キュートなアナログカメラ!富士フイルム「instax mini 13」

水咲奈々
キュートなアナログカメラ!富士フイルム「instax mini 13」

はじめに

ぷっくりとしたキュートなデザインが特徴的な「instax mini 13」は、2026年4月24日に富士フイルムから発売された、instaxチェキシリーズのアナログカメラです。今回は、このカメラの楽しみ方をレビューいたします。

ぷっくりボディがかわいい!持つ楽しさをくれるカメラ

レビュー用にキャンディーピンクのカラーセットをお借りしました。

本製品の一番の特徴は、とにかく可愛らしいその見た目にあると言ってもいいでしょう。今までのストレートボディからは想像もできない、丸みのある立体的なデザインを採用。カラーラインナップはキャンディーピンク、ドリーミーパープル、フロストブルー、ラグーングリーン、クレイホワイトの5種類。他のファッションアイテムとも相性の良い、くすみカラーで統一されています。

本体カラーと同色のカメラケース、instax miniフィルム用のアルバムも同時発売されていますので、合わせて持つと可愛らしさが倍増しました。

レンズは2群2枚構成、ファインダーは0.37倍の実像式ファインダーを搭載、撮影範囲は30cmから無限遠で、30cmから50cmはクローズアップモードを使用して撮影します。シャッターはプログラム式電子シャッターを採用、露光調節は自動調節Lv5.0~14.5(ISO800)となっています。フラッシュも自動調光で、フラッシュ撮影距離は0.3から2.2m、電源は単3形アルカリ電池を2本使用して、チェキプリントが約10パック撮影可能です。

デザインだけじゃない!撮るための工夫がしっかりされている!

シャッターボタンはカメラの前面に、こちらもぷっくりとした目立つデザインで搭載されています。自撮りのとき、シャッターボタンが小さすぎたり主張しないデザインですと、見た目はスマートかもですが撮影はし難いので、ポップなデザインに合わせたこのシャッターボタンは、押しやすさもプラスされていて好印象でした。

シャッターボタンを丸く彩るのは、セルフタイマーランプです。そのランプを丸く囲っているのが、セルフタイマーレバーで、このレバーを軽く回すと2秒の、じっくり押し込むと10秒のタイマーを作動させられます。

シャッターボタンを押し込むときの手ブレを抑えたいときは2秒タイマー、大勢の友達を画角内に入れたいときや、どこかにカメラを置いて全身を撮影したいときは、10秒タイマーが活躍しました。

アナログカメラだけどデジタル的な楽しみ方もできる

チェキというと、どうしても自撮りや友達とのパーティーショットを想像しがちですが、ファインダーを覗いての撮影も可能な本機は、街なかで被写体を探して撮るのも楽しい仕様となっています。

写りすぎてしまうキリッとしたデジタル写真ではなく、ちょっとノスタルジックな写真が流行って、一昔前のコンデジが中古市場で高騰したのも最近の話ですね。

本機は専用アプリの「instax UP!」を使って、プリントしたチェキをスマホでスキャンしたり、SNSにアップできます。本アプリはスキャン機能にAIを採用しており、チェキプリントを置く背景の色や、プリントの配置の向きに関わらず、簡単に綺麗なデータにすることが可能です。

アナログカメラでありながら、デジタル的な楽しみ方もできるのが、本機の魅力のひとつでしょう。

便利なクローズアップモード

こちらは電源オンの状態。さらに回すとクローズアップモードになります。

前機種の「mini 12」でも搭載されていた「クローズアップモード」は、本機にも搭載されています。ボディ前面のレンズリングをONまで回すと電源が入り、さらに回し進めるとクローズアップモードになります。

このクローズアップモードは30cmから50cmの接写向きのモードなのですが、接写時にファインダーから見える視野を、実際のプリント範囲に合わせる「パララックス補正」を搭載しています。プリント時に、ファインダーで見えている画角よりも中心が右にズレやすい現象を抑制してくれるので、プリントミスを減らせるとても便利な機能です。

オート露光機能で誰でも簡単、綺麗な写真に!

本機のコンセプト的に、初めてカメラを持つ方も多いでしょう。本機の自動調光機能は、逆光や暗いところでの撮影のシャッタースピードなどの知識がなくても、明るく綺麗に撮影してくれます。

被写体や周りの明るさに合わせて、シャッタースピードや、フラッシュの光量を自動でカメラが設定してくれるので、デジタルカメラで初めて写真を撮る方や、小さなお子様でも写真を楽しむことができるでしょう。

気が利いている!カメラ角度調整アクセサリー

気が利いている同梱アクセサリーが、ハンドストラップに付いている「instax」のロゴパーツです。ただのアクセサリーではなく、このパーツをカメラ下に挟むことによって、カメラの角度を上向きに調整できます。もう消しゴムやハンカチを、カメラの下に差し込まなくていいのです。

セットで揃えたくなるカメラケース

同時発売されたカメラケースが、またかわいいのです!カラーラインナップはカメラ本体と同じ5種類で、カメラのカラーに合わせたコーディネートが可能です。カメラはマットな質感で、ケースはちょっと艶のある質感なので風合いが違うのですが、ケースに収めるとしっくり来るマッチングで、よく考えてデザインされているなと感動しました。

同時発売のフィルムとアルバムもキュート!

フィルムは54×86mmサイズの、instax miniフィルムを使用してプリントアウトします。このカードサイズのフィルムは色々なカラーが発売されており、今回、「PASTEL GALAXY(パステルギャラクシー)」が同時発売されました。

パステルカラーの水彩画のような絵柄のフレームで、10枚ちょっとずつ絵柄の出方が違うデザインは、プリントした写真を見返す楽しみが更に増す可愛らしさです。筆者は内覧のイベントにお伺いしたとき、ひと目で心惹かれてしまいました。

また同時発売のアルバムは、instax miniフィルムのチェキプリントを108枚収納できる手帳型のデザイン。サイズは130×30×192mmで、バッグに収まりやすいサイズです。カラーラインナップはカメラ本体と同じですが、カメラケースと同様に、ほんの少しメタリック感のある風合いです。

カメラのカラーに合わせてケースとアルバムを揃えて持ち歩けば、写真を撮る楽しみがぐっと増える!と思える、持って・撮って・見て楽しいカメラに仕上がっていると思いました。自分へはもちろん、お友だちへのプレゼントにもお勧めの機種です。

 

 

■モデル:鈴木天音(株式会社プラチナムプロダクション)

■写真家:水咲奈々
東京都出身。大学卒業後、舞台俳優として活動するがモデルとしてカメラの前に立つうちに撮る側に興味が湧き、作品を持ち込んだカメラ雑誌の出版社に入社し編集と写真を学ぶ。現在はフリーの写真家として雑誌やWEB、イベントや写真教室など多方面で活動中。興味を持った被写体に積極的にアプローチするので撮影ジャンルは赤ちゃんから戦闘機までと幅広い。日本写真家協会(JPS)会員。

 

 

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