＊＊＊　空気も澄んで抜けのよい写真が得られます　＊＊＊
いろいろな花が咲き乱れる北海道地方

関東以西は梅雨の走りで、雨が周期的に2～3日続いていますが、この梅雨のないのが北海道です。まったく降らないのかといいますと、そうでもありません。梅雨前線は北上したり、南下したりしますから長雨にはなりませんが、やはり雨は降ります。しかし、この時季は「さわやかな風が舞う」言葉どおりの時節です。北海道はいつきても絵になるなる場所が多くありますが、5～7月の内陸は空気が澄んでいますので、景色も抜けのよい写真が得られます。桜前線の終着でもあり、様々な花が一斉に咲き出しています。

道内各地の花まつり

道内の桜まつり以外の花まつりを挙げてみますと、

＊札幌市大通り公園の第39回さっぽろライラックまつり

（各種イベント、5月23～25日まで 問合せ＝札幌市観光部事業課 011-211-2377 ）

＊滝上町滝上公園の芝さくらまつり

（フロックスシンデレラ発表会、ヘリコプター遊覧、フォトコンテストなど、6月8日まで 問合せ＝滝上町観光協会 015829-2730）

＊上湧別町チューリップ公園のチューリップまつり

（チューリップ切り花即売、オランダカーニバルなど、6月1日まで 問合せ＝上湧別町商工林務課 01586-2-2111 ）

＊恵山町恵山山麓一帯のつつじまつり

（つづじの観賞、歌謡ショーなど5月25日～6月1日まで 問合せ＝恵山町観光協会 0138-85-2331 ）

＊平取町野生すずらん群生地でのすずらん観賞会

（特産品の販売、日曜日には和牛賞味など6月1～8日 問合せ＝平取町観光協会 01457-2-2221 ）
などがあります。

羊が草をはむ牧歌的な風景も……

こうした中で、今週末のライラックまつり（ライラック＝鑑賞用に栽培される落葉樹。いち名リラ、ムラサキハシドイと呼ばれ、高さは4～7ｍ。円錐上の花で芳香を放ちます）が開催される札幌市には中心部を東西にのびる大通り公園、シンボル時計台（平成10年9月まで改修工事中）、赤レンガの旧北海道本庁舎、北海道大学付属植物園の原生林、円山公園とその周辺のおしゃれな町並みなどがあります。また、ちょっと市街から離れると羊が草をはむ牧歌的な風景がありで、見どころ、撮りどころがいっぱいです。