たくさんのご応募ありがとうございました。ここに審査結果を発表させていただきます。

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日常・自由部門

総評：秋冬フォトコンテストとしては新しい部門での審査は初めてのことになりますので、応募される方も混乱はあったでしょうし、分野が広がり審査する難しさも感じました。そういった作品が並ぶ中で上位に選ばれるには、日常の何気ないシーンの中から切り取った瞬間が、他の人に物語が感じられるとか、わかりやすい構図になっているとか、多少キャッチな部分がないと審査の目に止まりません。コンテストということを意識して、見る側のことを意識して作品作りをすることも大事だと思います。

審査員
川合麻紀氏

かわいまき／横浜生まれ。彩り写真家。独特の色表現と爽やかでやわらかい描写を得意とし、「The colors of nature」をテーマに花風景や、アフリカ、セイシェル等の自然や動物の撮影取材を行っている。雑貨、子供、ペットフォトなどオールマイティー。写真展多数。TV出演、写真教室、写真雑誌執筆等、わかりやすい写真指導でも人気。（社）日本写真家協会会員。

グランプリ1名：賞金30万円と賞状写真をクリックすると拡大表示

自由コース「ビールが美味い」

酒居　誠（滋賀県米原市）彦根／彦根店

寸評：総評でわかりやすい構図と言っておきながら、この作品はわかりにくい印象を受けますが、お祭りの騒ぎを楽しんでいる人々の中で、別の楽しみを見出している人とのコントラストに気がつくと、すごく面白みが湧いてくる味わい深い作品になっています。シチュエーションとしてはよくあるものですが、明るい部分と暗い部分のどちらもきちんと見せることが難しいアングルながら、プリントで上手に仕上げています。