ニコン／この冬注目の普及型デジタル一眼が画素数アップ
「D40x」（3月29日発売）

昨年12月に発売され、この冬に最も注目を集めたデジタル一眼レフ「D40」がマイナーチェンジ。

充実の基本性能と、コンパクト機並みの操作性をそのまま受け継ぐ一方で、写真の画質を直接左右する画像センサーがパワーアップして、1000万画素級の撮影が楽しめるようになりました。新機種の製品名には、末尾に「ｘ」が付いています。ちなみに、ノーマルの「D40」は、有効画素数6.1メガピクセルです。

両者間の機能的な違いとして、設定可能な撮影感度の下限側がISO100まで拡張。これで、リバーサルフィルムでのマニュアル露出に慣れたベテランの方にとっても、直感的な使い勝手が良くなりました。

撮影感度は、手ブレ対策のために高ければ高いほど良いと思われがちですが、それはＦ値が比較的暗くなりやすい小型のズームレンズを内蔵している、コンパクト機に限ればの話。

Ｆ値が極めて明るい単焦点レンズを装着する場合もある一眼レフでは、撮影感度の下限側にも余裕がないと、屋外撮影時には、開放側の絞り値に対して露出が合うシャッター速度の上限側が足らなくなることもあり得るので、低感度に設定できることも重要なスペックとなります。

そしてフラッシュが同調可能なシャッター速度は1/200秒以下と、他社製で同画素数クラスのデジタル一眼レフと並ぶレベルに変更。画素数の少ないノーマルの「D40」では、最高1/500秒までのフラッシュ同調が可能なので、夜間や室内での撮影が多く、なおかつ大きなサイズのプリントを作る予定がない場合は、ノーマル機と新製品「ｘ」のどちらが良いか、じっくり検討してみてください。

なお、従来からのニコンユーザーの方には、お手持ちの古いレンズのＡＦ機能について、十分に互換性を確認された上でのご購入をおすすめします（カメラボディ内蔵モーターで駆動するタイプのレンズではＡＦ不可）。

（メーカー希望小売価格／オープン）

基本性能

レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ
APS-Cサイズ
有効10.2メガピクセル
モーター内蔵型レンズのみＡＦ可
撮影感度ISO100～1600（1段まで増感可）
フラッシュ同調シャッター速度1/200秒以下
SDHC/SDメモリーカード対応
その他の機能は発売中の「D40」と共通

パナソニック／あゆの新曲ＣＭも放映中の「スゴうす」コンパクト
「パナソニック「Lumix DMC-FX30」（発売中）

奥行き22.0mmという薄さのボディに、広角端28mm相当の光学ズームレンズを搭載した、シリーズの最新主力モデル。

広角28mm（35ミリ判換算焦点距離）で撮れるコンパクトデジタルカメラでは、この薄さは現時点での世界最高記録です。ズームレンズがよりワイドであることを除く、そのほかの撮影機能は、既に紹介したシリーズ各機種とほぼ同様。

定評の光学式手ブレ補正機構と、自動感度設定で高速シャッターを選択するブレ軽減機能のほか、さらに「動き認識」機能もプラスした「トリプルブレ補正」で、画質劣化を防ぎながら、被写体に適したシャッター速度制御でブレを適切に抑えることができます。

本機は、歌手の浜崎あゆみさんが出演中の最新テレビＣＭで紹介されているモデル。ちなみに、ＣＭ曲の「part of Me」は、最新ベストアルバムの音楽ＣＤにも収録されている新曲です。

（メーカー希望小売価格／オープン）

基本性能

有効720万画素
光学3.6倍ズームレンズ
光学式手ブレ補正機構内蔵
最高感度ISO3200
ブレ軽減機能あり（自動感度式）
液晶モニター2.5型
内蔵メモリー約27MB
SDHC/SDメモリーカード/MMC対応
アスペクト比切替可
専用充電池使用
カラー4色

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