カメラのキタムラスタジオマリオカメラのキタムラ

デジカメプリント・フォトブック・カメラのことはおまかせ!

  • 会社概要
  • 採用情報
  • お問い合わせ
  • ネット会員登録・変更
  • メルマガ登録

お客さまなんでも相談室

  1. デジカメ・デジタルカメラのキタムラTOP
  2. 写真講座/コラム・ギャラリー
  3. 写真何でも情報・EXPRESS
  4. 2010年
  5. Vol.592

写真何でも情報 EXPRESSコラム・ギャラリー

※掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、ページ公開日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

2010.05.21

【「フラッシュ禁止」の看板を見つけたら】
何でもカメラ任せにはしない、工夫した撮り方の基礎知識

催し物の会場や、動物を飼育している場所などでは、撮影禁止とまでは言わなくても、フラッシュを発光させた撮影を禁止している場合が、よくあります。しかし、このようなときに、何でもカメラ任せのフルオート設定で撮影してしまうと、意に反して、フラッシュが光ってしまうこともあるでしょう。そこで、周囲の人に迷惑をかけないように撮影するため、今回は、フラッシュを発光させない設定にする方法を、解説します。

現行機種では、フラッシュ発光まで自動制御

現在、発売されているデジタルカメラでは、一部にあるプロ用一眼レフタイプ以外は、すべて小型フラッシュが内蔵されています。そして、フルオートに設定しておけば、暗い場所で撮影する場合には、カメラが判断して、自動的にフラッシュが発光するようになっています。(カメラ用語でいう「フラッシュ」とは、シャッターを切ったときに瞬間的に発光して、被写体を明るく照らす光源のこと。「ストロボ」と同義。WEBサイト上で動画を表示するソフトの名前とは、関係がありません。)

フラッシュの自動発光とは、フラッシュが必要なシーンだと、カメラが判断した場合にだけ、自動的に光るという意味で、いつでも必ず発光するということではありません。したがって、「自動発光」というモードにセットしておけば、暗い場所のみで発光し、明るい屋外でカメラを使用する場合は、自動的にフラッシュ発光なしの撮影として制御されます。すべてのコマについて、必ずフラッシュを発光させるモードには、「強制発光」という名前が付いているので、自動発光とは区別されます。

撮影する被写体によって、フラッシュが発光するか・しないかの区別は、被写体にカメラを向けて、シャッターボタンを半押しした状態のときに、カメラの表示をよく見ていればわかります。フラッシュが自動発光する場合、コンパクトデジカメでは、液晶モニター上にフラッシュのマークが出現。デジタル一眼レフでは、内蔵フラッシュが自動的に立ち上がり、発光可能な状態になればファインダー内にマークが出るほか、シャッター速度表示が、X同調速度以下に制限されるので、実際の撮影より前に、フラッシュ発光の有無を知ることができるのです。発光しない場合は、こうした変化がカメラに見られません。

このようなフラッシュの自動発光機能は、通常の撮影だけなら便利ですが、フラッシュを使いたくない場合、あるいは使ってはいけない場合は、ユーザーの意思に反して動いてしまう、「おせっかいな」機能にも、なり得ます。このようなとき、フラッシュを使わないで撮るためには、ユーザー自身が機能設定ボタンを操作して、フラッシュの自動発光を解除しなくてはなりません。(一旦解除した自動発光モードを、元に戻す場合も、自分自身で操作することになりますから、設定方法を覚えておいてください。)

昔の旧式フィルムカメラでは、オプション機能は外付けだったので、ユーザーが自分でセットしない限りは、まったく作動しなかったものですが、現在のカメラでは、自分でセットした覚えがない機能まで、カメラがフルオートで勝手に設定してしまいます。そのため、シャッターを切った瞬間に、予想しなかったような動きをして、驚かされることもあります。このようなことがあるので、いまのカメラを使いこなすには、ユーザーが自分で考えて、機能を付け足していくことよりも、むしろ、カメラの過剰な動きを、ユーザーが抑制することのほうが、重要になっているわけです。その中でも、最も設定を変える機会が多い箇所がフラッシュの発光設定なので、初心者の方は、まず、ここから覚えてみてください。

コンパクトデジカメの場合

原則として、コンパクトデジカメでは、以下のような操作を行うことで、フラッシュ発光のON/OFFを選択します。

フラッシュ発光モードOFF

使用している機種の取扱説明書を参照し、フラッシュ発光モードの設定方法を確認してください。フラッシュの発光は、自動発光・強制発光・発光停止の3つから選択できます。フラッシュ撮影が禁止されている場所では、発光停止(発光禁止)モードに設定しましょう。ちなみに、フラッシュ撮影が禁止された場所を出るときには、自動発光モードに、自分で操作して戻す必要があります。戻す操作を忘れると、フラッシュ発光が必要なときでも、フルオートではフラッシュが光りません。フラッシュ発光モードの設定ボタンは、頻繁に使用するので、使い方を暗記しておくと便利です。

手ブレ補正機能ON

フラッシュを使わない設定にすると、カメラは、シャッター速度を下げることで、被写体に露出を合わせようとします。そこで、手ブレを防止するために、手ブレ補正機能がある機種なら、補正ONの状態に設定しておきましょう。

ISO感度を「高感度」に

フラッシュを使わない場合は、ISO感度を上げれば、ある程度までは、シャッター速度の低下を防ぐことができます。暗い場所でフラッシュを使わずに撮影するときは、ISO感度のモード設定を操作して、「自動(オート)」か「高感度オート」に設定しましょう。このほか、ISO感度を数字で設定するモードもありますが、必要以上に感度が高いと、撮影した画像にノイズが入りやすいので、数字で設定するなら、明るさに応じて手ブレしない程度のISO感度を選ぶのがコツです。これも使い終わったら、元通りの感度設定に戻しておきましょう。

デジタル一眼レフの場合

デジタル一眼レフの場合、フラッシュの自動発光を停止する必要があるのは、小型フラッシュを内蔵しているタイプのみ。つまり、普及機と、中級機だけです。プロ用の高級機の場合、カメラ本体にはフラッシュが付いていないので(外付けフラッシュのみ)、発光モードの選択という操作を、行う必要そのものがありません。内蔵フラッシュの発光モードを選ぶときの、具体的な操作方法は、次のようになります。

フラッシュ発光禁止モードがある機種の場合

通例、カメラボディの上面部にある、撮影モードダイヤルを操作して、「フラッシュ発光禁止モード」を選択します。この状態では、フラッシュを使わない点を除けば、フルオートで撮影できることになります。もとの標準的なフルオート設定に戻したいときも、撮影モードダイヤルを操作するだけで済みます。

フラッシュ発光禁止モードがない機種の場合

普及機や中級機で、フラッシュ発光まで含めたフルオート撮影ができる機種の場合は、通例、「全自動モード」を選択したときだけ、フラッシュが必要に応じて自動発光します。発光しない状態にしたい場合は、カメラボディ上面部の撮影モードダイヤルを操作して、「全自動モード」を解除。すると、フラッシュ発光は、ユーザーの任意で設定できる状態になるので、内蔵フラッシュは格納したまま、普通に撮影すれば発光はしません。このとき、全自動モード以外で、被写体に適したシーンモードがあれば、それを選択。もし、なければプログラムAEなどの露出モードを選択し、シャッター速度と絞り値を確認してから、撮影する手順となります。

このときの注意点として、撮影モードダイヤルで、全自動とシーンモード以外を選択すると、つまり、プログラムAE・絞り優先AE・シャッター速度優先AE・マニュアル露出の、いずれかの露出モードを使う場合は、パラメーターと、ホワイトバランスについても、任意設定が可能な状態になるので、それらが適切かどうか、自分で確認する必要があります。パラメーター設定(JPEGの画像仕上げ)について、標準・風景・ポートレートなどから適切なモードを選び、またホワイトバランスについても、自動設定、あるいは被写体に応じた適切なモードを選択しましょう。ただし、RAWモードで撮影する場合に限れば、これらの設定は省略することもできます(後でパソコンを使って補正)。

もとのフルオート設定に戻したいときは、基本的に、撮影モードダイヤルを操作するだけで構いませんが、パラメーターやホワイトバランスの設定を変えた場合には、一応、それらも自分で元の設定に戻しておいたほうが、次の機会に使うとき、よりスムーズに操作できます。

フラッシュの自動発光機能がない機種の場合

フラッシュを格納して撮影すれば発光しないので、何も特別な操作は、必要ありません。

手ブレ補正機能ON

手ブレ補正機能がある機種なら、補正ONの状態に設定しておきましょう。一眼レフの場合では、カメラボディ側に手ブレ補正機能が搭載された機種であれば、レンズの種類に関係なく、補正が利用できます。しかし、レンズ側に手ブレ補正機能を搭載するタイプの機種では、装着するレンズに手ブレ補正機能が付いていなければ、手ブレ補正は使えません。ちなみに、単焦点レンズについては、手ブレ補正機能がない例も多いので、現行機種の場合、基本的にはズームレンズを選んだほうが、手ブレ補正機能を手軽に使いやすくなるでしょう。ただし、単焦点レンズは開放F値が明るいので、絞りを開いて使えば、ある程度までは、シャッター速度を高めにセットすることも可能です。それでもブレる場合は、三脚を使用しましょう。

ISO感度を「高感度」に

暗い場所でシャッター速度が低くなり、手ブレして撮りにくい場合は、ISO感度を高めに設定してください。その新たに設定した感度で、適正露出となるように、絞り値とシャッター速度をセットすれば、まったく問題なく撮影できます。一眼レフの場合は、露出データの表示を見ることができるので、ブレもなくノイズも少ない適切な感度を、容易に決めることができます。ただし、滅多に使わないような高感度で撮影した後は、解除を忘れないうちに、ISO感度を普段よく使う設定値に戻しておきましょう。

 
  • 最新デジカメ情報「WeeklyPickup」
  • 安心の5年保証「ネットショップ」
  • フォトコンテスト365日開催中
DVDダビング・ビデオダビングならカメラのキタムラにお任せ
DVDダビング・ビデオダビングならカメラのキタムラにお任せ
カメラのキタムラ スマホ・タブレット買取
カメラのキタムラ スマホ・タブレット買取
写真がもっと好きになるShaSha
カメラと写真のコラムサイト
キタムラの運動会
運動会の上手な撮り方・残し方
フォトレッスン
シーン別の撮影テクニック集

あなたの大切なお写真の現像・保存・プリントは写真専門店カメラのキタムラにおまかせください。

  1. デジカメ・デジタルカメラのキタムラTOP
  2. 写真講座/コラム・ギャラリー
  3. 写真何でも情報・EXPRESS
  4. 2010年
  5. Vol.592
プリントサービス »
写真プリント
フォトブック
ポストカード
年賀状・喪中はがき
思い出レスキュー
カレンダー
フォトグッズ
証明写真
プリントからプリント
写真修復サービス
写真の加工
その他サービス情報 »
スマホト.jp
写真スタジオK
渋谷写真スタジオK
こども写真館スタジオマリオ
七五三撮影
Tカードのご案内
ケータイサイトのご案内
メールマガジンの登録・解除
クーポンのご案内
キタムラ×twitter
コラボレーション企画一覧
ショッピング情報 »
ネットショップ
プリントバイヤーのオススメ
カメラバイヤーのイチオシ!
キタムラニュース
WeeklyPickup
キタムラの福袋
デジタルカメラグランプリ
キャンペーン »
キャンペーン一覧
トピックス »
重要なお知らせ
弊社の名前を騙った悪質サイトにご注意ください
更新情報
キタムラのCM »
CMギャラリー
コラム・ギャラリー »
修理人たぐちの徒然日記
わーちゃんのゆるゆるり
種清豊のフォトコラム
ママカメラマン山ちゃんの写真教室
写真何でも情報
キタムラの運動会
フォトレッスン
デジカメきほん塾
デジタルフォト三昧
写真教室
フォトライフ四季
フォトギャラリーキタムラ
フォトカルチャー倶楽部
フォトコンテスト »
コンテスト情報
入賞作品ギャラリー
フォトコンカレンダー
店舗ブログ »
カメラのキタムラ
スタジオマリオ
店舗検索 »
店舗検索
ネット会員 »
ネット会員登録
ネット会員変更
ネット会員削除
パスワードをお忘れの方
サイトマップ »
サイトのご利用について »

このページの先頭へ

デジカメプリントフォトブックデジカメ写真館は カメラのキタムラ