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お花見のスナップを撮るVol.262 2016年03月25日更新

私の地元では来週辺りがお花見かな、という感じですが皆様の地域ではどうでしょうか。私の家では子供たちも大きくなってそれぞれが部活やお友達との約束で忙しくなり、以前ほど休日を家族そろって楽しむことも少なくなってきました。それでもお花見は毎年続けて家族で過ごす行事の一つです。やっぱりお弁当を持って出かけ、桜の花を眺めながら過ごすのは子供たちにとっても楽しい時間のようです。今週はお花見のスナップを撮るときのコツを紹介します。

背景にたくさんのサクラを入れるなら広角で

作例1は遠くから望遠で撮ったスナップです。望遠を使えば遠くからでも子供たちの姿を大きく写すことができますが、背景のサクラをたくさん入れたいなら広角で近くから撮るのがおすすめです。望遠で遠くから撮っても低いアングルから撮れば背景に桜を入れることができますが、たくさんの桜の木が並んでいる様子などは写しきれません。背景のサクラの様子を写しこみたいときはズームレンズでも広角側で近くから撮るようにしましょう。

作例1遠くから望遠で撮

作例1遠くから望遠で撮る

お花見らしいおやつを持って行く

うちでは毎回お弁当を持ってお花見に行きます。その時なにか春らしいメニューのお弁当にしたり、お花見らしいイメージのおやつを持って行くと、より雰囲気が盛り上がります。この時は三色団子を持って行きました(作例2)。普段のおやつよりもお花見のイメージを盛り上げるものを持って行くと子供たちも喜びますし、自然と笑顔にもなってくれます。私が持っていくお花見のおやつはお団子の他に桜餅や柏餅等ですが、他にもスーパーに行くと春っぽいイチゴを使ったお菓子やピンク色の和菓子などもたくさんあります。子供たちが喜びそうなもので色のきれいなものがおすすめです。

作例2お団子で花見の雰囲気を出す

作例2お団子で花見の雰囲気を出す

人物が暗い時は日中シンクロ

公園などでお弁当を食べる場合たいていの人は日陰になる場所にシートを広げるのではないでしょうか。もし日向であっても日に背中を向けて座ることが多いと思います。こういった状況では子供たちの顔に直接光が当たらないため、暗くなることが多く周りの風景に露出を合わせると人物が暗くなってしまうことがあります。もちろん+補正で明るくすれば人物は明るく写りますが、サクラの花は白いので一緒に写す桜の色が飛んでしまうことがあります。このような時は日中シンクロを使うのも一つの方法です。近くから撮っているので内蔵ストロボでも光が届きます。作例3は内蔵ストロボで日中シンクロして撮ってみた写真です。

作例3内蔵ストロボで日中シンクロ

作例3内蔵ストロボで日中シンクロ

隣に座って一緒に話しながら表情を撮る

作例4は一緒にシートに座って、話しながら撮りました。リラックスした状態で豊かな表情をアップで撮ってみましょう。この時もやはり背景に桜が入るような角度で撮ったほうがお花見のスナップらしい写真に仕上がります。小さくでも、ぼけていてもいいので、とにかく背景に桜が入るような角度に座って撮りましょう。

作例4一緒に座って表情のアップを

作例4一緒に座って表情のアップを


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