カメラのキタムラスタジオマリオカメラのキタムラ

デジカメプリント・フォトブック・カメラのことはおまかせ!

閉じる

ママカメラマン山ちゃんの写真教室 コラム・ギャラリー

手持ち花火を撮ろうVol.126 2013年07月26日更新

今回は手持ち花火を撮ってみましょう。前に手持ち花火の撮り方を取り上げたときは子供が手持ち花火をやっているところのスナップでした。今回は花火そのものを被写体にして撮ってみようと思います。何種類かの花火を用意して撮ってみたので参考にしてみてください。

手持ちで撮るならシャッター速度は1/30秒が限界

またまた手持ちでの撮影です。「要するに三脚使うのが面倒くさいだけじゃないの?」という突っ込みを覚悟の上での手持ち撮影です。もちろん三脚を使ったほうが手ブレの心配もなく安全なので余裕のある方はぜひ三脚を使ってください。ただ、手ぶれ補正機能のある機材を使えば1/30秒くらいまでは(気合を入れて撮れば)なんとかなります。

作例(1)WB太陽光

作例(1)WB太陽光

WBはタングステンがお勧め

WBですが私は普段太陽光にセットして使うことが多いのですが、打ち上げ花火のときと同様、WBはタングステンがお勧めです。作例1は太陽光にセットして撮った写真ですが、だいぶ赤みが強い色になっています。作例2はタングステンにセットして撮りました。こちらのほうが見た目の色の印象に近いと思います。ただ、最近のカメラは非常におりこうさんですから、あまりWBなどをいじったことがないから慣れてない、という人ならWBをオートにしておいても大丈夫だと思います。

作例(2)WBタングステン

作例(2)WBタングステン

360度に広がる花火のほうがフレーミングしやすい

作例1と作例2は縦方向に噴出すタイプの花火でした。これもフレーミングの工夫次第で面白い写真が撮れそうですが、360度に広がるようなタイプの花火のほうが撮りやすいと思います。こちらのほうが中央に花火を入れれば画面中央を中心に花火が広がってくれるので、フレーミングが楽でした。また、作例3では後ボケにするために、同じ花火をもうひとつ、画面右上に入れて撮りました。画面内に花火がひとつだけでは間が持たない、と言うときに使える方法です。

作例(3)後ぼけにほかの花火を入れる

作例(3)後ぼけにほかの花火を入れる

やっぱり絵になる線香花火

手持ちの花火と言えば線香花火。個人的にはこれが一番絵になる花火だと思います。地味で小さな花火なのに一番風情があると思います。作例4はISO400、F4.5 、シャッター速度1/25秒で撮りました。線香花火は短命なのでパチパチと爆ぜてきたら続けてシャッターを切りましょう。この作例も何枚も撮った中のひとつです。もっと景気よく火花を散らせている写真も撮れましたが、私は個人的にこのカットが好きです。線香花火自体が玉を落とさないようにするのが難しいので、風のない場所でカメラの準備ができてから着火するようにしましょう。

作例(4)線香花火はやっぱり絵になる

作例(4)線香花火はやっぱり絵になる


LINEで送る
 
全社高価買取キャンペーン
全社高価買取キャンペーン