シグマ 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryレビュー ~ iwachan ~

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シグマ 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryレビュー ~ iwachan ~

はじめに

コンパクトで軽量なF2.8標準ズームレンズ、そんな毎日使いたくなるようなレンズの登場です。

こんにちは。iwachanです。

2022年12月2日、SIGMAから待望の富士フイルムXマウント用のズームレンズ「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」が発売されました。
以前から発売が予告されていましたこのレンズ、私も今か今かと待ち侘びておりました。

コンパクトなサイズに加えて高い光学性能、そしてF2.8通しのズームレンズである事が私の使用用途にはぴったりのレンズだと発売前から感じておりました。

今回は「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」とX-H2Sを使い、私が撮影しました写真と共にご紹介させて頂きたいと思います。

お散歩スナップの写真映像作例

18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryと富士フイルムX-H2Sの組み合わせでスナップ写真と映像を撮影しましたので、まずはこちらの動画をご覧ください。

いかがでしたでしょうか?動画も写真も高いレベルで撮影できる事がお分かり頂けたかと思います。

また本体285gという軽量なレンズとなっておりますので、1日持ち歩いても疲れずに撮影しやすいのもメリットだなと感じました。
(※映像には可変NDフィルターを使用しております。)

被写体にグッと近づく事ができるレンズ

まず私がこのレンズを使ってみて面白く感じたのは、最短撮影距離が短いという所です。
広角端で12.1cm、望遠端で30cmと被写体に近づいて撮影する事が可能です。

■広角端側作例

■使用機材:X-H2S + 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
■撮影環境:F2.8 SS 1/2000 ISO160

■望遠端側作例

■使用機材:X-H2S + 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
■撮影環境:F2.8 SS 1/2000 ISO160

広角端側で最短撮影距離まで近づいて撮影するとレンズフードが被写体にぶつかってしまいそうな距離で撮影する事が可能です。

この機能はコンパクトさも相まって旅行用レンズとしても便利だなと感じました。
旅先でのお食事を撮影したい時、お料理から離れて撮影できない時もあるかと思います。そんな時にこれだけ寄れるレンズは、テーブルフォト用としても使いやすいと感じました。

「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」で撮影した世界。

ここからはお散歩スナップで私が撮影しました18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryの写真をお届けさせて頂きます。

広角端18mmでお花に近寄り撮影をしていたところ、撮影中にお客様が。
広角で近寄れる性能と嬉しい偶然が重なった1枚となりました。

■使用機材:X-H2S + 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
■撮影環境:F2.8 SS1/125 ISO160

夕暮れ時、空を見上げたら綺麗な雲、木々のシルエットと美しい景色が広がっていました。
雲は柔らかな印象の「白」、木々のキリッとしたシルエットの「黒」の対比がとてもお気に入りの1枚です。
夕暮れ時の儚げな空の色も、写真の魅力の1つになりました。

■使用機材:X-H2S + 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
■撮影環境:F2.8 SS1/160 ISO1600

横断歩道に面白い光が入っていました。
光のライン、横断歩道の白い線や道路の組み合わせで面白い構図が作れた1枚になりました。
モノクロ写真にも18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryの描写はとても合うので撮影していて沢山シャッターを切りたくなります。

■使用機材:X-H2S + 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
■撮影環境:F5.6 SS1/3200 ISO160

18-50mm F2.8 DC DN | Contemporaryはポートレートでも大活躍します。
コンパクトでオートフォーカスも速いので、家族で出かけた時の思い出撮影にもとても使いやすいレンズだなと感じました。まさにいつも持っていたいレンズです。

■使用機材:X-H2S + 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
■撮影環境:F2.8 SS1/80 ISO2000

ふと空を見上げると街灯、信号機、街路樹の3つが面白いシルエットになっていました。街灯の曲線美はこの写真で気に入っているポイントです。

こういうシチューションで広く撮るか望遠で撮るか選択できるのも、ズームレンズの楽しい所だなと感じました。

■使用機材:X-H2S + 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
■撮影環境:F5.6 SS1/1000 ISO160

こちらも光の入り方が面白かった交差点で撮影しました。

人も車も全くいない状況で信号がポツンと立っています。誰もいなくても仕事をし続ける信号の、色々な感情を想像してしまうお気に入りの1枚です。

■使用機材:X-H2S + 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary
■撮影環境:F5.0 SS1/1000 ISO160

おわりに

いかがでしたでしょうか?
シグマから発売されました、富士フイルムXマウント用レンズ「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」は、F2.8標準ズームなのに軽量コンパクト、写りも妥協していません。

外で撮影する時はこれを付けておけば大丈夫!と思わせてくれる安心感があります。
お気に入りの単焦点レンズと組み合わせてコンパクトなシステムが作れる嬉しい1本ではないでしょうか?ぜひ検討してみてください。

今回ご紹介させて頂いた「18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」は私のYouTubeチャンネルでレビューや作例動画も紹介させて頂いております!気になった方はぜひ!ご覧頂けると嬉しいです!

 

■フォトグラファー/ビデオグラファー:iwachan
2019年より趣味だった写真動画撮影の表現の場を求めてYouTubeで配信をスタート。スナップ写真の様子を動画にしたPHOTO VLOGや映像作品、カメラ機材のレビューを配信中。ドラマーとしてプロ活動も行っている。

 

 

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