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フォトブックで部活の卒業アルバムを作ろうVol.310 2017年02月24日更新

3月は卒業式の季節です。学校ではどこでも卒業生のために卒業アルバムを作るのが通例ですが、部活などでもオリジナルでアルバムを作ってみてはどうでしょうか。3年間一緒に打ち込んだスポーツの仲間やのんびりとした活動でも一緒に過ごした仲間との思い出を一冊のアルバムにまとめたらすてきな思い出になるとおもいます。学校で作るようなオフセット印刷のアルバムは少部数だと高価になってしまいますが、フォトブックなら手軽な価格で簡単にアルバムを作ることができます。今回はフォトブックでアルバムを作るときのコツを紹介します。

集合写真を大きく使うには左右のページをつなげる

卒業アルバムをつくるときはぜひ全員で撮った集合写真を大きく入れたいものです。以前にも一度お話したことがありますが改めてやり方を紹介します。今回はキタムラのフォトブックからビックフォトブックを選択しました。使う写真を選んでフォトブックのレイアウト画面に入ると白紙のページが出てきます。ここに写真をドラッグするとページに写真が入ります(作例1)。このままだと写真はどちらか片方のページにしか入りません。集合写真は一人一人が小さく写っているので写真自体を大きくしたほうが見栄えが良くなりますが、片方のページだけではスペースが狭く、大きくするにも限界があります。そこで画面下の「ページ編集」というボタンをクリックすると一番下に「左右のページをつなげる」という項目がありますからそこをクリックします。そうすると左右のページを別々に編集するのではなく見開きで編集することができるので一枚の写真を左右のページにまたがるようにレイアウトすることができます。

作例1 片方のページだ家けでは写真が小さくなる

作例1 片方のページだ家けでは写真が小さくなる

集合写真を撮るときは中央を少し開ける

集合写真を見開きで大きくレイアウトする場合、中央にページのつなぎ目があるのでここに顔が重ならないようにしたいものです。作例2は普通に並んでもらって撮りましたが写真の中心線に人の顔がかぶっています。このままだと見開きにレイアウトしたときページのつなぎ目に人の顔が重なってしまいます(作例3)。ちょっと面倒ではありますがこの時は声をかけて中央の緑のラインの部分を「ここ、微妙に空けといて」と言って少し左右に分かれてもらいました(作例4)。この写真をレイアウトしたのが作例5です。これなら空けてもらったスペースを左右のページのつなぎ目にあわせてレイアウトすれば人の顔がつなぎ目にかかることはありません。また、撮るときには画面いっぱいに撮らないで左右に少し空間を空けておくと中央を少しずらさなければならないときにも切るためのスペースに余裕があるので見た目に安定したレイアウトをすることができます。

作例2 普通に並んで撮った写真

作例2 普通に並んで撮った写真

作例3 中央にいる人の顔がつなぎ目にかかってしまう

作例3 中央にいる人の顔がつなぎ目にかかってしまう


作例4 中央を空けてもらって撮った

作例4 中央を空けてもらって撮った

作例5 作例4をレイアウトしたページ

作例5 作例4をレイアウトしたページ


最後のページに後ろ姿

アルバムを作るとき、最後の締めにする写真をどれにするかは迷いどころです。最後の一枚ですからちょっと意味を持たせたいと思います。部活の象徴的な物の写真とか顧問の先生の集合写真でもいいと思います。今回は試合前に撮った卒業生全員の後ろ姿にしました(作例6)。後ろ姿の写真は意外とドラマチックなイメージを作ることができますが、表情が見えない分何をしているところなのかがわかる写真を選ぶのがコツです。または何をしているところなのかがわかるようなイメージで撮っておきましょう。この写真は全員の顔が見えないタイミングで撮りました。実際には隣どうしでしゃべったりしているので横顔が見えている写真もあったのですが、顔が見えている人がいるとその人の顏の印象が強い写真になります。また、低いアングルから撮ることで正面を向いている相手チームの顔が見えないようにして後ろ姿の卒業生のほうを引き立てるようにしています。アルバムを作るときは撮る段階で、これは「見開きで使うから」とか「最後の締めはこれにしよう」などレイアウトするときのことも考えて撮っておくとより一層かっこいいアルバムを作ることができます。

作例6 最後のページは後ろ姿で

作例6 最後のページは後ろ姿で


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