細部まで配慮されたフジのデジカメ

富士フイルムは昨年11月にデジタルカメラ［クリップ・イットDS－8］を発売し、5月に［クリップ・イットDS－10］と相次いで新製品を投入してきましたが、、さらにこのほど35万画素の［クリップ・イットDS－20］を新発売しました。
DS－20は基本的にDS－10の性能の流れを組んでいますが、高画質化、接写できるマクロ機構、ビデオ出力機構などの付加機能を一段と充実させています。また、液晶モニターの搭載も、電池の省エネ化を図るためにモニターを offにしてあっても撮影できる光学式ファインダーを採用、表示スピードの改善、被写体を追うときの画面の流れを抑えて写しやすくしたりするなど、細部にも配慮がなされているのが特徴的です。
また、液晶モニターにズーム再生機能がついており、部分的に大きく表示たり、トリミング機能的に使用できます。さらにビデオ端子を保有していることから、撮った画像をすぐにテレビでみたり、ビデオプリンターやビデオ機器に直接接続することも可能となりました。撮影枚数は、標準モードで2MBのスマートメディアを使った場合、約30枚、ファインモードで20枚、4MBではこの2倍になります。メーカー希望小売価格63,000円

過酷な条件下に威力発揮のニコン業務用双眼鏡

　漁業や航空、監視などに加え、高倍率・広視野が求められる天体観測に最適な業務用双眼鏡〔ニコン双眼鏡18×80IF・防水型・WF〕がこのほど発売されました。
　18倍の高倍率と見かけ視野72°の広視界を実現した双眼鏡で、今までのアマチュア用では物足らなかったお客さまにはうってつけといえます。防水ですから風雨や夜露でも安心して使え、本体内部に窒素ガスが充填されており、温度差の大きいところでも曇りを防止します。メーカー希望小売価格 134,000円

「東京ビデオフェスティバル」の作品募集

毎年、秀作を生んでいる日本ビクター主催の「東京ビデオフェスティバル」は、第20回を数え、国際的なビデオコンクールとしての位置付けもされています。このフェスティバルはビデオカメラの楽しさや用途を提案するとともに「映像による人と人との交流」をめざしており、プロ、アマ、国内外を問わず、広く門戸を開いています。
応募要領 ▽資格＝プロ、アマ、国内外を問わず ▽作品＝ビデオカメラで撮影した20分以内の作品 ▽テーマ＝自由 ▽送り先・問合せ＝〒105 東京都港区新橋1-7-1 ビクタービル内 日本ビクター（株） 東京ビデオフェスティバル事務局 電話03-3289-2815
▽募集締切＝平成9年10月5日 ▽発表＝平成10年1月24日 ▽賞＝ビデオ大賞、日本ビクター賞各1点 いすれも書状・賞金50万円、副賞として50万円相当のビクタービデオ機材またはヨーロッパ旅行11日間など
なお日本ビクターのホームページ（http//www.jvc-victor.co.jp/tvf～）でも応募要項などの情報を提供しています。

自然とタンチョウを守ろう

特別天然記念物のタンチョウと自然を守るための保護チャリティ「第11回コニカパッケージエイド（日本野鳥の会主催）」が今年もスタートし、11月30日まで実施されています。
このパッケージエイドはコニカフィルム外箱の上ブタ（ロータスクーポンの付いていない面）を送ることで、その枚数に応じてコニカが資金を日本野鳥の会に寄付するというものです。この寄付金は生息地の保全、教育・指導など、保護区の活動資金に使われます。 送付先 〒085-12 北海道阿寒郡鶴居村中雪裡南 鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ「コニカパッケージエイド」
＊画像技術をテーマにしたコニカ画像科学奨励賞を公募
コニカ画像科学振興財団（井出恵生理事長）が新しい画像技術の探究を基本テーマにした第4回「コニカ画像科学奨励賞」を9月15日まで広く公募しています。
今世紀そして21世紀に向けて新技術の核となる画像分野で活躍する研究者を支援する目的で一般に広く公募しています。今回で4回目を迎えますが、公募に際し、3つの課題が次のように挙げられています。
1）画像科学に関する材料およびデバイスの研究
2）画像情報システムおよびソフトウエアの研究
3）医療用画像に関する研究
奨励賞は4件で、副賞として 100万円が贈呈されます。

＜BOMがおすすめする今週のこの1本・この1枚！＞

★今週のおすすめビデオ「真実の行方」　6月26日レンタル開始

　全米で最も熱い街、シカゴ。そこで起こった残虐な殺人事件。被害者の返り血を浴びた青年が容疑者として逮捕。誰の目にもこの事件は簡単に一件落着と見えた。だが辣腕で知られた弁護士マーティン・ヴェイルが、腕の見せ所とばかりに弁護を買って出る。そして彼の活躍で裁判の行方は分からなくなってくる。だが、その辣腕弁護士に待っていた真実の意外な行方、そして観客を恐怖のどん底へ落とし入れる、戦慄の結末・・・。リチャード・ギアのさっそうたる弁護士ぶりと、息を呑む驚くべき結末。グレゴリー・ホブリット監督の力あふれる演出が観る者を最後まで釘付けにしてくれる。そして新星エドワード・ノートンが演じる容疑者の演技が特に素晴らしく、本作を名作にまで持ち上げた第一の功労者だろう。
　そこで、法廷ドラマ&サスペンスの歴史を振り返って見た。70年代以前は、法廷映画＝名作といわれた時代で「十二人の怒れる男」「アラバマ物語」、さらにはアル・パチーノを大スターに押し上げた「ジャスティス」「ゴットファーザーPARTⅡ」、日本金字塔「砂の器」など高品質な作品が目白押しだった。80年代はジュディ・フォスターをオスカーに導いた「告発の行方」、アクション巨編として大ヒットした「アンタッチャブル」などが代表作。90年代前半になると、法律をテーマにしたベストセラー作家の小説が次々に映画化され、その全てが大成功を収めた。「推定無罪」を皮切りに、「JFK」「ペリカン文書」「告発」等が代表作。95年以降になると、「依頼人」「黙秘」「陪審員」など、タイトルから法廷を連想させる作品が大ヒット。そして97年、「評決のとき」と「真実の行方」の特大ヒットで法廷&法律ブームは、いよいよ頂点へ。

★今週のおすすめCDS「PENICILLIN/夜をぶっとばせ」　6月25日レンタル開始

　3月、5月のシングルに続き、6月25日には今年に入って第3弾となるニュー・シングルが登場する。この後、7月にはアルバムも控えているわけで、まさにリリース・ラッシュのPENICILLINだ。前回の「DEAD　or　ALIVE」が、ダークで激しい雰囲気を漂わせていたのにたいし、今回は外側に向かって弾けていくような、広がりをかんじさせる曲。細かく作り込むというよりは、ストレートなバンドの勢いを重視したサウンド。そこが全体のスピード感を生んでいて、いい意味でパーンと弾けているような感じがする。
　また、曲調がシンプルでも、ギタ－・ダビングを増やしたことで、音の印象を平坦にならないような工夫が施してある。ある程度重ねていても決して重ねすぎない、透明感のあるギター・サウンドが幾重にも聴ける。そして、たまたまゴロがあったという「ダイヤモンド」と「ダイナマイト」を掛け合わせた歌詞も、ありふれた言葉なのに強い後味を残す。そういったザックリした言葉のチョイス、ひとつひとつの単語の軽快な響きがテンポ感にあっている。これまでになかった新しい場面に一歩踏み込んだといえるだろう。現在の彼らの勢いがそのまま反映された疾走感溢れる新曲で一気に頂点を極めるか？