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2010.09.10

【「途中下車」を使いこなす】
長距離列車に乗ったら、ちょっと道草して写真を撮ろう

旅行は、急いで直行直帰するだけが、すべてではありません。もし、カメラを持っているなら、旅は道草が多いほどに、たくさんの新しい発見があって楽しいものです。鉄道、特に日本全国にわたって路線網があるJR線の場合は、切符に書いてある目的地より手前の駅で、一定の条件のもとに「途中下車」ができる場合がありますから、気が向いたら、知らない街を散歩してみてください。予定調和ではない寄り道ができるのも、鉄道の旅ならではのことです。こんな切符の使い方を覚えておけば、列車での移動は、ただ退屈に耐えるだけのムダな時間ではなくて、面白いものや、珍しいものを探せる、最高の機会になります。今回は、「途中下車」の話題。ご用とお急ぎでない方は、自分が買った切符で「途中下車」ができるかどうか、列車に乗ったときには、まず調べてみてください。

JRの途中下車制度

JR線の長距離切符では、一定の条件のもとに、途中下車ができる制度があります。途中下車に使える切符は、長距離の乗車券だけです。普段、通勤電車に乗るときに使っている近距離の切符や、「スイカ」などのICカード乗車券では途中下車はできません。ちなみに、途中下車ができない切符には、「下車前途無効」と書いてあります。

「途中下車」という鉄道用語の意味

切符に示された最終目的地(着駅)よりも手前の駅で、一旦、「改札の外に出ること」が、途中下車。駅の改札口で(係員がいる有人対応の改札で「途中下車」を申し出る)、切符に途中下車の検印を受けてから駅の外に出て、用事が済んだ後は、また同じ切符で駅の改札から再入場し、再び列車に乗って、最終目的地へ向かうことができます。再入場の際には、新たに初乗り運賃を払う必要がありません。新しい切符を買わなくても、継続乗車できるのが途中下車という制度なのです。(ただし、すべての切符で、途中下車ができるわけではありません。)

途中下車の回数には制限がなく、理論上は、何度でも途中下車できます。ただし、最初の乗車駅から見て、1度目に途中下車した駅より、手前の地点にある駅に後戻りして、2度目以降の途中下車をすることはできません。列車の切符は、ワンウェイなのです。

ちなみに、文字で書かれた言葉としては、途中下車は「下車」となっていますが、鉄道用語としての定義では、普通の日本語とは、少しニュアンスが違います。途中下車とは、単に列車に乗っている途中でホームに降りることではなくて、途中駅で、係員から切符に検印を受けて、改札の外に出る「途中出場」のことを指しているのです。つまり、一旦改札を出た後、また改札の内側に戻ってくることまでがセットで、「途中下車」となります。途中駅で列車だけ降りて、ホームにある売店を利用する場合は、「途中下車」ではありません。

なお、「下車前途無効」と書かれた、途中下車ができない近距離切符の場合、最終目的地(着駅)より手前の駅で改札を出ようとすると、その切符は回収されてしまいます。つまり、それは途中下車ではなくて、ただの下車です。このとき、改札を出て下車した駅より、先の着駅まで支払っている切符代の差額分は、放棄したことになります。

途中下車ができない切符

以下の条件では、途中下車ができません。それ以外の「乗車券」であれば、原則、途中下車は可能です。詳しくは、書店で売っている雑誌の「時刻表」を参照するか、JR線の駅で聞いてください。

  • 片道100キロまでの近距離乗車券(駅の自動券売機で買う普通の切符)
  • 回数券
  • 特急券やグリーン券など乗車券以外の切符(途中下車の制度対象外)
  • 特急券やグリーン券など乗車券以外の切符(途中下車の制度対象外)
  • スイカなどのICカード乗車券

途中下車の実践的な活用法

JR線で、途中下車の制度を利用できる場合は、改札の出入りが自由になるので、移動の際、一気に目的地へ向けて進むのではなく、途中にある街にも立ち寄って、食事を楽しんだり、お土産を探したりすることができます。それから、温泉街なら、外湯(銭湯)に立ち寄って、汗を流すこともできますね。途中下車は、鉄道の旅だからこそ、できることなのです。

昔の国鉄時代とは違って、いまでは特急でさえ、一部の夜行列車以外には食堂車が付いていないので、長距離移動の途中で、あたたかいものを、ゆっくりと味わって食べたい場合には、途中下車して改札の外に出るのが得策。お土産も、駅の中では売っていない生鮮品などを、街中にある商店まで見に行ったりできるので、途中下車すると、いろいろと旅の楽しみが増えます。海に近い路線なら、沿線の店で魚の干物などを売っていたりしますから(干物なので、ある程度なら日持ちはする)、それを買って帰るのも良いでしょう。

そして、カメラのキタムラも、全国各地に支店網を展開していますから、カメラ用品やメモリーカード、フィルムや電池などが、旅先で必要になった場合は、乗車した路線が通る地域からキタムラの店舗を探し、最寄り駅で途中下車して、臨機応変に現地調達が可能。キタムラの支店(リアル店舗)の所在地は、カメラのキタムラのホームページを利用して調べることができますから、お出かけの際は、行く予定の地域にあるキタムラの店舗を、あらかじめ見つけておくと便利です。

東京などの大都市では、電車は2~3分ほど待っていれば、すぐに来ますが、地方に行くと、途中駅の乗り継ぎだけで2時間くらい、次の列車を待つことは、よくあるものです。そんなとき、ひたすら駅で待っていると、さすがに飽きてきますから、ひとまず途中下車して、散歩しながら景色の写真を撮ったり、お茶でも飲んで時間をつぶすなど、何か楽しみを見つけると、長旅でも退屈はしないと思います。

切符の有効期間

鉄道の切符には、発売日または使用開始日の日付が、券面に印字されています。その有効期間は、原則的に、切符の発売日から起算します。ただし、指定席を事前予約したときは、乗車券も一緒に前売りされるので、その場合に限り、発売日とは別に、使用開始日という日付が券面に印字され、有効期間は、実際に乗車する使用開始日から起算します。

当日しか使えない乗車券

JR線の場合、通勤電車に乗るときに駅の自動券売機で買って、すぐに自動改札を通って乗車するタイプの、ごく一般的な乗車券については、有効期間が1日限りとなっています。つまり、切符を買ったその日の終電までしか、改札を通れません。このように有効1日となっているJR線の切符は、営業キロが100キロまでの近距離の乗車券が該当します。ちなみに、途中下車もできません。

2日以上にわたって有効な乗車券

営業キロが101キロ超(片道)の長距離となる区間では、JR線の乗車券(普通乗車券)は、距離に応じて有効期間が変わります。また、途中下車もできます。乗車距離が101キロ超200キロまでなら、有効期間は2日です。そして、200キロ超400キロまでなら3日間有効。さらに乗車距離が長くなると、200キロごとに1日ずつ、有効期間が延びる計算です。ということになると、列車の旅の場合、ただ目的地まで往復するだけでは、もったいないような気がしてきますね。

特別な乗車券の有効期間

「周遊きっぷ」などの特別な乗車券の場合は、別途、有効期間が定められている場合があります。

特急券やグリーン券の有効期間

JR線の特急券やグリーン券などは、乗車券とは、有効期間が異なります。指定席の場合は、列車と座席が指定された日付の日だけ有効。自由席の場合は、切符そのものは2日間有効ですが、1回分の乗車にしか使えません。つまり、降りた時点で特急券は使用済みとなって駅で回収されるので、途中下車しながら、1枚の特急券を2日に分けて使うようなことはできません。なお、普通・快速列車のグリーン券の場合は、1日だけ有効となっています。詳しくは、雑誌の「時刻表」で、確認してください。

私鉄の切符の有効期間

私鉄の場合は、営業キロ数が比較的短いので、切符は基本的に、購入当日または使用開始日の当日のみ有効と考えれば、間違いありません。ただし、例外はあり得るので、それぞれの私鉄の駅などで、確認してください。

有効期間が長い切符の活用法

JR線で、2日以上の有効期間がある乗車券では、途中下車制度を利用して、長距離移動の経由地で、宿泊することも可能です。この特徴を利用すれば、遠方へ旅行する場合には、一気に目的地の駅まで直行して直帰するだけでなく、その旅行の途中でも、寄ったついでに観光を楽しめるわけです。スケジュールを厳密に決めすぎないで良いのなら、乗車券の有効期間をいっぱいまで使って、最終目的地(着駅)以外は何も決まっていない、気ままな旅を楽しむこともできます。宿泊する場合は、近くにホテルや旅館がありそうな駅で途中下車して、その日の居場所を探しましょう。ちなみに、雑誌の「時刻表」には、宿の案内も載っています。こういう旅行なら、普通列車(鈍行)を使って、気になった場所で途中下車して風景写真でも撮りながら、遠くまで行ってみるのも良いでしょう。切符は、最終目的地にたどり着くまで、なくさないように注意してくださいね。

 
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