
結果発表
たくさんのご応募ありがとうございました。
全国から寄せられた応募作品総数9,135点の中から、
見事に入賞された方々の作品を発表いたします。
たくさんのご応募ありがとうございました。
全国から寄せられた応募作品総数9,135点の中から、
見事に入賞された方々の作品を発表いたします。
気軽にシャッターを押したもの、狙いすましたもの、何度も通い詰めてようやく撮れたもの、歴史的価値があるもの、偶然の一枚など、カメラのキタムラ創業90周年記念にふさわしい秀作、力作、傑作写真が幅広い年齢層から多数寄せられ、一次審査からずっと驚嘆しっぱなし。気がつけば昼食以外の休憩を取らぬまま朝から夕方まで3日間応募作品と向き合っていました。今回のテーマ「こころに残る写真、思い出の写真」は共感要素が強く、ひとたび感情移入してしまうと選外にするのが惜しくなるほどでした。そこで二次審査以降は小テーマ「四季の風景」「懐かしの風景」「90年間の祭り・イベント」「90年間の思い出」「90歳のポートレート」「家族・ペット」「動物」「乗り物」「自由」に分け、各テーマの上位作品を競わせ順位決定しました。グランプリから佳作まで激戦を勝ち抜いた作品はどれも見応え十分。写真に残した思い出の数々はテーマ問わず、時を経ても色褪せないばかりか、付加価値を生み、第三者の心にまで響くことを再認識させられました。
大塚 美代子
学生時代の写真の入った額を手に笑みを浮かべる高齢男性。作者の雰囲気作りも巧みだったようでその写真と共に撮ってもらえる喜びと照れが表情によく表れています。手頃なサイズの額入り写真は日頃から身近な場所に飾っているのでしょう。写真は時が経つほど思い出の付加価値は高まり、記憶の扉を開くきっかけになり、情報量が多ければ別の気づきを与えてくれることもあります。しばらくこの作品を眺めていたら「あなたにとっての大切な思い出写真は何」と男性に問いかけられているように見え、久々に古いアルバムをめくりたくなりました。
宮城美穂
かわいい!とにかくかわいい!表情、仕草、絵本の世界への没入感といい、すべてが可愛すぎます。この日は髪の毛がベタついてしまうほど暑かったようですが、ちょっとしたことをきっかけに心底楽しめてしまうのはこどもの特権です。瞳を閉じて想像している世界はどんなだったのでしょう。作者のアプローチも大口径単焦点レンズの特徴を活かしたボケ描写と俯瞰によるデフォルメ感、主題の強調とつながり効果的でした。場所を選ばず人物の魅力を引き立たせる手本のような作品。部屋に飾れば癒しを与えてくれそうです。
(敬称略・順不同)
萩原 裕樹(広島県) | 田髙 耕太郎(長野県) | 茂渡 知(愛知県) | 寺澤 智恵(愛知県) | 薄葉 義彦(福島県) |
藤元 麻未(岡山県) | セオ ノリエ(北海道) | 山本 尚子(大阪府) | 堀出 明広(三重県) | 深野 達也(和歌山県) |
山田 和博(埼玉県) | 乘松 賢二(愛媛県) | 大橋 実(滋賀県) | 秋田 和征(広島県) | 小池 啓高(東京都) |
鈴木 和雄(栃木県) | 山口 大貴(大分県) | 大高 久昌(愛媛県) | 安井 健二郎(香川県) | 今井 未菜穂(千葉県) |
仙塲 希美(香川県) | 松木 勇紀(山形県) | 三輪 舞香(岐阜県) | 逓駅 隆英(青森県) | 田名瀬 新太郎(静岡県) |
北澤 大暉(茨城県) | 黒川 律子(埼玉県) | 山本 正(愛知県) | 西村 瑠菜(高知県) | 山本 駿(東京都) |
岩下 信行(千葉県) | 富士本 晃(北海道) | 家森 忠雄(宮崎県) | 赤津 颯将(神奈川県) | 井上 行信(兵庫県) |
佐藤 ちさと(徳島県) | 世羅 名葉(広島県) | 矢野 宏樹(高知県) | 喜納 久男(千葉県) | 山田 庸子(新潟県) |
矢野 仁大(宮城県) | 樋口 逸見(埼玉県) | 末岡 一登(広島県) | 飯田 能之(神奈川県) | 新井 豊(群馬県) |
小久保 隆司(神奈川県) | 小山 智久(和歌山県) | 斉藤 賢一(香川県) | 吉田 浩章(和歌山県) | 髙橋 秀治(兵庫県) |
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