パナソニック LUMIX S1RIIで追いかけるオーストラリアの光と色【タスマニア編】
はじめに
写真家の相原正明です。今回はパナソニック LUMIX S1RIIで追いかけるオーストラリアの光と色、タスマニア編。前回のクイーンズランド州とはまるで異なる、光と色。そして自然と地形。ほぼ別の国と言っても過言ではない。タスマニアの基本情報として、オーストラリア南東に浮かぶ島(北海道の約8割の面積)。島の半分は国立公園と世界遺産。その多くが人跡未踏の原生林。絶滅したと言われるタスマニアタイガーも実は生存しているとも言われている。
そして何よりも寒い土地。理由は南緯40度にあるため南極の暴風雨圏の影響を強く受けている。1日の中に四季がある。そして雪も降る。実際に僕は過去にクリスマスにタスマニアで大雪を体験している。風景のイメージとしては富良野の丘の向こうに屋久島の森があると思ってほしい。バリエーションの多い被写体なので超広角から望遠、マクロまでLUMIXのシステムのすべてをつぎ込んで撮影した。
今回のタスマニアロケはS1RIIを2台、およびS5IIを1台、レンズは下記の通りである。
LUMIX S PRO 16-35mm F4
LUMIX S PRO 24-70mm F2.8
LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S.
LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S.
LUMIX S PRO 50mm F1.4
LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
2.0×テレコンバーターSTC20
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

S1RIIを旅の相棒に選んだ理由
一番は堅牢なボディー性能。過去にSシリーズをオーストラリアの砂漠、熱帯雨林、吹雪の山など苛酷な条件で使用したが、機材が原因のトラブルは一度もなかった。今回旅したタスマニア中央部の高原地帯は、年間約250日が雨。更に苔むした、世界でもまれな冷温帯雨林の中での撮影が中心。防塵防滴性能+センサー保護のためのシャッター幕付きのS1RIIはここでの撮影に最適だと思い選んだ。
●苔などのクッションプラントが多いエリアのため、三脚が不安定で使えない場所もある。また南極から吹いてくる三脚も飛ばされるほどの強風。だからこそ手持ち撮影で強力な手ブレ補正機能を備えるS1RIIが必要
●ほぼJPEG撮って出しが可能な、優れた画質設計。特に色の抜けが素晴らしい。自分でRAW現像をしてもメーカーのJPEG色再現に匹敵することができない
●多彩な5種類のフォトスタイルのモノクローム。木や岩はLEICA モノクローム、人物はL.モノクロームSなど作品造りに強い味方
●Lマウントアライアンスによる豊富でかつ個性的なレンズ群
以上のことから、今回もLUMIX S1RIIを中心としたSシリーズを旅の供とした。

大幅に改善されたグリーンの発色

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8 (46mm相当)
■撮影環境:f11AE -0.7補正 ISO400 WB/晴天 PS(フォトスタイル)/風景
手持ち/手ブレ補正ON
タスマニア原生の固有種、パンダニ。恐竜時代から生き続けるこの植物は「生きた化石」とも呼ばれている。雨の多い高原地帯、雨のあと陽が射してきて、雨に濡れた緑がみずみずしく輝く。もともと暖色系が得意だったLUMIXだが、新設計のエンジンにより寒色系、特に緑の色再現も磨きがかかった。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S. (70mm相当)
■撮影環境:F5.6AE -2.3補正 ISO1000 WB/晴天 PS/ヴィヴィッド
手持ち/手ブレ補正ON
シダの森におおわれたマウントフィールド国立公園。森の中からTレックスが出てきそうな原始の森。夕方、逆光が射していた。少しだけ緑を強調するのにPS/ヴィヴィッドに設定。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S. (70mm相当)
■撮影環境:f10 -1.3補正 ISO800 WB/マニュアル PS/風景
世界遺産に指定されている原始の森。夜明け前、小雨が降る中で撮影。カメラとレンズの防塵防滴機能は完璧で、カメラに気づかいすることなく撮影に集中できた。そして夜明け前の森のグラデーションを見事に再現してくれた。ただ撮影中は山ヒルの洗礼を受け、撮影終了後はヒルを取るために、全身に塩をかけまくった。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8 (30mm相当)
■撮影環境:f16AE -1.0補正 ISO80 WB/晴天 PS/ヴィヴィッド
MARUMI ND64+CPL使用
そして従来から定評のある赤など、暖色系の色再現もよりブラッシュアップされている。朝夕のマジックアワーの撮影にS1RIIはとても素晴らしい仕事をしてくれる。
ハイレゾ撮影
今回のS1RIIになり、よりハイレゾ撮影(約18000万画素)がブラッシュアップされた。繊細さはもちろんだが、データ読み込み時間がより速くなり、光の変化が激しい時にはかなり助かるようになった。そしてハイレゾ+新しくなったグリーンの色再現は、森の描写力向上にとても役立つ。これは日本の新緑や紅葉の時に威力を発揮するはずだ。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S. (146mm相当)
■撮影環境:f11.0 -0.3補正 ISO80 WB/晴天 PS/ヴィヴィッド
ハイレゾ撮影
南半球11月末は初夏。新緑が美しい。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8 (36mm相当)
■撮影環境:f16.0 -1.0補正 ISO80 WB/晴天 PS/ヴィヴィッド
ハイレゾ撮影
ターカインはタスマニア北西部の原始の森。訪れる人も少ない。この近くの気象観測所で計測される空気がゼロポリューションと呼ばれ、世界で最もクリーンな空気と言われている。だからこそクリーンな空気が美しい光と水をもたらし、生き生きとした生命力あふれる森が撮れる。ハイレゾ撮影ならではの、緻密なグラデーションを見てほしい。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 50mm F1.4
■撮影環境:f11.0 -2補正 ISO80 WB/晴天 PS/風景
ハイレゾ撮影
ハイレゾと超高解像度の神レンズと呼ばれるLUMIX 50mm F1.4との組み合わせで、原生林の奥に潜む神秘的な沼を撮影した。ハイレゾ効果により風景の奥行感がラージフォーマット並みに増している。そしてレンズの最大ポテンシャルを発揮する為に絞りをF11にした。この絞り値が、最もレンズの解像力が発揮される設定。
手持ちハイレゾ撮影が可能となった
従来のハイレゾ撮影は必ず撮影時に三脚を立てる必要があった。だがどうしても足場が悪い、あるいは三脚を立てるスペースがなく手持ちしかできない、またはとっさの光で三脚を立てる時間が無い。そのような場合に手持ちハイレゾ撮影モードが追加され撮影領域が広がった。万が一撮ったあと失敗しないように、手ブレスコープがついていて、指示されたスコープの範囲内に手ブレが収まっていればカメラが自動補正でハイレゾ画像を生成してくれる。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8 (49mm相当)
■撮影環境:f11.0 -1.7補正 ISO80 WB/晴天 PS/ヴィヴィッド
ハイレゾ撮影 手持ち/手ブレ補正ON
真っ赤な地衣類が岩に付着して、沖合から見ると湾が燃えているように見えるのでその名がついた。入り組んだ岩場の造形が美しいが、風が強いことに加え三脚を立てる足場が不安定なので、ハイレゾ手持ちで撮影した。ただ撮影時は念のために5~6カット同じアングルで撮影した。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8 (30mm相当)
■撮影環境:f7.1 -0.7補正 ISO400 WB/AUTO PS/STD
ハイレゾ撮影 手持ち/手ブレ補正ON
山小屋で朝起きて、朝食の準備を整えた。その時、雲の間から一条の光が窓を通して射しこんだ。朝ご飯のオレンジの質感が美しく、ハイレゾで撮りたかった。三脚を立てている時間はない。体を壁にもたれかけさせて、安定させてブレないようにして手持ちで撮った。数枚シャッターを切ったとき、光は消えてしまった。手持ちモードが無ければ撮れなかった。
超コンパクトなマクロ100mmF2.8
タスマニアの森は小さな素晴らしい被写体で溢れている。でもトレッキングで少しでも荷物を軽くしたい。そんな悩みを解決してくれたのがLUMIX S 100mm F2.8 MACRO。100mmクラスでは世界最小・最軽量のマクロレンズ。全長82mm、重量298g。しかも開放値F2.8。ポートレートやスナップにも使える超便利レンズ。これがタスマニアの森で大活躍してくれた。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
■撮影環境:f16 -1.7補正 ISO400 WB/AUTO PS/ヴィヴィッド
太古の森の中で小さないのちを見つけた。小指の先ぐらいの新芽。少しの風でも揺れてしまう。そのためにISO感度を400にセットし、少しでも速いシャッタースピードになるようにした。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
■撮影環境:f6.3 -2.7補正 ISO400 WB/晴天 PS/ヴィヴィッド
手ブレ補正ON
タスマニアの高山植物スコパリア。新芽の赤が美しかったので、ヴィヴィッドにして少し強調。丸一日森の中を歩くトレッキングでは、S 100mm F2.8 MACROの298gという軽さが大きな味方となる。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
■撮影環境:f16.0 -1.3補正 ISO80 WB/晴天 PS/ヴィヴィッド
ハイレゾ撮影
原始の森の足元は苔の宇宙。この苔1つ1つが銀河系なのではと思えるほどの生命の宝庫。その重なり合う苔の緻密さを表現したかったのでハイレゾで撮影。小さな宇宙を撮るのに100mmマクロとハイレゾの組み合わせは最強のコンビネーション。
ディープラーニングによる動体予測
タスマニアの森は動物の宝庫。オーストラリア人でさえも、オーストラリアに住みながらこれほど動物を見たことがないと言わしめるほどだ。またタスマニア固有の動物も多い。新しくなったヴィーナスエンジンは動物の被写体検知も進化して、小型で走り回る、動きの速い動物も見事に撮れる。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S. (216mm相当)
■撮影環境:f6.3AE ISO800 WB/晴天 PS/STD
手ブレ補正ON
とても臆病な動物、ハリモグラ。少しでも人の気配を感じると針を外側にして丸くなりじっとしてしまう。そのために腹ばいになり狙撃兵のように気配を消して撮影した。動体予測はしっかりハリモグラの眼をロックして捉えることができた。更に、臆病なハリモグラを驚かせないように電子シャッターに設定、無音モードで撮影した。別の場所で、試しにメカシャッターで連写をしたら、やはり音でビビり、あっと言う間に森の中へ消えてしまった。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S. (200mm相当)
■撮影環境:f5.0AE -0.3補正 ISO4000 WB/晴天 PS/STD
手ブレ補正ON
タスマニアの固有種、タスマニアデビル(絶滅危惧種)。大きさは子犬ぐらいで見た目は可愛いが、グワーと大きな声で森の中で鳴くため、その声が悪魔のようなのでタスマニアデビルと不名誉な名前となった。肉食獣で、ものすごい勢いで走り回るので、ISO4000までアップして高速シャッター1/4000を切った。やはり動物認識で顔を選定し、カメラはひたすらタスマニアデビルの眼を追い続けてくれた。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S. + STC20 (339mm相当)
■撮影環境:f10AE -0.3補正 ISO1600 WB/AUTO PS/STD
手ブレ補正ON
春11月になると、赤ちゃんカンガルーがお母さんのおなかの袋から顔を出す季節。時には歩き回ったりする。そのため、この季節はお母さんが神経質でなかなか近づけない。その対応でテレコンバーターを使用。ただカンガルーの赤ちゃんがお腹から顔を出すと、AF動物認識が少し迷う。顔が2つ、どちらにするか考えるみたいだ。
充実のモノクローム
LUMIX S1RIIと従来機S1Rの大きな違いは、LEICAモノクロームの有無だろう。パナソニックがLEICA社との協業でいちばん学んだことは写真に対する哲学だと聞いたことがある。その一つがモノクロームでの世界観。硬質でコントラストのある表現はドキュメンタリーあるいは風景でも大きく使える。
それに対比して柔らかめのLモノクロームSも用意されている。他のバリエーションも入れると5種類ものモノクロが搭載されている。これはLUMIX S1RIIの大きな特徴。写真の原点でもあり、多くの巨匠たちが最期はモノクロで作品を撮る、あがりのスタイルでもある。それを大切にするところにLUMIXの哲学とこだわりがあると感じる。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8 (25mm相当)
■撮影環境:f11.0 -0.3補正 ISO400 WB/電灯 PS/LEICAモノクローム
手ブレ補正ON
タスマニア西海岸。南極からの強風が容赦なく吹き付ける。荒涼とした景色は世界の果て、エッジオブザワールドと呼ばれる。夕日が反射する、鋭利な岩場をカリカリに表現したかったのでLEICAモノクロームを選択。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art (16mm相当)
■撮影環境:f11.0 +0.3補正 ISO125 WB/電灯 PS/LEICAモノクローム
手ブレ補正ON
初夏の空にその存在を誇示するような灯台。夏の光で強烈な森の影が映り込む。それを強調したかったのでLEICAモノクロームでフィルターはREDで設定した。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 24-70mm F2.8 (36mm相当)
■撮影環境:f8.0 +1.3補正 ISO800 WB/電灯 PS/LモノクロームS
タスマニアの晩夏の高原。この日は霧で何も見えない朝だった。少し霧が薄くなったとき、ドラゴンのような木が現れた。天に昇るような柔らかい感じを表現したくLモノクロームSにした。フィルターはイエロー。墨絵のような柔らかい世界を表現したかった。
ポートレート、インテリア、フードのおすすめシネライクA2
柔らかさの中に芯があり、かつコントラスもしっかりある。昔のコダクロームの流れが好きな人にはお勧めだ。派手過ぎず、でもしっかり主張してくれるLUMIX独特のフォトスタイル。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S PRO 50mm F1.4
■撮影環境:f5.0 -2.3補正 ISO3200 WB/AUTO PS/シネライクA2
手ブレ補正ON

■撮影環境:f4.5 -1.0補正 ISO1000 WB/AUTO PS/シネライクA2
手ブレ補正ON
撮影途中のコーヒーブレークで入った田舎のカフェ。とてもおしゃれな雰囲気。家具もアンティーク。窓から柔らかい光が差し込む。ワインのボトルや家具をきっちり撮りたいと思い、単焦点の神レンズLUMIX 50mmを選択。
撮影が終わりお店の女の子が「どんな写真が撮れましたか?どこから来たの?」と話しかけてくれたので、写真を撮らせてほしいとお願いした。彼女の赤みがさす、白人独特の柔らかい肌の感じもシネライクA2が得意とするところ。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
■撮影環境:f4.0 +1.0補正 ISO100 WB/AUTO PS/シネライクA2
手ブレ補正ON
タスマニアは南極海なので水温が低い。なので格好の漁場。身の引き締まったサーモンやヒラメが獲れる。この日はローカルのパブで魚のソティー。魚の柔らかさと、スープの質感を表現する為にシネライクA2を選んだ。そしてお皿の白が濁らないように露出を+1補正でややオーバー気味にした。女性雑誌に掲載する際の料理の撮り方。
豊富なアスペクト比
LUMIX S1RIIは、写真家のイメージ通りに策ができる6種のアスペクト比が搭載されている。人によっては全部3:4で撮り、あとでトリミングすればよいという人もいる。それはそれで正しいかもしれないが、最初からアスペクト比を決めて撮影した作品とあとからトリミングした作品は、画面の緊張感が違う。やはり最初からきちんとアスペクト比を決めた作品にはかなわない。なぜなら画家は最初に自分が描きたい絵にあわせて、紙やキャンバスのサイズを頼む。それと同じだ。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S 100mm F2.8 MACRO
■撮影環境:f16 -1.7補正 ISO100 WB/晴天 PS/風景
アスペクト比25:64 MARUMI CPL+ND64使用
滝を撮るとき、日本画のように表現したい。できれば現代の掛け軸で。特にパノラマ縦構図は掛け軸がある日本人は得意とするが、掛け軸のない西洋人は、縦構図が苦手だ。仮に撮れても「間」が悪い作品になる。日本人であれば掛け軸の視点を活かすべきだと、海外に行き痛感した。

■撮影機材:パナソニック LUMIX S1RII + LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S. (500mm相当)
■撮影環境:f13.0AE +0.3補正 ISO250 WB/晴天 PS/ヴィヴィッド
晩夏の昼下がり湖に霧が立ち込めた。夏の最後の光が強烈なコントラストを生み出した。霧と湖の青とでパターン化した模様のように表現したかった。そのために空の部分を切り横の広がりを出したかったので、16:9のアスペクトを選び、かつフォトスタイルをヴィヴィットでさらに彩度をアップして現代アート風にした。
まとめ
LUMIX S1RIIはフォトスタイルという色のパレットを数多く備え、かつ写真の原点でもあるモノクロームに妥協しない世界観を与えている。そしてタスマニアの気象変化の激しい中でも、トラブルはなくタフなつくりであった。この惑星で森羅万象を追い求め、自分独自の色と光を追求したいクリエイターのためにこそ、LUMIX S1RIIは存在すると言っても過言ではない。コンテストやSNSのためだけではなく、自分のアイデンティティーを、作品を通じて示したい人には絶対のおすすめである。
■撮影協力:
タスマニア州政府観光局
カンタス航空
■写真家:相原正明
1988年のバイクでのオーストラリア縦断撮影以来、オーストラリアを中心に「地球のポートレイト」をコンセプトに撮影。2004年オーストラリア最大の写真ギャラリー・ウィルダネスギャラリーで日本人として初の個展開催。2008年には世界のトップ写真家17人を集めたアドビフォトアドベンチャー・タスマニアに日本・オーストラリア代表として参加。現在写真家であるとともにフレンド・オブ・タスマニア(タスマニア州親善大使)の称号を持つ。
FUJIFILM X Photographer、日本写真家協会(JPS)会員















