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お花見のスナップVol.005 2011年04月01日更新

満開の桜が咲く公園でお花見。
春のお出かけにはカメラを持って、楽しい一日の思い出をぜひアルバムの一ページに。

広角で背景に桜を入れる(広角)

真後ろに桜があるなら望遠でok(一眼レフと200ミリ)

真後ろに桜がないとき望遠で撮ると桜が入らない(望遠)

桜を背景に入れて撮る

お出かけのスナップを撮る時は背景にその場所がわかるようなものを入れて撮りたいですよね。お花見のスナップなので背景にはぜひ桜を入れたいところ。今回はお花見のスナップでの広角と望遠の使い分けを紹介します。
桜を背景に入れるには望遠でピンポイントの桜部分だけで背景を桜いっぱいにする方法と、広角で広い範囲の桜をたくさん背景に入れる方法があります。

広角で広い範囲の桜を背景に取り込む

桜の下でお弁当、これはぜひ撮っておかなければ。この写真では子供の真後ろには桜がないけれどちょっと上のほうや斜め後ろには桜があります。こんなときは望遠より広角にしたほうが広い範囲が背景に取り込めるので、桜を背景に入れることができます。

【手順】

  1. 広角にした状態で子供がちょうどいい大きさになるところまで近づく

  2. 桜が入るように上に空間を作って桜が入っていることを確認して撮る。
    この方法は何本も満開の桜の木があるときにお勧めです。
    また、子供たちの目線の高さから撮るために立ったままではなくしゃがんで低い位置から撮りましょう。

望遠なら少しの桜でも桜いっぱいの背景ができる

望遠は狭い範囲しか写りませんが逆に桜が少ししかなくてもきれいなポイントを切り取るように背景にすれば背景を桜でいっぱいにすることができます。「ああ、桜の木が一本だけしかない」なんて時でも大丈夫です。このとき気をつけるポイントは子供の真後ろに桜が入るような角度に自分が移動して撮るということです。

【手順】

  1. 背景にしたい桜をさがす

  2. その前に子供を立たせる

  3. 子供と桜が重なる角度を探してポジションを決める

  4. 遠くから望遠で撮る(子供が大きすぎたらズームではなく自分が後ろに下がって調整)
    これもやっぱり立って構えたりしゃがんでみたりしてカメラの高さを変えると背景がぐっと違ってくるのがわかるはずです。

広角と望遠の使い分けのコツ

一言で言えば背景はズームで調整し、子供たちの大きさは自分が動いて調整することです。広角では何でも小さく写りますが、カメラを構えたとき「ちょっと子供たちが小さすぎる」と思ったらズームに頼らず自分が近づけばいいのです。
逆に望遠は遠くのものが大きくうつりますからちょっと離れたところからちょうどいい大きさになるように撮りましょう。ちょっと面倒だけど「自分の足で動く」ことが大事なポイントなのです。


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