OM SYSTEM OMを使って個性的な風景スナップを撮る
カメラのキタムラ写真教室では5月17日(日)に大宰府政庁跡/カメラのキタムラ太宰府店にて、清家道子さんを講師に招いた撮影会を開催します。当日はOM-3やOM-1 Mark IIの貸出も予定していますので、ご興味のある方は文末の撮影会のご案内をぜひご覧ください。
はじめに
風景写真というと絶景に行かないと撮れないというイメージを持っている方も多いかもしれせんが、 軽量なOM SYSTEM のカメラを持っていけば公園や広場、 近所のお散歩をする時にも自分らしい風景スナップ写真が撮れます。
OM SYSTEM は手ぶれ補正もしっかりとしているので手持ち撮影で十分です。バッグにOM SYSTEM を入れて気軽に出かけてみましょう。
アートフィルターを使ってお散歩写真に個性を出す

■撮影環境:F3.5 1/125秒 ISO200 アートフィルター「ブリーチバイバス」
OM SYSTEM OMにはアートフィルターがあり、 これを使うとさまざまな表現ができます。
特に風景スナップにおいては自分らしさや個性を出すことができ、 自分のイメージを作りやすくなります。 何気無い被写体でもグッと存在感を出すことができるので写真がさらに楽しくなりますね。

■撮影環境:F2.8 1/125秒 ISO64 アートフィルター「パートカラー オレンジ指定」
紅葉が終わった公園。 たった一枚残っていた赤い紅葉に存在感を与えるためパートカラーを使いました。 パートカラーはよく使う機能ですが、 ちょっとアーティスティックな仕上がりになりとても気に入っています。

■撮影環境:F5.6 1/1600秒 ISO400 アートフィルター「パートカラー緑指定」
こちらも「パートカラー」の緑色だけを残したものです。 実はこの紫陽花まだ開く前だったのですが、雨の影響か全体的に茶色味を帯び痛んでいる様子でした。 そこでパートカラーを使い緑色の綺麗な色だけを残すことができました。 見せたい色だけを見せることができるのもパートカラーの優れたところだと思います。

■撮影環境:F16 1/160秒 ISO500 アートフィルター「パートカラー青指定」
造形的な風景を撮るときはモノクロでも良いのですが、 ここでは空の青だけを残してみました。 荒廃した風景の向こうにほんのりと青空があり、 シックな仕上がりの中にも優しさを残すことが出来ています。
ハイレゾ撮影で道端の草に存在感を与える

■撮影環境:F7.1 1/40秒 ISO64 ハイレゾ撮影
お散歩途中で見つけた綺麗は葉っぱです。 葉っぱを撮るだけでも作品になることもあるのです。 誰も気に留めないような緑の葉っぱも「きれいだな」と思ったらしっかりと撮ってみましょう。ここでは葉っぱの葉脈や隅々までしっかりと描写したかったのでハイレゾ撮影しました。画素数が上がることでさらにリアルに葉っぱの姿を残すことが出来ました。
接写で視点を強調する
OM SYSTEMで優れているもう一つのポイントは、接写ができることも挙げられます。
被写体に近づいてもピントがあう楽しさは、ぜひ体験していただきたい機能の一つですね。身近な場所でも大胆な表現で自分らしい写真に仕上げてみましょう。

■撮影環境:F4 1/40秒 ISO800
森の中の苔に小さな水滴が付いていました。思い切り接写して水滴だけをフォーカスし、 後の背景はぼかして視点を集中させています。
M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROの最短撮影距離は23cmと短く、 被写体にギリギリまで寄って撮影ができるので撮影者の視点を思い切り表現できますね。

■撮影環境:F2.8 1/500秒 ISO400
こちらもお散歩の途中で撮影した一枚です。 雨に濡れたフキの葉っぱが綺麗だったので、接写して手持ち撮影しました。雨粒だけを目立たせるため絞り開放F2.8で背景は思い切りぼかしています。 縦構図にして背後にある紫陽花の存在感がわかるように配置を考えました。

■撮影環境:F2.8 1/2500秒 ISO400
可愛い虫が紫陽花の上からじっとこちらを見ていたので少しずつ寄っていき接写しました。 ここまで接写できるので昆虫を撮る時も便利です。 絞り開放で虫の目だけをフォーカスし背景はぼかしています。
歩きながら足元の宝物を探す

■撮影環境:1/30秒 F4 ISO1000
雨の後は被写体がたくさん足元にあります。 普段は気づかずに通り過ぎていますが、 カメラを持って注意深く歩いているときれいなものをたくさん見つけることが出来ます。しっかりとピントを合わせて撮ってみましょう。 OM SYSTEMのカメラ内手ぶれ補正はとても優れているので、手持ち撮影でいろいろなものが撮れて楽しいです。
マクロレンズを活用する

■撮影環境:F2.8 1/200秒 ISO320
公園巡りや山歩きをするときは 60mmマクロレンズを必ず持っていきます。 軽量でコンパクトなのでポケットに入れて持ち運びしやすく、 また望遠の単焦点レンズとしても使えるのでとても便利だからです。 小さな可愛いものを見つけたらマクロレンズを使って撮ってみましょう。撮る時のポイントは背景の色を考えながら撮るということです。 半歩移動するだけで背景の色は全く変わってきます。 撮る被写体が出来るだけ際立つような配色を考えて撮ることが大事です。
望遠ズームレンズで切り取る

■撮影環境:F2.8 1/400秒 ISO320
望遠ズームレンズも一本あると、とても便利です。 周りに人工物が多い公園などでは望遠ズームレンズ一本で撮影することも多いです。藤の花が美しい公園では多くの観光客が訪れ、 広角レンズでは撮れない状況でした。 そこで望遠ズームレンズに変え、 切り取って撮影しました。 花は見頃を過ぎて花びらが落ち始めていましたが、雑草の新緑と藤の落ち葉の色合いがとても美しかったので切り取りました。

■撮影環境:F6.3 1/1000秒 ISO200
花壇の花を豪華に見せたいときも望遠レンズが便利です。 圧縮効果で花を密集したイメージで撮ることができるからです。 そしてもう一つの方法は前ぼけを使ってさらに密集したイメージを作ってみることです。 これは手前のひまわりをレンズのすぐ前に配置して、遠くのひまわりにピントを合わせています。 実際にはひまわりは見頃をすぎ綺麗なひまわりは数本しかなかったのですが、このような撮影法で咲き乱れるひまわりを演出しました。
OM SYSTEM OM-3の機能を活用して表現の幅を広げよう!撮影会のご案内
最新のデジタル技術を駆使したコンピュテーショナル フォトグラフィや小型軽量ながら接写もできる優れたレンズなどを活かした作品作りを花や植物の撮影で体感していただきます。また、撮影会後は皆さんの作品を各自ご提出いただき講評会を開催する充実した内容です。ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。
撮影会概要
■開催日時:2026年5月17日(日)10:00-15:30(小雨決行、荒天中止)
■場所:大宰府政庁跡/カメラのキタムラ太宰府店
■参加費用:4,000円(税込)
■申込期間:2026年4月9日(木)~5月14日(木)
■参加人数:8名 最少催行3名
■撮影機材:OM SYSTEM カメラ、レンズ(標準ズームレンズを基本とします。余裕があれば広角&望遠ズームレンズ、単焦点レンズもお持ちいただいても構いません)、お持ちでない場合も、OM SYSTEM機材の貸出しがあります。
■機材協力:OM SYSTEM
▼詳しくはこちらから
https://www.npopcc.jp/classroom/detail/?id=8793&category_id=26
■写真家:清家道子
福岡生まれ。 カラーコーディネーターを経て風景写真家となり、九州を中心に撮影活動している。主なフィールドは九州の渓谷、 森、 久住周辺の山など。企業カレンダーを手がける他 新聞、 写真雑誌への寄稿、カメラメーカーでの講演、 撮影会な どを行っている。
2020年よりYouTube 清家道子チャンネルで風景写真、 風景動画などを配信中。
















