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365日フォトコンテスト|2014秋冬|結果発表トップタイトル
たくさんのご応募ありがとうございました。ここに審査結果を発表させていただきます。

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腕自慢コース

「風景」

総評:こういう写真を自分も撮ってみたいと思うような、創作意欲を刺激されるような、そんな作品を選びました。それにしても見応えのある作品が集まりました。寒さを忘れて撮影に熱中する皆さんの熱意が見る側へも伝わってきて、審査にもやりがいと緊張を感じました。そして、全体にこんなにレベルが上がるものなのかと、すごく嬉しく思いました。迫力のあるプリントもきれいです。何年か前は、プリントがちょっと残念な作品がたくさんあったものですが、それが今はないのも特徴です。皆さんの技術と共にプリントの技術も上がり、デジタルカメラの性能もここまできたか、と、感慨深いものがありました。

三好和義 氏 審 査 員
三好和義 氏

みよし かずよし/1958年、徳島県生まれ。1981年東海大学卒業。13歳の時沖縄を訪ねて以来、タヒチ、モルディブ、ヒマラヤ、サハラなど世界各地で「楽園」をテーマに撮影を続けている。高校時代に当時最年少で個展を開催。また27歳の時「RAKUEN」で木村伊兵衛写真賞を受賞。これも当時最年少だった。NYジョージ・イーストマンハウス国際写真博物館に作品が永久保存されている。2004年藤本四八写真文化賞を受賞。2009年には豪華写真集「京都の御所と離宮」を発表。最新刊は「世界遺産 小笠原」。
三好和義公式サイト http://www.rakuen344.jp

グランプリ1名:賞金30万円と楯写真をクリックすると拡大表示

腕自慢風景グランプリ
「おしんの世界へタイムスリップ」
鷲 大輔 (山形県山形市) 山形/馬見ヶ崎店

寸評:木造建ての情緒ある温泉宿の風景は、雪がこんなにも積もっていて、厳しい雪国の情景のはずなのにどこか温かみを感じさせます。背景の山肌が奥行きを感じさせる左右対称の風景の中に、小さな人物が点在することによってスケール感が生まれています。建物の細かい部分やつらら、雪の質感までもがシャープに緻密に撮られていて、見る人をこの世界へ引き込んでいきます。カメラの力を最大限に引き出している、驚くべき描写力を持った見事な作品です。

「人」

総評:スナップ写真を撮ることが難しくなってきた昨今の状況の中で、この部門の応募作品は、撮るまでに大変な苦労をしていることと思います。にもかかわらず、素晴らしく活気ある作品が多数集まり、安心しました。デジタル化により、誰でも失敗なく写真を撮れる時代になりました。そんな中で審査員が何を見るかというと、撮影者の持つ新しい感覚、感性、すなわち独自性です。新しい視点で撮っているなあという驚きと感動がある作品が上位へ入ります。今回は加工した作品は少なかったように思います。ヒューマンな写真はヒューマニティを表現するわけですから、実際の情景からあまりかけ離れた作品は敬遠されます。より自然な作品で審査員の心を動かしてほしいと思います。

田沼武能 氏 審 査 員
田沼武能 氏

たぬま たけよし/1929年、東京・浅草生まれ。'49年、東京写真工業専門学校卒。サンニュース・フォトス入社、木村伊兵衛氏に師事する。'51年「芸術新潮」嘱託、'65年タイム・ライフ社と契約。'72年、フリーランスとなる。モービル児童文化賞('79年)・菊池 寛賞('85年)受賞。'90年には紫綬褒章を受章。2003年文化功労者を顕彰する。現在、(社)日本写真家協会会長、東京工芸大学芸術学部名誉教授、全日本写真連盟会長。

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腕自慢人グランプリ
「喜びのジャンプ」
吉野宏映(埼玉県加須市) 加須/加須店

寸評:結婚したカップルを写した作品ですが、なんとも奇想天外!こういう作品を見たのは初めてです。新郎の喜びのジャンプを青空の中へ写しこんだ躍動感あふれる作品です。全てが計算された画面構成でありながら、演出したいやらしさを少しも感じさせない、現代的な作品です。青空へ向かってのジャンプは未来への希望を感じさせます。新しい感性のもとに作り上げられた素晴らしい作品です。

「自由」

総評:今年はこれまででも最高のレベルで、審査には長い時間がかかりました。応募作品の技術力が年々上がっているのを感じます。写真の技術力は何かと言えば、シャッターチャンスを掴み取るということです。瞬間のピント合わせや望遠で構図をうまく切り取る力、つまり絵心です。今回は、その技術力の高い作品がとても多く、驚きました。自由部門ではどんなものでも被写体になり得ます。それをいかに自分なりに切り取って絵作りをしていくか、その大切さを、このコンテストを通して再認識することができました。プリントのクオリティも驚くほど上がりました。プリントのクオリティは作品の力強さにもつながり、作品を引き立ててくれます。総合的な面から見ても、レベルの高いコンテストでした。

吉村和敏 氏 審 査 員
吉村和敏 氏

よしむら かずとし/1967年、長野県松本市生まれ。高校卒業後、東京の印刷会社で働く。退社後、1年間のカナダ暮らしをきっかけに写真家としてデビューする。以後、1年のうち約半年を欧米各国のカントリーサイドで生活し、旺盛な撮影活動を行っている。絵心ある構図で、光や影を繊細に捕らえた叙情的な作品は人気が高く、個展には日本全国から数多くのファンが足を運ぶ。2003年カナダメディア賞大賞受賞、2007年写真協会賞新人賞受賞。

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腕自慢自由グランプリ
「猛進」
生田 守(福岡県北九州市) 小倉/湯川店

寸評:一瞬を切り取るひとつのアートとしての写真では、確かな技術力がやはり重要です。この作品は、長く写真を続けてきて、高い技術力を持った人がとらえた最高の瞬間だということが、誰が見てもよくわかります。これ以上の瞬間はないというその一瞬。組み写真でもない唯一の1枚。この1枚の作品としての力強さに引き込まれました。プリントもフィニッシュまで実に丁寧に作りこまれていて、いろいろな意味で完璧な作品です。

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