初心者におすすめのカメラ『ニコン Z50II』|写真家 小春ハルカ

小春ハルカ
初心者におすすめのカメラ『ニコン Z50II』|写真家 小春ハルカ

はじめに

この記事を見つけてくださった方はきっと、初めてのカメラ選び、どれにしようか悩んでいる方が多いかと思います。

さまざまなメーカーから多くの魅力的なカメラが溢れているので、調べれば調べるほど迷ってしまう…なんてこともあると思います。

私も10年前に初めてカメラを買おうと決心した時、何にしようか本当に悩みました。

当時は一眼レフが多く並んでいたので、「好きな写真家さんと同じカメラを使えば、同じ雰囲気の写真が撮れるのかな?」と思い、当時その方が使っていたNikon D5300を購入し、5年間ほど愛用していました。

そして今は、どのメーカーでもミラーレスカメラが主流の時代。これからカメラを始めるなら、軽さや機能性、レンズの将来性を考えても、ミラーレスカメラがおすすめです。

その中でも、はじめての一台としておすすめしたいのがNikon Z50II。 軽くて扱いやすく、オートでもきれいに撮れる。それでいて、自分らしい表現もきちんと楽しめる一台です。

この記事では、Z50IIがおすすめのポイントや、最初に使いたいレンズについて、作例とともにご紹介します!
ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。

Z50IIが初心者におすすめな理由

軽量・コンパクトで持ち出しやすい

Z50IIは約550gと軽量でコンパクトなカメラ。
初めてのカメラで大切なのは「気軽に持ち出せること」だと、私は思っています。

お散歩や旅行にも無理なく持っていけるサイズ感で、グリップもあるため手にしっかり馴染みます。丸一日撮影しても重さの負担を感じにくく、撮ることに集中できるんです。

気軽に持ち出せることのできるカメラ、というのは当たり前のように感じますが、写真を撮る上でとても大切な要素です。

ピクチャーコントロールで「色表現」を楽しめる

ピクチャーコントロールとは、写真の色味やトーンを気軽に変えることができる、“フィルター”のような機能です。「ニュートラル」や「ビビッド」など、Nikonのミラーレスカメラのほとんどにあらかじめ搭載されていて、撮影時から写真の印象を変えることができます。

ニュートラル

ビビッド

フレキシブルカラーピクチャーコントロールの対応

そして、Z50IIの大きな魅力のひとつが、「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」に対応していること。専用ソフト「NX Studio」で色味やトーンを自分好みに細かく調整し、その設定をカメラに登録すれば、自分だけの色をそのまま撮影に反映できます。このようにして作った色設定を「イメージングレシピ」と呼びます。

しかし、最初から自分で色を調整するのは難しい、、と感じる方も多いと思います。そんな時は、公式クリエイターが制作したレシピをダウンロードするのもおすすめです。

Nikon Imaging Cloudでは、国内外のクリエイターが制作した個性溢れるレシピを、無料でダウンロードすることができます。そして、好みのレシピを見つけてカメラに登録すれば、撮影しているその瞬間から、自分の好きな雰囲気で写真を楽しむことができます。

Vitality Film by Peng Mango

Rose Old Film by Fujikawa hinano

Sunset Glow by Amanatsu Mikan

イメージングレシピ「Hidamari color」

実はZ50IIの発売のタイミングで、私自身もオリジナルレシピ「Hidamari Color」を制作しました。
このレシピで大切にしたのは、「優しい色彩」にすること。

■使用機材:Nikon Z50II + NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
■撮影環境:16mm f5.6 1/400秒 ISO100

全体の色が柔らかく調和するように、色相や彩度を細かく調整し、全体がふんわりと包まれるようなトーンに仕上げています。

撮るだけで、自分の好きな世界観を写真に重ねられることは、Z50IIの楽しさのひとつです。
ちなみに、ここからご紹介する作例はすべて「Hidamari Color」を適用して撮影したものです。

■使用機材:Nikon Z50II + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
■撮影環境:250mm f6.3 1/200秒 ISO100

後からの編集が難しそう・・と思う方にとっても、撮ってそのままで好きな雰囲気の写真にすることができるので、きっと、カメラで写真を撮るということを身近に感じることができるはずです。

オートモードで、撮ることに集中できる

以前のカメラでは、オートモードにするとピクチャーコントロールが自由に選べなかったのですが、Z50IIは、オートモードに設定していてもピクチャーコントロールはもちろんのこと、「イメージングレシピ」が使えるようになりました。

■使用機材:Nikon Z50II + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
■撮影環境:50mm f4.5 1/160秒 ISO100

さらにニコン独自のAI技術の向上により、オートフォーカスの精度も進化しています。
明るさやピント合わせなど、難しい設定はカメラ任せにして、撮ることに集中させてくれるカメラです。

おすすめのレンズ

NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR

カメラ選びも大切ですが、レンズは写真の印象を大きく左右する存在です。
その中でも、どんなシーンでも幅広く撮りたいという方におすすめしたいのが、望遠ズームレンズのNIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR。

このレンズはキットレンズとしても展開されていて、中望遠から超望遠まで、これ1本で幅広いシーンをカバーできます。

■使用機材:Nikon Z50II + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
■撮影環境:50mm f4.5 1/800秒 ISO100
■使用機材:Nikon Z50II + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
■撮影環境:78mm f5 1/200秒 ISO100
■使用機材:Nikon Z50II + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
■撮影環境:50mm f4.5 1/80秒 ISO800

スマホでは体験できない望遠の圧縮効果や背景のボケ感。
「とりあえずこの1本があれば安心」そんな万能レンズです。

NIKKOR Z MC 50mm f/2.8

カメラに少し慣れてきたら、ぜひ試してほしいのが単焦点レンズ。

ズームはできませんが、その分ボケを活かした表現が得意です。
そして、花が好きな方に特におすすめなのがマイクロレンズ。

■使用機材:Nikon Z50II + NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
■撮影環境:f4 1/500秒 ISO100
■使用機材:Nikon Z50II + NIKKOR Z MC 50mm f/2.8
■撮影環境:f5.6 1/500秒 ISO200

被写体にぐっと近づいて撮れるため、 花びらの質感や水滴のきらめきなど、肉眼では見過ごしてしまう世界を大きく写せます。

私は花を撮ることが多いので、マイクロレンズは欠かせない存在です。

ズームの便利さか、ボケの美しさか。
撮りたい世界観によって選ぶ楽しさも、カメラの醍醐味です。

まとめ

Nikon Z50IIは、軽くて持ち出しやすく、日常の中に自然と連れ出したくなるカメラです。
オートモードで、安心してカメラ任せにすることができるので、難しい設定に悩まず、「撮ること」そのものに気持ちを向けることができます。

イメージングレシピを活用すれば、撮っているその瞬間から、自分の好きな世界観を写真にのせられることができるので、写真を撮る上できっと大きなモチベーションにつながるはずです。

■使用機材:Nikon Z50II + NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
■撮影環境: f6.3 1/1000秒 ISO100

「カメラで写真を楽しみたい」 そんな最初の一歩に、Z50IIはとても頼れる存在です。

 

 

■フォトグラファー:小春ハルカ
1995年生まれ、群馬県在住。2015年に初めての一眼レフカメラを購入し、写真を撮る楽しさに目覚める。2023年にフリーランスとして活動を開始。淡く華やかな世界をコンセプトに、自然風景や季節の花、何気ない日常のシーンなど「心が動く瞬間」を撮影。企業タイアップや観光PR撮影、写真系メディアの記事執筆、写真講師など幅広く活動している。

 

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