高田メタルの果てしなき写真の旅 vol.1
はじめまして
今回、この記事を担当させて頂く事になりました。高田メタルと申します。第一回と題しておりますが、ただの単発オファーです‥
つまり、それは願い。150回くらい続けたい気持ちでやっていきたいと思っております。
普段はバンド活動の傍ら、写真にのめり込んでいるわけなのですが、実は中学校写真部のエースとして活躍(月刊カメラマンに2回入選したので勝手に自称)
バンド活動をはじめたのは高校に入ってからなので、「なんか最近カメラにハマってるな」というのは、実は誤解で、「写真部の子がなんかバンド始めたらしいよ」が正解。
90年代・写真部時代
写真部時代は1990年代ですから、ゴリゴリのフィルム時代であります。
なぜか父親が買った、初のフルオートシステムAF一眼カメラ、ミノルタα7000を使っていました。
一応、暗室作業なんかもやっていましたが、ほぼ友達と遊んでいただけの感覚なので、本格的なものではありませんでした。
そして、なんとなくカメラは持っていた程度の25年程の月日を経て、革命がおこります。
ときめき宣伝部にハマったのです。
進化に驚いたミラーレス時代
奇しくもミノルタの系譜を継ぐSONYのα7シリーズが、ミラーレス機として台頭。Canon、Nikonの牙城を崩さんとする時代。
周りのカメラ好きなヲタク達に触発され、α7RⅡを購入するのです。
なかなか上手く撮れなかったフィルム時代や、その後、少し使っていたデジカメと比べ、あまりの高性能と使い易さに感動を覚えました。
そこからどんどんのめり込み、活動もアイドルだけでなく、撮影会などにも参加。
独学ではわからない事もあり、プロカメラマンのセミナーなどにも参加したりしたのも、この頃です。

■撮影環境:1/125秒 f/6.3 ISO125
初期はRAWの使い方が分からず、jpegしかないデータが沢山あったりします。
終わらない機材探索
写真の腕を磨きたい気持ち以上に、同時に存在するのが、機材が好きな気持ち。
これは皆さんの中にも存在すると思います。
FUJIFILMの色が良いらしい。しかもライカっぽいという理由で、X-Pro2を買ってみたのが運の尽き。
メーカーごとの色の違いや、性能や、質感の違いに興味が止まらなくなってくるのです。

■撮影環境:1/30秒 f/1.4 ISO6400
オールドレンズや、フィルムカメラ。中判など、ひとしきり試した後くらいに、「レンズだけ」と言いながらズミルックスを買ってみたら、本体も欲しくなる。
沼って言うか、これカムチャッカ海溝なのかなと思っている昨今ですが、こうして色々考えたり、試している時間がとても楽しい様な気もするわけです。

■撮影環境:1/160秒 f/1.8 ISO160

■撮影環境:1/160秒 f/2 ISO160
答えを求めない楽しさ
答えなんて求めているわけでは無いのです。
その答えとやらにすぐ飽きてしまうんだろうな、と言うのだけは、肌感でわかってしまったからです。
一つの機材だけを使い続ける事に憧れながらも、またカメラ屋に通い続けている、そんな毎日。
またお会いできれば、それは嬉しい事です。皆さんも良い、カメラライフを。
■執筆者:高田メタル
ELLEGARDEN/MAYKIDZなどバンド活動の傍ら、ももいろクローバーZ/B.O.L.T/FES☆TIVE/キミノマワリ。などアイドルの楽曲にもレコーディング参加。カメラマンとしても様々なグループのアー写や写真集などを担当するなどしている。
















