動画最強!一番の稼ぎ頭レンズ|ニコン NIKKOR Z 24mm f/1.8 S レビュー

岩本あきら
動画最強!一番の稼ぎ頭レンズ|ニコン NIKKOR Z 24mm f/1.8 S レビュー

はじめに

今回は、私が最も長期で使い続け、一番使用頻度の高いレンズをご紹介したいと思います。それはタイトルにもありますようにニコンの広角単焦点レンズ「NIKKOR Z 24mm f/1.8 S」です。言ってしまえば、一番の稼ぎ頭のレンズと言っても過言ではありません。

ニコン Zシリーズで初めて買った単焦点レンズ

ちょっと古いお話にはなりますが、私が初めてニコンのカメラを買ったのがNikon Z50となります。当時の発売日(2019/11/22)にダブルズームレンズキットを購入したのがキッカケで、その開封動画がニコンの人の目にとまり、私の動向を見ていたとの事でした。Z50の購入からニコンのカメラにのめり込み、その3ヶ月後にはNikon Z6のレンズキットを妻がプレゼントしてくれました。

ちょっと惚気話になってしまいましたが、当時の私はとにかく背景をぼかしたくてどの焦点距離のレンズが自分に合うのか探し求め、ニコンプラザ大阪に行き画角のチェックを行い、NIKKOR Z 24mm f/1.8 Sがベストだと判断しました。ただ、Z50で使うならもっと広角が欲しかったのですが、当時はまだ20mmも発売されていなかった為、一番の広角単焦点が24mmだったというのも理由のひとつでした。

結果的に最強レンズだった!

Z50の購入から約一年、ニコンの人から突然連絡を受け、Z50、Z6、Z6IIの動画を見て評価をいただき、新製品の貸し出しのお話をいただきました。ここからが私の大きな転期だったのですが、レンズの話に戻ります(笑)。NIKKOR Z 24mm f/1.8 Sを購入し、何も不満はなかったのですが、ただ他のレンズはどうなんだろうと気になっていました。

そこでニコンからレンズをお借りし、F1.8単焦点シリーズの20mm、24mm、35mmを比較・検証していきましたが、結論としては動画撮影で最強のレンズはNIKKOR Z 24mm f/1.8 Sだと分かりました。

では何が最強なのか?と言いますと、フォーカスブリージングの少なさにあります。フォーカスブリージングとは、フォーカス(ピント)移動の際に起きる画角の変化で、試した中で最も画角の変化が少なかったのがNIKKOR Z 24mm f/1.8 Sでした。本当は20mmに乗り換えるつもりで試してみたのですが、圧倒的にフォーカスブリージングが少ない(ほぼ無い)のは24mmだったのです。

街中の人物撮影で必須

まずは、こちらの画像をご覧ください。被写体との距離感を表した画像になりますが、全身が画角に入る位置を確認した内容になります。なぜ24mmが良いのかと言いますと、この被写体との距離になります。

特に街中では、モデルさんとの距離が離れすぎると撮影&声掛けもしづらいですし、背景の情報的にも、モデルさんのお顔やスタイル的にも歪みの違和感が出ない程度に抑えられる(周辺にいくと歪む可能性はありますが)のでとても扱いやすいです。

もちろん24mmだけでは単調になってしまうので、他の画角との組み合わせもあると良いですが、動画のベースとなる画角が24mmになっています。

NIKKOR Z 24mm f/1.8 Sのみの動画
NIKKOR Z 24mm f/1.8 Sと他の単焦点との組み合わせ動画

普段のYouTube動画でも

普段のYouTube動画を撮影する際、自宅スタジオのメインレンズももちろんNIKKOR Z 24mm f/1.8 Sです。こちらも試行錯誤しながら他の焦点距離でも試しましたが、結局NIKKOR Z 24mm f/1.8 Sで落ち着きました。気に入っている点は、手を伸ばせばカメラの録画開始/停止が押せることと、ショットガンマイクの距離も届きやすい点、商品を紹介するシーンでのフォーカスブリージングの少なさもあります。

また、個人的な話ではありますが、顔の映りが一番良く感じる、顔がスリムに見える?ところも重要なポイントになっています。

動画だけでなく写真も

ここまで動画のお話を中心にしてきましたが、もちろん写真の写りも気に入っています!星景写真でも使いやすいですし、テーブルフォトにも使いやすく、スナップはもちろん、動画同様に人物、モデルさんとの距離も近いので、親しみやすい写真が撮れるのも特徴のひとつかと思います。

■撮影機材:Nikon ZR + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
■撮影設定:F1.8 13秒 ISO6400
■撮影機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
■撮影設定:F1.8 1/200秒 ISO64
■撮影機材:Nikon Z6 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
■撮影設定:F1.8 1/60秒 ISO250
■撮影機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
■撮影設定:F1.8 1/60秒 ISO80
■撮影機材:Nikon Z9 + NIKKOR Z 24mm f/1.8 S
■撮影設定:F1.8 1/500秒 ISO90

まとめ

ここまで動画最強のレンズは「NIKKOR Z 24mm f/1.8 S だ!」と話してきましたが、Nikon ZRから「ブリージング補正」という機能が搭載されました。今回の話の中で、NIKKOR Z 24mm f/1.8 Sはフォーカスブリージング出ないよと言ってきましたが、他の対応レンズも「ブリージング補正」を入れる事でほぼ出なくなります。ただブリージング補正を入れると画角が多少狭くなるので、補正なしでもブリージングが出ないレンズが優位である事は変わりありません。これから単焦点レンズを検討される方は、そのレンズ特性、カメラに搭載されている機能も含めてチェックしてみてください。

 

 

■ビデオグラファー:岩本あきら
愛知県名古屋市出身。奈良県在住。2022年3月ビデオグラファーとして初のNikon公式 Nikon Creatorsに登場。大手企業プロモーションをはじめ、ライブ、学校行事の動画撮影などを行う。また、カメラ系インフルエンサーとして機材のレビュー、検証、ハウツー動画を発信。ジンバル撮影を得意とし、精度の高い都市景観撮影にも定評がある。

 

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