良したことで画質の向上もなされています。マニュアルフォーカスで長焦点ということで、扱いに若干のコツが要りますが、手軽に超望遠レンズを楽しみたい方にはおススメのレンズです。

【特徴】

■コーティングなど改良を加えることで、描写性も従来に比べアップ
■F6,3と高倍率ズームレンズ同様の明るさを備えています。
■独特のボケとAPS-Cサイズで約800mm相当の画角が手軽に味わえます
■長さ12cm程度と標準ズームレンズ並みのコンパクト設計

【基本性能】

焦点距離	500mm
明るさ	F6.3（固定）
レンズ構成	6群7枚
最短焦点距離	2m
フィルター径	34mm
最大径	98mm
長さ	122.0mm
重量	705g

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蛇腹の鏡筒を持つ独特な機構で撮影できるレンズベビー。レンズを傾けることで、ピントの位置をずらした独特の写真や、画面が流れたような効果で撮影できます。レンズベビーコンポーザープロは、金属を使用することでレンズの傾けが非常に滑らかに作られた上位機種。本体を手で押さえなくても傾けた位置でレンズが固定されます。新しい被写界深度のコントロールにチャレンジすることができるユニークな交換レンズです。

付属のレンズユニット、スウィート35 オプティックは35mmF2.5のスペックを持つ光学系で、コンポーザープロに装着して使用します。スウィート35は、35mmの広角レンズ、APS-Cカメラでは55mm程度の標準レンズの画角で撮影でき、絞りが内蔵されていますので、絞りディスクを交換する煩わしさなく手軽に撮影できます。最短撮影距離19cmと小さな被写体からポートレートまで幅広い撮影が可能です。

通常のレンズでは味わえない描写を楽しむことができるレンズベビー。初心者にも扱いが簡単なコンポーザープロ スウィート35はレンズベビーの入門用として大変オススメです。

【特徴】

■独創的なイメージが作れるレンズベビーの上位機種
■操作性を高めるために金属を使用。滑らかな動作を実現しています
■絞り機構内蔵のスウィート35 オプティックを付属。露出の操作が簡単に行なえます

【基本性能】

付属光学系	スウィート35 オプティック
焦点距離	約35mm
最短撮影距離	約19cm
絞り値	F2.5, F2.8, F4, F5.6, F8, F11, F16, F22
サイズ	φ64×H64mm
質量	約190g

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