山上の臨時蕎麦店（奮闘編）

蕎麦友お得意の手作りポップです。前職が役に立ったと得意顔です。
自分の役割を心得たたかさご会です。茹で上がり１３０ｇが一人前です。

通常、山では高値が当たり前ですが、名店の蕎麦が大安売りです。

たかさご会のアイドル、マリリンは笑顔で檜原産本山葵をおろします。
ホンとの所は、すり下ろした山葵の成分で目をしばたいているのです。

茹で奉行は、厳しい目で茹で加減を見ています。マリリンは、配膳奉行に早変わりです。

捏ね奉行は、腕が棒になったと語っております。
このくらいで、音を上げては蕎麦店の開業は出来ませんぞ！

伸し奉行も注文が間に合わないと必死の形相で延ばし、奥の上がりかまちでの蕎麦切りは山登りの腰痛に拍車を掛けました。

盛りつけ奉行は、冷たい山水に手をツツジ色に染めておりました。

ハイカーが思いもよらない手打ち場面を撮影しておりました。
撮影料は戴きません。

最後は、食べるのみ奉行でマイナスイオンでは満腹にならずと、胃から脳への信号を出させるのに夢中です。
余りの盛況に１１人の奉行は疲労困憊の一日でした。お疲れ様でしたぁ～。

齢が重なり、来年は参加できるか？心配になりました。

日本橋店中古売場　田口由明