埼玉菜園（蕗の薹）

２週間ぶりに帰宅した自宅は、花盛りです。
母の好きなヒヤシンスが紫の花を咲かせ、療養先に届けとばかりの芳香を放っています。
大事に育てまして、今年も沢山の花を付けてくれました。

檜原村のジャガイモ植え付けに続き、自宅の菜園にも「インカのめざめ」「アンデスレッド」を一人で植え付けることになりまして、腰の痛みに追い打ちを掛けます。
７月には良い結果をもたらすものと思います。（それにしてもインカのめざめは高かった）

庭には沢山の蕗の等が大きくなっており収穫をしました。
この所、めっきり春らしくなって来たからでしょう！
アイヌの神話に出てくる妖精コロポックルは、アイヌ語で「フキの下の人」の意味だそうです。花が咲く前は、如何にも妖精が隠れている様に見えます。

蕗味噌を作ってみました。
熱湯で１分程茹でましてから水に晒し、あく抜きをします。
そして、みじん切りにして水気を切ります。

レシピ（フキノトウ味噌）
蕗の薹　４ヶの場合

1. 味噌　大さじ２
2. 味醂　大さじ１
3. 酒　　大さじ１
4. 砂糖　小さじ１

以上を混ぜて鍋で加熱をし、冷めましてからみじん切りにしたフキノトウと混ぜれば出来上がり。（味噌タレはフキノトウの量により加減してください）
チヨットほろ苦い春の味です。箸休めに良いですね！

この季節になると母がフキノトウの掻き揚げを作ってくれました。
母の元気な頃を思い出すお袋の味です。チヨットほろ苦いのは、親のスネをかじった味でしょうか？

日本橋店中古売場　田口由明