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入学式で笑顔のスナップを撮るVol.261 2016年03月18日更新

3月は卒業式の季節ですが来月は新しい気持ちで迎える入学式です。我が家でも今週は一人卒業式がありましたが、あいにくの雨と3月とは思えない寒さのため外での写真はほとんど撮れませんでした、残念。入学式こそは晴れてほしい。卒業式はお友達と一緒、とか記念にもらった花や卒業証書を手に持って写真を撮ったりしますが、入学式の写真は卒業式の写真よりも緊張した感じになりがちです。記念写真ももちろん撮りますが、笑顔の写真も撮っておきたいものです。入学式の記念に笑顔のスナップも撮っておきましょう。

教室でのお話は子供の顔が見える位置をキープ

大抵の場合、入学式の式典が終わるとすぐに新しいクラスの教室に移動して担任の先生からお話がある、というのが一般的な進行です。式の間は緊張していた子供たちも教室の席に着くとちょっと落ち着いてきます。また、先生も子供たちの緊張をほぐすためと思いますが、ちょっと楽しいお話をしたりしてコミュニケーションを楽しめるように進行してくれることが多いようです。最初のお話の間、保護者は教室の後ろに立って見ていることがほとんどですが、この時教室の横の窓や前のほうのドアのところなど子供の顔が見える位置にいれば、お話を聞いている間の子供の表情のスナップなども撮ることができます。子供がどの席にいるか確認したら廊下の、子供の顔が見える位置にいるのがおすすめです。

先生の話に笑顔が出た瞬間をねらう

作例1は先生のお話をきいて、笑顔になった瞬間を撮りました。教室の中にいるとカメラを構えにくいですし、シャッターの音が邪魔になるといけないと思ったので、この時は廊下から撮りました。廊下と教室の間の窓から後ろのほうの席に座った子供の顔が見えるところを探しておきました。もし、前のほうの席でしたら、前のドアのところでもいいでしょう。手前の子がかぶらないように手前の子供たちのあいだからでも表情が見えるところがおすすめです。廊下から撮るとたいてい窓からの光が逆光で入りますから、明るい教室ならストロボを使わなくても+補正で明るく撮ることができます。

作例1笑顔の瞬間を望遠で狙う

作例1笑顔の瞬間を望遠で狙う

帰る前に教室で一枚

学用品などの持ち物やプリントの確認が終わるとそのまま解散となります。さようなら、とあいさつした後で教室で写真を撮りたかったので、そのままスナップを少し撮りました。あまり長時間残ることはできませんが、席に座った状態からカメラ目線で記念写真を撮りました(作例2)。もし、ちょっと暗いなと思ったらストロボを使ってもいいと思いますが、ストロボは弱めに使ったほうが教室の雰囲気を壊しません。これくらいの距離なら内蔵ストロボでも十分です。感度を高めに設定しておくとストロボは補助光程度にしか発光しないので絞りを開けた状態で背景をぼかすこともできますし、後ろが真っ暗なんて状態にもなりません。だいたいの目安ですがISO800以上に設定するといいでしょう。

作例2席に座ってポートレートっぽいスナップを

作例2席に座ってポートレートっぽいスナップを

作例3ストロボは弱めに使う

作例3ストロボは弱めに使う


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